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[レビュー]お嬢様の半分は恋愛で出来ています!の感想
2017-09-07 Thu 00:00
<作品名>     お嬢様の半分は恋愛で出来ています!
<製作会社名>   Luxury Tiara



お嬢様の半分は恋愛でできています
公式ホームページ
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キャラクター・シナリオ : 【 S 】
女学園潜入物の今回の作品。
女学園で最高位の位置づけとされるハイネス獲得のため、アリカの手を借りつつも、あの手この手で自分の評価を上げていく作品。
主人公はかなりイロイロな経験をしている人物なので、基本的に動じる事は無く複数の女性と関係を持つ事をいとわない事からも、今までの女装物主人公とは大きく違っている。
すっきりとしたテキストで読みやすい作品ではあるのだが、そのぶん頭には残りにくい。
特に共通√は展開こそ大きいのだが、面白いと感じられる部分があまり無かったのが正直な感想。
対して個別√ではヒロイン+αに焦点を当てた作品となっており、割と大きく展開させる作品となっているため、3キャラという少ない攻略人数ではあるものの、平均的な作品の個別√よりは楽しめる。


共通√ 【 S 】  5h
前半は学園入学前のアリカとの出会い、中盤から後半にかけては学園入学後に、ハイネス獲得のため3人の生徒を篭絡する部分が描かれている。
主人公の意思がかなり強固であるため他の女装物作品の雰囲気とは一線を隔している。
展開としてヒロイン以外と簡単に寝るため賛否両論ではあるが、任務至上主義の主人公が活躍するシーンが最も描かれている部分でもあるため、この作品の心臓とも言える。


お嬢様の半分は恋愛で出来ています! (1)
姫星 アリカ√ 【 S 】  2h
天真爛漫という言葉が似合うお嬢様。
主人公の所属する組織の長の娘であり、学園でも異色を放つ存在。
性格的に表立っては現れてはいないが(本人も気がついていない部分もあるが)、他の√でも分かるとおり主人公への好感度が非常に高く、個別√では任務や立場に悩む主人公を押し切る形でアリカがアタックする展開となっている。
ハイネス争奪戦の問題だけではなく、組織関係の話、アリカの過去、主人公の父親等を絡めたサスペンス色強めの話になっている。


お嬢様の半分は恋愛で出来ています! (3)
一ツ橋 紅緒√ 【 S+ 】  2h
アリカや主人公と同じクラスの真面目な性格をした少女で、その性格のせいかアリカにからかわれる事が多い。由緒正しい武家の出身で剣道部に所属。
個別√ではハイネス関係よりは、紅緒の剣道大会の話を中心として描かれており、主人公が男バレしてからは修行シーンなどもある。
特に紅緒の後輩である紫に関連した話がメインになっているが、後半になればなるほど盛り上がり、泣きシーンでは思わず泣きそうになってしまうほど。


お嬢様の半分は恋愛で出来ています! (2)
ポリーナ・コッペリア√ 【 S 】  2h
マーウェポーレという国からの留学してきたお姫様。
ペコという相性で親しまれており、周囲からは高い評価をされている。
しかしながら実際の自国は経済的に貧困状態にあり、そのギャップに悩んでいる、
個別√ではハイネスの獲得問題と彼女の国の問題を絡めた物になっており、共通√とは打って変わって、物語が進むにつれて任務至上主義だった主人公がペコに対しての想いを深めていく様子がしっかりと描かれている。
一応中盤には泣きシーンもあるが全体的に流れが早かった事もあってか、感情移入がしにくく相応のレベルにとどまっている。
地味に女学園潜入の理由がはっきりと明かされる√でもある。


お嬢様の半分は恋愛で出来ています!
[ 主人公 ] 来栖川 創
『組織』に所属する凄腕の若手エージェント。
命令によりアリカの護衛と「ハイネス」という座の獲得を目的として女学園に生徒として潜入。アリカのプロデュースである事以上に本人の完ぺき主義により高い女装の完成度を保っている。
利用できるものは全て利用するタイプで、共通√では容赦なく女と寝て落とす事もあるため、好き嫌いは出る。
声は無い、


【推奨攻略順 : プレ→ペコ→紅緒→アリカ 】
攻略順にとくに指定はないため、好きな順番での攻略が望ましい。
少しすすめると出てくる「」は、物語のOPから本編までの話に当たるので、時系列順で見たい場合は出現次第の攻略を推奨。


CG : 【 S 】
線が細くはっきりとした濃い塗りの絵。
ところどころで絵のバランスが危うかったりと正直ペコの宝石関連の絵などで気になるところもあるにはあるのだが、プレイする上では問題ない。


音楽 : 【 S- 】
BGM?曲、Vo曲1曲。
BGMは干渉不可のため聞く事が出来ず、イロイロ不明。貴族をイメージした華やかなものが多いイメージ。
OPは割と良曲だっただけにEDソングが無かったのは少し残念。


お勧め度 : 【 S+ 】
一般的な女装主人公物とは違うためその辺を期待している人には注意。
しかしながら、ただの萌えゲーシナリオというわけではなく、しっかりと作られているシナリオがあるため、読み物としてのお勧め度は高い。
作品に慣れるまでクセが強く感じるため体験版で体感してみてほしいところではあるが、個別√から本格的に盛り上がっているのも確か。


総合評価 : 【 S 】
完成度は高いが、作品としてもったいない部分もありこの評価。


(ぶっちゃけコーナー)
話として一番似ているのは恋楯シリーズだろうか。
一つ一つの√には結構な物語があるが、この作品じゃなきゃ読めない!という話でも無いような気がする・・・というか、どこと無く薄い部分がある作品。
分量こそあるけれど、中身が伴っていない・・・というと少し言いすぎかもしれないが、少なくとも記憶には残りにくい作品と言える。
女装主人公物ではあるが、主人公を含む男キャラの声が一切無いのが少し違和感。
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[レビュー]月に寄りそう乙女の作法2.1 E×S×PAR!!の感想
2017-08-17 Thu 00:00
<作品名>     月に寄りそう乙女の作法2.1 E×S×PAR!
<製作会社名>   Navel


月に寄りそう乙女の作法2.1
公式ホームページ
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キャラクター・シナリオ : 【 S+ 】

turi (1)
エスト・ギャラッハ・アーノッツ アフター√ 【 S 】  4h
本編、 エスト・ギャラッハ・アーノッツ
前半ではお互いの両親への紹介や彼女の故郷そして思い出の地を訪ねたりと主従としてだけではなく恋人としてつながりを深め、中盤以降では新学年になったフィリア女学院(日本校)での1年を描いている。
二人にとっての新しいデザイナーとしてのあり方などについてお互いの心理描写を密に描き出し、アフタールートの中でもよりエストとの将来的な関係性について踏み込んで行くような内容となっている。
サブ要素として伊瀬也とジャスティーヌの仲の進展も描かれている。


turi (3)
銀条春心(パル子) アフター√ 【 S+】  2.5h
主に特別編成クラスと一般クラスの和解やパル子らの所属するネットショップ「ぱるぱるしるばー」での活動、そしてパル子の体質についてをメインとして語られている。
Navelとして、ギャクテイストの文章は一切緩めず、笑いながらサクサク進められるつくりとなっており、重要な場面でもうまく雰囲気を切り替えてしっかりと締めるところで締める√。
特に一番最後のED演出はさすがと言う他ない。
パル子の事をもっと好きになれるような、アフタールートらしい作りになっている。

turi (2)
月に寄りそう乙女の作法0 【 S+】  2.5h
「月に寄りそう乙女の作法 」シリーズの原点、大蔵衣遠視点で描かれた彼の学生時代のお話。
八千代の他にジャンやラフォーレなど新旧の関係者が登場する他、新キャラクターを交えて展開される。
1作目の衣遠から伝わる強い意思の原点であり、苛烈な覇道の始まりともいえる部分は全作通してのプレイをしているからこそ描けると言っても過言ではなく、√中では思わず涙を流しそうになるほどのシーンも。
彼の境遇やその心境をより詳細に知れたことによって各作品での彼の行動についての理由が分かり、だからこそ一番最初の衣遠へ対する感情が本当に信じられないほど昇華する事が出来る。
この√をもって皆に愛されるような一つのキャラクターとして完成したといっても過言ではないだろう。

【推奨攻略順 : パル子→エスト→つり乙ゼロ 】
パル子とエストはどちらでも最初に攻略可能。
両ルートを攻略後につり乙ゼロが攻略可能となる。


CG : 【 S 】
FD扱いとなっているこの作品ではあるが、枚数としては割と多い。
背景や新キャラクター等も登場しているため、立ち絵も増えている。
上記の事を考えると十二分と言えるだろう。


音楽 : 【 S++ 】
新規追加BGM4曲、Vo曲2曲(ED)という構成。
BGMでは「こんがり夕焼け色ベルギーワッフル」がつり乙ゼロ√において、泣きシーン等の要所で良い働きをしていた。
何よりも特筆しておきたいのはVo曲2曲。
どちらもテイストの違う曲ではあるものの、特徴的な動画と共に流れるそれは名曲と言わざるを得ず、単体でも十分に価値のあるものとなっている。

お勧め度 : 【 S++ 】
エストとパル子の二人アフタールートをメインに添えた「つり乙2」のアフター作品。
言うまでもなく、完成度は非常に高くFDと言うよりは続編と言ってしまったほうが御幣がない。
ギャグテイストをメインとしながらも各登場キャラクターの心理描写に深く踏み込んだ描き方をするシナリオは健在。
全キャラクリア後に攻略化脳になる「月に寄りそう乙女の作法ゼロ」に関しても、このシリーズのファンなのならばプレイすべき√と言える。
上記の事柄を鑑みて続編ながらもお勧め度を高く評価しておいた。

総合評価 : 【 S+ 】
名作の域、安定して高品質の作品をコンスタントに生み出すメーカーにも賞賛を送りたい。

(ぶっちゃけコーナー)
「つり乙」や「乙りろ」を含めると、今回で5作目。
シリーズ物としても服飾というテーマでの作品としても最終段階といえる作品。
今回も文句のつけどころがないほどの完成度だったので、だからこそ同シリーズの続編を求める心もあるのだが、
やはり心機一転の新シリーズを開始してほしい気持ちもある。
なんにせよずるずると過去の栄光に引っ張られて、惰性で物語を作るだけ。。。と言う危険性もあるため、綺麗な記録のまま保存しておきたい、今回の作品でそんな事を考えました。
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[レビュー]想いを捧げる乙女のメロディーの感想
2017-07-06 Thu 00:00
<作品名>     想いを捧げる乙女のメロディー
<製作会社名>   ensemble



想いを捧げる乙女のメロディー
公式ホームページ
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キャラクター・シナリオ : 【 S 】
安定の女装主人公作品であり、「女装」に加え「教師 兼 生徒」という要素を加えつつ、シュールフェストという名の学園祭(音楽祭)に、奏者としてだけではなく、調律師や運営など様々な立場から関わってゆくことになる作品。
なお、舞台となるリーリエ学園は同会社作品と同世界ということで、一部で関連した話が出てくるところもある。

どのルートにおいても基本的にはシュールフェストの終了時点までを描いている。
また、琴音/瑞穂/千夏√においてはシュールフェストに加えて野外フェスも同時に行われることになり、その部分で共通ルートは大きく√が分かれている。

女装物主人公として「教師」という新要素が加えられており、その部分に関してはシナリオ的な新鮮さはあるのだが、問題点としてはかなり√が短いというところだろうか。
どうしてもキャラ数が多くなるため、書き込むのが難しいのかもしれないが、各ルートの良さというものが伝わる前に終わってしまうイメージが強く。
ただ、好きになりシュールフェストが行われ終わる…という一連の流れを繰り返しているだけの印象を受けてしまうことが多かった。
特にシュールフェストに関しては主人公の夢も交えており、物語を構成するうえで欠かせない大切な要素ともいえるのでしっかり書き込んでほしかったが、本当に5分以下で終わってしまうことが多いのが残念。


omo (1)
【 主人公 】雨桜 みさき√
今作の女装主人公であり、リーリエ女学園の音楽教師 兼 2年生。
ドイツの音楽学校に留学していたが、シュールフェスト(※学園祭)でしか弾けないという父の手掛けたピアノを弾くため、産休に入った姉の代わりに音楽教師としてリーリエ女学園に赴任することになった。
シュールフェストでは「アインス」のピアノ担当として参加。
物腰は柔らかいが、音楽に関しては努力を忘れない人。
よく大浴場の欲望に負けて身バレを起こす。


omo (5)
水澤 沙耶香√ 【 S 】 攻略時間 : 1-2h
主人公と同じ『アインス』に所属しており、ヴァイオリン担当の2年生。
心優しくそれでいて行動力や周囲への気配りもできる女の子。
個別ルートではシュールフェストに向けて頑張る中で女の子姿の主人公に好意を抱くことになる。
展開的にも最もスタンダードであり、シュールフェストにおいては主人公の心情も含めて最も書き込みがなされていた√でもある。(他の√は一瞬で終わるので…)
終盤の展開についてのみかなりサクッと終ってしまう印象が強い。


omo (2)
園谷 千夏√ 【 S 】 攻略時間 : 1-2h
主人公と同じ『アインス』に所属しており、ヴィオラ担当の2年生。
明るく元気なキャラクターとして描かれており、主人公の女装の協力者の一人でもある保険医「園谷 千春」の妹であることからお茶目な一面も。
個別ルートでは男姿の主人公に惚れるシーンから始まり、学園では音楽のパートナーとして、恋愛では身分を隠して関係を深めていく展開になる。
数少ない夢破れる√であり少々悲しい展開もある…が、やはりサクっと終わる。
工夫次第では一番泣きやすかったであろう√。


omo (6)
野々宮 美亜√ 【 S 】 攻略時間 : 1-2h
主人公とはライバルの『ツヴァイ』に所属するピアノ担当の2年生。
人に対して壁を作る傾向があるツンデレタイプ。特にライバルである主人公には強い対抗心を持っているが、その分情が強く、また心が脆い一面も持つ。
全ヒロインの中で唯一、女性の「みさき」に惚れるシチュから始まる個別ルートでは、ピアニストとしてお互いを高めつつ二人でシュールフェストへ向けて頑張るところを中心として構成されている。
それ以外の見どころは少ないのだが、蘭が輝く数少ない√ではある。


omo (3)
秋月 瑞穂√ 【 S 】 攻略時間 : 1-2h
昨年は生徒会長も務めていたヒロイン唯一の3年生。
包容力が強くいわゆるお姉さんキャラ。
基本的にはリーダーシップをとって裏方を指揮している。
個別ルートでは『シュールフェスト』においてカルテットとして頑張る一方、野外フェスの運営を行いつつ、さらには彼女の過去を絡めた話になっている。
重要な所のみで作ったようなシナリオなのでどうにも薄く感じるが、その分余計なシナリオはない。


omo (4)
小石川 琴音√ 【 S 】 攻略時間 : h
学園の楽器一切の調律を担当しているヒロイン唯一の1年生。
ひたむきに頑張れる努力の人というイメージで、そのほかの印象が何故か薄い。
たまにグルグル眼鏡をかけており、桜花女学園(※同会社作品『桜舞う乙女のロンド』の舞台)に在籍している小石川珠音の親戚。
個別ルートでは調律を行う彼女として自身の夢に向かって頑張る内容となっている。
話をあまり広げることはせずに全体をサクっと終えてしまい、終盤の盛り上がりシーンに関しても琴音がサクっと何とかしてしまうので感慨なく終了するイメージ。


【推奨攻略順 : 琴音→瑞穂→千夏→美亜→沙耶香 】

CG : 【 S 】
線が細く、独特のテカリがある絵。
イベントCGとしては時折バランスの危ういものがあったりはするものの、中には綺麗と思えるものも多く、総じて高品質と言って差し支えない。
立ち絵に関してもそうなのだが、今回は特に各CGや立ち絵に関しての質の差のようなものが見られたという事だけ付け加えておきたい。

音楽 : 【 S 】
BGM18曲、Vo曲2曲(OP/ED)という構成。
「月夜のソナチネ」等を代表として全体的に穏やかなBGMが目立つ今回の作品はシナリオ量的には十分な量ともいえるのだが、一般的な作品からすると、もう少しBGMを用意してほしかったような気がする。
OP「eyes to eyes」は安定のDucaさんで、はっきりとして勢いのある良曲。

お勧め度 : 【 S 】
いつものensembleよりさらにシナリオが薄くなったイメージ。
この作品にシナリオの内容ではなく、「女装主人公」という要素を求めている人にとっては変わらない品質なのでこの評価。


総合評価 : 【 S 】
可も無く不可もなくといったところ、やはりもう少しアレンジがほしいところ。

(ぶっちゃけコーナー)
本当にいつも通りの作品ではあったんだけど、やっぱシナリオ短いなぁ…。
頑張ってやれば1日で終わってしまうレベルだったのは久しぶりかもしれない。
それだけシナリオが薄いっていうことで…そうなると会社の主力である女装主人公作品としては少々不安になってきそう。
なかなか真似できない強みではあると思うんだけど、やっぱりマンネリは防ぎたい。
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[レビュー]乙女が彩る恋のエッセンスの感想
2016-09-16 Fri 00:00
<作品名>    乙女が彩る恋のエッセンス
<製作会社名>  ensemble

乙女が彩る恋のエッセンス

シナリオ構成
S
共通ルートは一般的な量、各キャラの個別ルートも2h程度。
各ヒロインクリア後には短いアフターストーリーが追加される。

【推奨攻略順 : 芹香→皐月→乃亜→あかり→咲夜(→菱川 琴枝) 】
攻略順に指定はないので好きなキャラからでいいが、しいて言えばこの順番。
菱川琴枝に関しては咲夜、乃亜のクリア後に出現。

CG
S
今までよりもより繊細な印象を受けるCG。
枚数に関しては平均程度、質に関しては一部イベントCGでバランスの崩れたものが見受けられるが、同時にハッとするようなCGも多くなっており、立ち絵等を含めて総じて高いと言えるだろう。
過去作品のキャラクター等と比べることも多く、より進歩をうかがえる。

音楽
S
BGM19曲Vo曲2曲(OP/ED)という構成。
DucaさんのVoはさすがというほど安定しており、繰り返し聞くことで耳になじむ良曲。
BGMに関しては全体的に安定した”ensemble”らしいものをそろえてはいたものの、今回はどうしても埋もれてしまったようなイメージが強い。
「ぬくもりを感じながら」等、いいものはあるのだが、押しが弱かったのが少し残念。

お勧め度
S+
ensembleらしい女装学園物。
今回はいわゆる生徒会活動のほかに料理というものが主人公の仕事として与えられている。
今までの作品に忠実で丁寧に作られているが、少しだけ今までとは違い冒険をした√も存在しており、そういう意味で少し評価を高くしている。
今までこの会社の作品が好きだった人は、過去キャラも多く登場する珍しい作品でもあるので、そういった意味でもお勧めしたい。

総合評価
S+

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主人公は料理学校に通いながら、屋敷でセカンドコックとして働いている。
しかしながら、屋敷の主人の娘が通う女学園に生徒兼女子寮コックとして転入することになるのだが…。

最初の不審者侵入イベントや、初めての女装等の一般的な(?)女装イベントはだいぶこなれてきたのか、流れるように行っており、序盤~中盤にかけては舞台設定の説明をかねてサラサラと進められている。
中盤~分岐にかけての料理と生徒会活動に関しても、各キャラの魅力をしっかりアピールしつつきっちりとまとめられた物語を安定して進めている。
この辺りにあまり冒険はないので、ともすると飽きを感じるかもしれないが、その前に各個別分岐に入ることになるだろう。

個別ルートに関しては各個人の問題を解決しつつ~という一般的な流れで、どのルートにおいてもあまり物語に起伏がなかったというのは正直なところ。
今後作りこんでいくのならばこの辺りをもう少し見直してほしいところである。

しかしながら少し見直してしまったのは、あかり√の終盤のイベントCG。
今回はあまり涙腺を刺激するものもない中で、絵のみの力で泣きそうになったのは久しぶりだった。
もう一つ追加で、シナリオ方面でも改善がみられた。
今までならばこれですべてが終わっていたのだが、今回は各ルートクリア後にアフター√とシークレット√(菱川琴枝√)が解放される。
各アフターについては言うまでもなく平凡なアフターなのだが、菱川√に関してはある意味驚きの展開が待っており、思わず涙してしまった。
確かにあかり√や咲夜√を含め各ルートで違和感を感じていたキャラだけに、きちんと伏線を張って展開させた部分に関しては高く評価したい。
無論改善点があるのは承知だが、新しい一歩として好意的な解釈を個人的には行った。

そのほか作中に「お出迎え会」ということで旧女装主人公シリーズ作品から多くのキャラクターが登場している。シナリオに大きくかかわるということは残念ながらないのだが、懐かしいキャラクターも出てくるのでこの辺りもチェックしていただきたい。

コンフィグに関してはいつも通り、プレイに問題ないレベル。

【総括】
全体的に安定したつくりであり少しの冒険も見られたが、一般作品より上か? と問われればやはり否定するほかなく、この評価。

(ぶっちゃけコーナー)
各キャラが本当に懐かしいなぁ。
今回の登場キャラクターは5キャラだけどそれぞれの√で女装バレ(ばらし)がある。
各々の好みがあるだろうが、今回でいうとあかりや咲夜√のような「失ってから気づく大切さ」のようなものを体感させるお話が好きだったり。
あとやっぱり菱川√関連の話は結構ぐっと来たな。
もうないと思ってたから完全に油断してた、流れとしては咲夜√の後なのでそのあとにプレイするといいかも?(だから最後に咲夜→菱川とプレイしてほしい)
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[レビュー]オトメ*ドメインの感想
2016-08-12 Fri 00:00
<作品名>    オトメ*ドメイン
<製作会社名>  ぱれっとクオリア

オトメ*ドメイン


シナリオ構成
S+
攻略キャラは3キャラ、共通√も一般的な量であり、個別√も2-3程度。
攻略キャラが少ないため、全体的なボリュームで考えると一般的な作品よりも少し短い程度だがミドルプライスと考えると十二分。
各キャラクリア中にミニシナリオも追加される。

【推奨攻略順 : ひなた→柚子→風莉】
攻略順に特に指定はないため好きな順番でクリアすることが望ましい

CG
S
線が細く淡い塗りの絵。
キャラ数のため全体の枚数こそ少なめだが、質に関しては立ち絵・イベントCG共に安定している。主人公の登場するイベントCGが多いのも特徴的だろう。
SD絵は多数存在している。
立ち絵に目パチ機能あり。

音楽
S+
Vo曲2曲(OP/ED)、BGM20曲という構成。
舞台にあせて弦楽器をつかった高貴な印象を受けるBGMが多く、破壊力のあるものこそ存在しないものの、「Box of the memory」や「Rest time」などの良曲がそろっており、作品の雰囲気を十二分に支える働きはしてくれている。
Vo曲の押しが弱いのが少し残念。

お勧め度
S+
女装主人公物の恋愛学園物。
舞台がお嬢様学校というのもポイントの一つだが、そのあたりに関してはあまり作中でも触れられることはない。全体的に丁寧に作られた作品で、玄人はもちろん初心者にも広くプレイしやすい内容になっている。

総合評価
S+

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父母が死後、祖母に引き取られていた主人公の湊。
その祖母も死んでしまい、天涯孤独のみとなってしまった彼の元に生活の援助と学園に通わせてくれるという少女が現れた、しかしその学園というのはお嬢様学園で――。

物語は比較的にオーソドックスな女装主人公物。
しかしながら、女装事態に対してはバレる等のドキドキをメインにした作品ではなく、あくまで恋愛をメインにした作品。

主人公はメイドだった祖母に育てられたという経験もあり、家事全般スキルが高く、その他運動や勉強の能力が高いという、女の子であれば完璧な女子。
その上性格までいいので、転校直後から多くの同性からも好かれ「お嫁さんにしたい子」No1の座に居座っている。対してのヒロインはそれぞれ多くの問題を抱えており、そういった問題とどう付き合っていくのかが個別√のメインとなっている部分。しかしながら内容は消して重い物でないのも特徴。

攻略ヒロインも少ないが、登場キャラクターも割と少なく、各キャラクターについて密に接することが多くなる。そのおかげなのか、各キャラクターの内面までしっかりと描写できており、久しぶりに体験するしっかりとした『恋愛学園物』の雰囲気が堪能できる。

女装がばれたときの各反応をかなり小さくしているのもポイントだろう。
作品のメインがあくまで「女装」ではなく、恋愛に重きを置いているという事がはっきりと伝わってくる。

共通√も個別√もどちらも読みやすい文章でテンポよく物語が進み、特に共通√終盤の主人公の内面に触れるシーンやその他にも風莉√など思わず涙してしまうシーンもあるほどの出来で、全体的に高レベルといえる。

しかしながら、あえて苦言を呈すとこれは名作ではあるものの神作ではないという事。
人数を絞って恋愛にフォーカスを当てるなら、もっと深くまで切り込むべきだったり、萌えを豊富にしたいならキャラクターを増やすなりの工夫は必要。
少ないキャラで短く簡潔にまとめ、高いレベルの作品にしたこと自体は評価するが、その先があるのがこの分野の作品でもあるので、いい意味で次回以降に期待したい。

コンフィグに不満はなく、楽しくプレイできる。

【総括】
全体的な質が高い作品で、明らかに平均以上のためこの評価となっている。

(ぶっちゃけコーナー)
女装主人公物の作品で「恋愛」だけを武器にここまできれいにまとめてる作品というのも少ないな、少なくとも最近プレイした中では一番”恋愛学園物”っぽい作品
Navel系列の某作品等もとても良い作品ではあるが、あちらには服飾等のいろいろな要素が含まれているしね。
ただ平均的な力が高かっただけで、心に残るかといわれると少し不安。
なにか一つ伝えたい大きなものがあるかないか、だけで物語は大きく変わりそう。
ちなみに主人公は声あり。
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