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[レビュー]乙女が彩る恋のエッセンスの感想
2016-09-16 Fri 00:00
<作品名>    乙女が彩る恋のエッセンス
<製作会社名>  ensemble

乙女が彩る恋のエッセンス

シナリオ構成
S
共通ルートは一般的な量、各キャラの個別ルートも2h程度。
各ヒロインクリア後には短いアフターストーリーが追加される。

【推奨攻略順 : 芹香→皐月→乃亜→あかり→咲夜(→菱川 琴枝) 】
攻略順に指定はないので好きなキャラからでいいが、しいて言えばこの順番。
菱川琴枝に関しては咲夜、乃亜のクリア後に出現。

CG
S
今までよりもより繊細な印象を受けるCG。
枚数に関しては平均程度、質に関しては一部イベントCGでバランスの崩れたものが見受けられるが、同時にハッとするようなCGも多くなっており、立ち絵等を含めて総じて高いと言えるだろう。
過去作品のキャラクター等と比べることも多く、より進歩をうかがえる。

音楽
S
BGM19曲Vo曲2曲(OP/ED)という構成。
DucaさんのVoはさすがというほど安定しており、繰り返し聞くことで耳になじむ良曲。
BGMに関しては全体的に安定した”ensemble”らしいものをそろえてはいたものの、今回はどうしても埋もれてしまったようなイメージが強い。
「ぬくもりを感じながら」等、いいものはあるのだが、押しが弱かったのが少し残念。

お勧め度
S+
ensembleらしい女装学園物。
今回はいわゆる生徒会活動のほかに料理というものが主人公の仕事として与えられている。
今までの作品に忠実で丁寧に作られているが、少しだけ今までとは違い冒険をした√も存在しており、そういう意味で少し評価を高くしている。
今までこの会社の作品が好きだった人は、過去キャラも多く登場する珍しい作品でもあるので、そういった意味でもお勧めしたい。

総合評価
S+

公式ホームページ
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主人公は料理学校に通いながら、屋敷でセカンドコックとして働いている。
しかしながら、屋敷の主人の娘が通う女学園に生徒兼女子寮コックとして転入することになるのだが…。

最初の不審者侵入イベントや、初めての女装等の一般的な(?)女装イベントはだいぶこなれてきたのか、流れるように行っており、序盤~中盤にかけては舞台設定の説明をかねてサラサラと進められている。
中盤~分岐にかけての料理と生徒会活動に関しても、各キャラの魅力をしっかりアピールしつつきっちりとまとめられた物語を安定して進めている。
この辺りにあまり冒険はないので、ともすると飽きを感じるかもしれないが、その前に各個別分岐に入ることになるだろう。

個別ルートに関しては各個人の問題を解決しつつ~という一般的な流れで、どのルートにおいてもあまり物語に起伏がなかったというのは正直なところ。
今後作りこんでいくのならばこの辺りをもう少し見直してほしいところである。

しかしながら少し見直してしまったのは、あかり√の終盤のイベントCG。
今回はあまり涙腺を刺激するものもない中で、絵のみの力で泣きそうになったのは久しぶりだった。
もう一つ追加で、シナリオ方面でも改善がみられた。
今までならばこれですべてが終わっていたのだが、今回は各ルートクリア後にアフター√とシークレット√(菱川琴枝√)が解放される。
各アフターについては言うまでもなく平凡なアフターなのだが、菱川√に関してはある意味驚きの展開が待っており、思わず涙してしまった。
確かにあかり√や咲夜√を含め各ルートで違和感を感じていたキャラだけに、きちんと伏線を張って展開させた部分に関しては高く評価したい。
無論改善点があるのは承知だが、新しい一歩として好意的な解釈を個人的には行った。

そのほか作中に「お出迎え会」ということで旧女装主人公シリーズ作品から多くのキャラクターが登場している。シナリオに大きくかかわるということは残念ながらないのだが、懐かしいキャラクターも出てくるのでこの辺りもチェックしていただきたい。

コンフィグに関してはいつも通り、プレイに問題ないレベル。

【総括】
全体的に安定したつくりであり少しの冒険も見られたが、一般作品より上か? と問われればやはり否定するほかなく、この評価。

(ぶっちゃけコーナー)
各キャラが本当に懐かしいなぁ。
今回の登場キャラクターは5キャラだけどそれぞれの√で女装バレ(ばらし)がある。
各々の好みがあるだろうが、今回でいうとあかりや咲夜√のような「失ってから気づく大切さ」のようなものを体感させるお話が好きだったり。
あとやっぱり菱川√関連の話は結構ぐっと来たな。
もうないと思ってたから完全に油断してた、流れとしては咲夜√の後なのでそのあとにプレイするといいかも?(だから最後に咲夜→菱川とプレイしてほしい)
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[レビュー]オトメ*ドメインの感想
2016-08-12 Fri 00:00
<作品名>    オトメ*ドメイン
<製作会社名>  ぱれっとクオリア

オトメ*ドメイン


シナリオ構成
S+
攻略キャラは3キャラ、共通√も一般的な量であり、個別√も2-3程度。
攻略キャラが少ないため、全体的なボリュームで考えると一般的な作品よりも少し短い程度だがミドルプライスと考えると十二分。
各キャラクリア中にミニシナリオも追加される。

【推奨攻略順 : ひなた→柚子→風莉】
攻略順に特に指定はないため好きな順番でクリアすることが望ましい

CG
S
線が細く淡い塗りの絵。
キャラ数のため全体の枚数こそ少なめだが、質に関しては立ち絵・イベントCG共に安定している。主人公の登場するイベントCGが多いのも特徴的だろう。
SD絵は多数存在している。
立ち絵に目パチ機能あり。

音楽
S+
Vo曲2曲(OP/ED)、BGM20曲という構成。
舞台にあせて弦楽器をつかった高貴な印象を受けるBGMが多く、破壊力のあるものこそ存在しないものの、「Box of the memory」や「Rest time」などの良曲がそろっており、作品の雰囲気を十二分に支える働きはしてくれている。
Vo曲の押しが弱いのが少し残念。

お勧め度
S+
女装主人公物の恋愛学園物。
舞台がお嬢様学校というのもポイントの一つだが、そのあたりに関してはあまり作中でも触れられることはない。全体的に丁寧に作られた作品で、玄人はもちろん初心者にも広くプレイしやすい内容になっている。

総合評価
S+

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父母が死後、祖母に引き取られていた主人公の湊。
その祖母も死んでしまい、天涯孤独のみとなってしまった彼の元に生活の援助と学園に通わせてくれるという少女が現れた、しかしその学園というのはお嬢様学園で――。

物語は比較的にオーソドックスな女装主人公物。
しかしながら、女装事態に対してはバレる等のドキドキをメインにした作品ではなく、あくまで恋愛をメインにした作品。

主人公はメイドだった祖母に育てられたという経験もあり、家事全般スキルが高く、その他運動や勉強の能力が高いという、女の子であれば完璧な女子。
その上性格までいいので、転校直後から多くの同性からも好かれ「お嫁さんにしたい子」No1の座に居座っている。対してのヒロインはそれぞれ多くの問題を抱えており、そういった問題とどう付き合っていくのかが個別√のメインとなっている部分。しかしながら内容は消して重い物でないのも特徴。

攻略ヒロインも少ないが、登場キャラクターも割と少なく、各キャラクターについて密に接することが多くなる。そのおかげなのか、各キャラクターの内面までしっかりと描写できており、久しぶりに体験するしっかりとした『恋愛学園物』の雰囲気が堪能できる。

女装がばれたときの各反応をかなり小さくしているのもポイントだろう。
作品のメインがあくまで「女装」ではなく、恋愛に重きを置いているという事がはっきりと伝わってくる。

共通√も個別√もどちらも読みやすい文章でテンポよく物語が進み、特に共通√終盤の主人公の内面に触れるシーンやその他にも風莉√など思わず涙してしまうシーンもあるほどの出来で、全体的に高レベルといえる。

しかしながら、あえて苦言を呈すとこれは名作ではあるものの神作ではないという事。
人数を絞って恋愛にフォーカスを当てるなら、もっと深くまで切り込むべきだったり、萌えを豊富にしたいならキャラクターを増やすなりの工夫は必要。
少ないキャラで短く簡潔にまとめ、高いレベルの作品にしたこと自体は評価するが、その先があるのがこの分野の作品でもあるので、いい意味で次回以降に期待したい。

コンフィグに不満はなく、楽しくプレイできる。

【総括】
全体的な質が高い作品で、明らかに平均以上のためこの評価となっている。

(ぶっちゃけコーナー)
女装主人公物の作品で「恋愛」だけを武器にここまできれいにまとめてる作品というのも少ないな、少なくとも最近プレイした中では一番”恋愛学園物”っぽい作品
Navel系列の某作品等もとても良い作品ではあるが、あちらには服飾等のいろいろな要素が含まれているしね。
ただ平均的な力が高かっただけで、心に残るかといわれると少し不安。
なにか一つ伝えたい大きなものがあるかないか、だけで物語は大きく変わりそう。
ちなみに主人公は声あり。
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[レビュー]乙女理論とその後の周辺 -Belle Epoque-の感想
2016-07-29 Fri 00:00
<作品名>    乙女理論とその後の周辺 -Belle Epoque-
<製作会社名>  Navel

乙女理論とその後の周辺

シナリオ構成
S+
ANOTHER√としてブリュエット√が1本(2-3h)
そのほかりそな、メリル、ブリュエットの各After√が1本ずつ(1-2h)用意されている。
ファンディスクなので全体的なボリュームは少ない。

【推奨攻略順 : ブリュエットANOTHER→ブリュエット→メリル→りそな 】
ブリュエットafterのみ、another√攻略後のロックがかかっているが、それ以外の攻略は自由のため、好きなキャラからのプレイで問題ないだろう。

CG
S
安定の硬い質感の絵で、HCGにいつも通りエロさもない。
各キャラの枚数は少ないものの、ブリュエットやアンソニーのイベントCGが多いのが特徴だろうか。

音楽
S
新規追加はVo2曲(OP/挿入歌)、、BGM4曲となっている。
OPは今までのメロディを少し含めたものとなっているので、どことなく懐かしい。
BGMではやはりコレクション時に流れるものが目を引くだろうか、こういったとがった音楽はほかではあまり流れないので、特に新鮮と言える。
もう一つ特徴的なのはBGMの長さが長いところ、基本的にBGMといえば2-3分というのが多いのだが、今回作られているBGMはどれも5分超。曲数の関係もあり正確な評価を下すことはできないが、最後までしっかりと作りこまれたBGMは一聴の価値があるだろう。

お勧め度
S+
このシリーズが好きな人はもちろんプレイをお勧めできるが、あくまでファンディスク。
感動できる部分も多いものの、逆にこのシリーズを続けることはそろそろ無理じゃないだろうか、と感じられる内容でもあり、ある意味シリーズ最後の作品として受け入れるためのものとなるだろう。

総合評価
S

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シリーズ関連ではなんと4作目になる今回の作品。
見どころである各キャラクターの軽快な掛け合いは健在。

再度確認したのは、特徴的なキャラクターを作るのが本当に上手であるという事。
今回だと「難儀ですね」と繰り返し言ってくるあの方でしょうか。
ルビを使ったりと様々な手法によって掛け合いの方法を工夫してくるあたりには一種の尊敬すら覚えてしまうだろう。

もう一つ評価する点といえば、ある意味これがファンディスクの役目の一つだといってもいいかもしれないが、スポットの当たらなかったキャラにスポットを当てるという事。
今回だとアンソニーにスポットが当てられており、今まで語られなかった彼の事をもう少しだけよく知ることができるようになっている。
彼だけではなく当然ではあるが大蔵の親類に関しての話はどのルートでも多く出てきており、ここまでくるといわゆる乙女ゲーに近くなってしまってしまっているかもしれないが、主人公があんな感じなのでさもありなん。
どちらにしろ、サブキャラクターを大切にするというのは、作品をしっかりと形作るうえでおろそかにすることはできないだろう。

少しややこしいのが、√によって明らかになっている事実が異なっていることであり、それによって同じキャラクターであっても、√間で大きく正確(見える部分が)変わっているという事。
作りこみ、という意味でそのあたりをきっちりと仕上げていることには交換を覚える一方で、どうしても気になってしまう裏の顔が見えるところもあるので注意が必要。

全体的に感動できるシーンも多かったのだが、それでも革新的なものという意味では目新しさがないのも事実で、テーマとしてはやり切った感がある。

コンフィグに問題はなく、使いやすかった。

【総括】
ファンディスクということもあり、その中で新しい事があったかどうかを鑑みても、今回はどうしても評価は抑えてしまう。

(ぶっちゃけコーナー)
さすがに4作目ということもあって、残弾が少なくなってきているような気がするわ。
まぁ、今まで以上にいろいろなキャラについて踏み込んでくれたのはうれしいけど、もうそろそろ終わりにしなきゃな、とは思う。
どこかのD.C.みたいなことだけはしてほしくないんだけどなぁ…。
別にあれがすべて悪いとまではいわないけど、新しいものを愛す人間としては、この作品があったうえでまた新しい物を見てみたい、というのが正直な感想。
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[レビュー]恋する乙女と守護の楯~薔薇の聖母~の感想
2016-04-07 Thu 00:00
<作品名>    恋する乙女と守護の楯~薔薇の聖母~
<製作会社名>  AXL

恋する乙女と守護の楯 ~薔薇の聖母~

シナリオ構成
S+
攻略キャラは4キャラ、共通√は比較的長いものの個別√は割とあっさりとしている印象。
4キャラということもあわせて、ボリュームを考えると一般的か少し物足りない程度だろう。

【推奨攻略順 : 真愛→麻衣→ソーニャ→莉里→BAD→希望】
攻略順にロックはないものの、莉里と希望√は物語の核心に迫る部分が多く含まれているため、後半に回すのが良いだろう。

CG
S
いつものAXLらしい、塗りが濃く線の硬い絵。
4キャラのためか通常のイベントCGの枚数が豊富だったのか印象的。
他にはSD絵があり、こちらに関しても数は多い。

音楽
S++
BGM28曲、Vo曲6曲(OP1/ED4/挿入歌1)という構成。
驚くほどVo曲の充実した作品で、その質は言わずもがなで特に「Shield nine new overdrive ver.」は流れてきたときに全身の血が騒ぐほどだった、選曲を含めファインプレーだったと言わざる負えない。
BGMはどちらかというと暗めのものや、戦闘用のものが目に付く。
特筆するBGMがないことだけすこし寂しい。

お勧め度
S
恋する乙女と守護の楯ということで、言わずもがなぜんさくをやっていたほうが十二分に楽しめる作品となっている。もちろん未プレイでも楽しむことは出来ると思うが、割と密接に前回の話が出てくる部分が多く、そういった意味でお勧め度を控えめにしている。
要素として、お嬢様物(一部)、バトル、女装主人公等は引き続き入っている。

総合評価
S+

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9年の時を経て発売された「恋する乙女と守護の楯」の続編に当たる作品。
物語の設定としては、すべての問題を解決した後、前作ヒロインとは誰とも結ばれず、設子はアイギスとして外国で活動している状態である。
作中には一部ルートで大人(?)になった雪乃のCGが出てくるほか、話にも若干のかかわりを見せている。

舞台は再びお嬢様学校、過去にはあのテレジアとも比べられた学校であるが、今は一般生徒も通っている学校であり、そこに「生徒会選挙をやめなければ~」という内容の脅迫状が届いたことにより、「妙子」として再び学園に潜入することになる主人公。

設定を含めて懐かしい雰囲気で送られる作品で、これでこそ「恋楯」と言わざるを得ないこんかいの作品、ただ女装主人公物としての醍醐味という意味では、潜入二回目ということもあり、主人公が女装慣れをしてきている部分があるため、その成分は前回よりだいぶ薄れている。シーン自体もカットされていたりするためどうしても、その要素をメインで楽しみにしていた人にとっては少しつまらない内容になっているかもしれない。

戦闘要素に関しては前回と同程度、そもそもがバトル描写のうまい会社ではないので、派手な演出こそないものの、前作のOPアレンジである挿入歌『shield nine new overdrive ver.』 を流すシーンなどは否応にも興奮させられる。

いいところもあるのだが、シナリオに関してはどうしても全体的にごたついたイメージがあった。脅迫状の差出人も然り因縁の人物や真犯人等々、全体的に行き当たりばったりなイメージがあり下地が作られていなかったため、どうしても真実が発覚した時の驚きよりも困惑のほうが勝ってしまっていた。
またどのルートも展開がワンパターンだったのもいただけない。
内容こそ違うのだが展開する物語の起伏の形が同じであるため、どうしても展開を予想しやす状態になっており、そういう意味ではTRUE扱いとなる希望√のみが変則的だったともいえる。

AXLの作品の良さは「わかりやすさ」「明るさ」の二点にあると個人的には考えているのだが、今回の作品はそういう意味では、良くも悪くもいつものAXLらしくない作品であり、続編ということで引っ張っているイメージもあるのだろうが、AXLとしての個性が少し薄れたイメージがある。

コンフィグに関して使いにくい部分はなく、問題はなかった。

【総括】
全体的に続編の要素は強いので、一見にはお勧めしにくいが、1度プレイして好きになっている人ならば十二分に楽しめる内容となっているためこの評価。

(ぶっちゃけコーナー)
恋盾って実は結構好きな作品だったけど、そもそも前作も最近のAXLの雰囲気とは少し違う作品だったようなきがする。燃え成分はわりとどのゲームにもある気がするけれど、まじめなバトルシーンや女装があるのはこの作品くらいではないだろうか。
なんにせよ、前作をプレイしている人にはお勧めしやすい作品ではあるが、この作品からプレイして前作へ…というのはネタバレも含まれているためお勧めしない。
作品を楽しめるかどうかは、どこまで後付け設定を許せるかどうかにゆだねられている。
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[レビュー]乙女が奏でる恋のアリアの感想
2015-01-25 Sun 00:00
<作品名>    乙女が奏でる恋のアリア
<製作会社名>  ensemble

乙女が奏でる恋のアリア

【さわり】
歌の勉強の留学から一時帰国した主人公、些細な行き違いから家なき子となってしまうが、ひょんなことから女学園で歌姫になることに。慣れない女装や特殊な校風に戸惑いながらも綾香にサポートしてもらいながら生活は始まる――。

シナリオ構成
S-
攻略キャラは5キャラだがパッチにより2キャラ増える。
個別ルートの長さは一般的だが各ルートの長さは短く1h-2hという所。
そのためキャラ数は多いが全体的なボリュームは少し少なく感じる。

【推奨攻略順 : ことり→楓→千影→(奏→)美琴→(希実→)綾香】
攻略順に指定は全くないので、自由に攻略して構わない。

CG
S
少し硬い線で濃い塗りの絵。
キャラ数が多いためかCGの枚数は少なく感じてしまうものの、総量として考えるなら一般的な範疇。質に関してもどうにも気になってしまうCGや立ち絵がいくつかあるものの致命的というほどでも無くこれまた一般の範疇。

音楽
S
BGM19曲(inst含)、Vo曲2曲(OP/ED)という構成。
歌をある程度テーマにした作品でありながら、ちょっと力不足を感じる。
作品の舞台に合わせて上品な曲や豪勢なイメージを受ける曲が多くみられるものの、特筆して語れる部分は無い。

お勧め度
S
いつものensemble作品という感じ。
女装主人公物が好きなら手にとってもいいし、好きならやらなくてもいい。
世界観やテーマ自体にはあまりこだわりは感じられないので、その辺りは期待しない方がいいかもしれない。

総合評価
S-

公式ホームページ
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上記で説明したとおり一般的な女装主人公物。
舞台となる学園に特殊な行事があり、それに向かって努力するヒロイン達を描いた作品となっている。

男子禁制の学園はもちろん女子寮に入寮したりと、ある種オーソドックスな設定が多数含まれている中、珍しいのは学園長とその妹である綾香という同室になるヒロインのが最初からグルである事だろうか。
期間も1カ月と決まっているため、難易度としてはその他の作品と比べてかなり低くなっている印象を受けた。

シナリオの中身に関してはかなり薄いと言わざる負えない。
キャラとしては奇抜とまでは言わないが、それでも豊富な種類を取りそろえたなという印象を受けるものの、物語の展開自体は予想の範疇であることが多い。
テーマとなっている「歌」や「アリア(学園の特別な行事)」についてもこれといったこだわりを感じられる、ただある設定を使った作品という感じ。

設定に関連して、各ヒロインには戦闘シーンが存在している。
ただあまり燃えるようなものでも無く、描写も拙いため評価は控えておく。

また、各ヒロイン√にて細かい設定がところどころで語られているが、他の√では必要なはずが全く説明されていなかったりと読み手にもあまり優しくない文章であったり、展開自体にも唐突さや不自然さ、甘さが感じられてしまう部分も多々ある。

どうしてもこういう作品は、主人公が何処まで輝けるかが問題となってくるが、この作品の主人公は歌という特技以外は本当に一般的(女装を除いて)でその辺りで「女装主人公物」という作品の良さみたいなものが消されてしまっているような印象を受ける。
特に主人公は歌の名手であるのだから、その辺りをもう少しうまく使ってほしかったな、というのが個人的な印象。

コンフィグに関しては問題を感じなかった。

【総括】
どうしても想像の範囲内から抜け出せなかった作品であり、設定やテーマに頼りすぎてしまっているイメージを受けたため低い評価にしている。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
おいおいおい…女装主人公物は嫌いじゃないけど、それだけに頼るなよ…。
設定も結構凝ってるような気がするけど、本当に「設定だけ」なんだよね、戦闘シーンやら歌うシーンやらあるけどもどれも適当なんだよな。
視点変換も唐突で雑だし、全体的に荒さがあって何を伝えたいのかわからない。
シナリオ面に関しては厳しいかと思うけどもう少しなんとかしたほうがよかったと思う。
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