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[レビュー]月に寄りそう乙女の作法2.1 E×S×PAR!!の感想
2017-08-17 Thu 00:00
<作品名>     月に寄りそう乙女の作法2.1 E×S×PAR!
<製作会社名>   Navel


月に寄りそう乙女の作法2.1
公式ホームページ
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キャラクター・シナリオ : 【 S+ 】

turi (1)
エスト・ギャラッハ・アーノッツ アフター√ 【 S 】  4h
本編、 エスト・ギャラッハ・アーノッツ
前半ではお互いの両親への紹介や彼女の故郷そして思い出の地を訪ねたりと主従としてだけではなく恋人としてつながりを深め、中盤以降では新学年になったフィリア女学院(日本校)での1年を描いている。
二人にとっての新しいデザイナーとしてのあり方などについてお互いの心理描写を密に描き出し、アフタールートの中でもよりエストとの将来的な関係性について踏み込んで行くような内容となっている。
サブ要素として伊瀬也とジャスティーヌの仲の進展も描かれている。


turi (3)
銀条春心(パル子) アフター√ 【 S+】  2.5h
主に特別編成クラスと一般クラスの和解やパル子らの所属するネットショップ「ぱるぱるしるばー」での活動、そしてパル子の体質についてをメインとして語られている。
Navelとして、ギャクテイストの文章は一切緩めず、笑いながらサクサク進められるつくりとなっており、重要な場面でもうまく雰囲気を切り替えてしっかりと締めるところで締める√。
特に一番最後のED演出はさすがと言う他ない。
パル子の事をもっと好きになれるような、アフタールートらしい作りになっている。

turi (2)
月に寄りそう乙女の作法0 【 S+】  2.5h
「月に寄りそう乙女の作法 」シリーズの原点、大蔵衣遠視点で描かれた彼の学生時代のお話。
八千代の他にジャンやラフォーレなど新旧の関係者が登場する他、新キャラクターを交えて展開される。
1作目の衣遠から伝わる強い意思の原点であり、苛烈な覇道の始まりともいえる部分は全作通してのプレイをしているからこそ描けると言っても過言ではなく、√中では思わず涙を流しそうになるほどのシーンも。
彼の境遇やその心境をより詳細に知れたことによって各作品での彼の行動についての理由が分かり、だからこそ一番最初の衣遠へ対する感情が本当に信じられないほど昇華する事が出来る。
この√をもって皆に愛されるような一つのキャラクターとして完成したといっても過言ではないだろう。

【推奨攻略順 : パル子→エスト→つり乙ゼロ 】
パル子とエストはどちらでも最初に攻略可能。
両ルートを攻略後につり乙ゼロが攻略可能となる。


CG : 【 S 】
FD扱いとなっているこの作品ではあるが、枚数としては割と多い。
背景や新キャラクター等も登場しているため、立ち絵も増えている。
上記の事を考えると十二分と言えるだろう。


音楽 : 【 S++ 】
新規追加BGM4曲、Vo曲2曲(ED)という構成。
BGMでは「こんがり夕焼け色ベルギーワッフル」がつり乙ゼロ√において、泣きシーン等の要所で良い働きをしていた。
何よりも特筆しておきたいのはVo曲2曲。
どちらもテイストの違う曲ではあるものの、特徴的な動画と共に流れるそれは名曲と言わざるを得ず、単体でも十分に価値のあるものとなっている。

お勧め度 : 【 S++ 】
エストとパル子の二人アフタールートをメインに添えた「つり乙2」のアフター作品。
言うまでもなく、完成度は非常に高くFDと言うよりは続編と言ってしまったほうが御幣がない。
ギャグテイストをメインとしながらも各登場キャラクターの心理描写に深く踏み込んだ描き方をするシナリオは健在。
全キャラクリア後に攻略化脳になる「月に寄りそう乙女の作法ゼロ」に関しても、このシリーズのファンなのならばプレイすべき√と言える。
上記の事柄を鑑みて続編ながらもお勧め度を高く評価しておいた。

総合評価 : 【 S+ 】
名作の域、安定して高品質の作品をコンスタントに生み出すメーカーにも賞賛を送りたい。

(ぶっちゃけコーナー)
「つり乙」や「乙りろ」を含めると、今回で5作目。
シリーズ物としても服飾というテーマでの作品としても最終段階といえる作品。
今回も文句のつけどころがないほどの完成度だったので、だからこそ同シリーズの続編を求める心もあるのだが、
やはり心機一転の新シリーズを開始してほしい気持ちもある。
なんにせよずるずると過去の栄光に引っ張られて、惰性で物語を作るだけ。。。と言う危険性もあるため、綺麗な記録のまま保存しておきたい、今回の作品でそんな事を考えました。
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[レビュー]虚ノ少女の感想
2017-07-27 Thu 00:00
<作品名>     虚ノ少女
<製作会社名>   Innocent Grey


虚ノ少女
公式ホームページ
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シナリオ : 【 S+ 】
前作「殻ノ少女」の続編にあたる作品で前作から2年の年月を経て発生した事件から物語は始まる。

この作品には過去に発生した「六識事件」とは別に、富山のとある集落で発生した戦前からの事件も登場しており、それらの事件が複雑に絡み合うことで一つの物語となっている。
そのため作品では過去編がシーンとして多く登場しており、主人公以外の他者視点(主に主人公となるのは雛神理人)が多くなっている。

登場人物も飛躍的に増えており、過去と現在を合わせるとある程度のシナリオをクリアした後でも人兼関係を把握するのにも一苦労する。
前作同様、作品ではADVパートと推理パート、捜査パートがあり、その過程で手帳に書き込まれる人物・証拠等の情報も上書きされていくため、適宜確認して進むとよいだろう。

事件自体はある程度進めることで「真相」はおおよそ推理・把握することが可能であり、そこまで複雑なトリック等が出てくるわけではない。
この作品を読み込める推理作品として押し上げているのは、登場人物の心。
主人公はそれを「偏執(パラノイア)」と表しており、時に暴き、時に解決することで事件に対して向き合っていく。
前作以上に作りこまれた物語の中で人々の心は複雑な色模様を見せ、そして前作を経て「朽木冬子」というパラノイアに取りつかれた主人公もまた、様々な事件を通して心を変えてゆく。
続編としての質は十二分に高く見どころも非常に多い作品となっている。

[ 主人公 ]
前作同様に新宿で探偵業を営んでおり、前作の事件から2年間は冬子の行方を探る日々を過ごしていた。

【推奨攻略順 : - 】
ある程度のロックは存在しており、そこに従って進めばよい。


CG : 【 S 】
前作から最もレベルが上がった所の一つ。
繊細な線で描かれた絵に色のはっきりとした丁寧な塗りはそれだけで商品となるレベル。
キャラ個別√が存在しない代わりに枚数もかなり多く用意されている。
無論、流血・グロシーンのCGも多く存在しているので注意。


音楽 : 【 S+ 】
BGM52曲、Vo曲3曲(OP2/ED1)という構成。
BGMにはおそらく「殻ノ少女」殻のものも存在(少なくとも同じメロディラインのもの)している。シリーズのイメージを壊さない静かで妖しい印象を受けるものが多く、特に和テイストにまとめられている印象を受けることも多い。
Vo曲もBGM同様なのだが、やはり力を入れているのはED曲。
TRUEENDで流れる「ソレノイド」は「瑠璃の鳥」に比べるとどうしても威力が劣るがそれでも名曲であることは否めない。


お勧め度 : 【 S+ 】
前作「殻ノ少女」からのシリーズ、3部作のうちの2作目。
推理作品だが、メインは相変わらず心理描写の繊細さにある。
前作をプレイしていなくてもシナリオ自体は理解できるが、「殻ノ少女」をプレイして行うことが作品を楽しむための最低条件であることは間違いない。
まだ完結していない(当方プレイ時:2017年春)ので、完結してからすべてをプレイしたい人は注意。


総合評価 : 【 S+ 】
絵の表現力もかなり向上しており、シリーズ物であることを鑑みても名作のうちの一つであることは言うまでもなく、この評価。


(ぶっちゃけコーナー)
ネタバレしないで、というと何を語れば…ってなるんだけど。
タイトル画面に出ていた「雪子」について少し語りたい。
今作のメインヒロインなのかなぁ~と勝手に思ってたんだけど、時坂さんには冬子がおるからね(杏子もおるけど)、そういう立ち位置ではなかった。
どっちかというと事件の中心…というか、この子と砂月についてがこの作品で起きた事件の「本質」…というかメインといえるよな。
ただ、それだけにとらわれず、登場した一人ひとりがどんな行動をしてどういう思いで行動していたのかを考えながらプレイすると、心へ去来する想いってのも変わってきそう。
基本的に2週するような作りになってるのはそういう意味でえらい。
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[レビュー]殻ノ少女の感想
2017-07-20 Thu 00:00
<作品名>     殻ノ少女
<製作会社名>   Innocent Grey


殻ノ少女
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シナリオ : 【 S+ 】
終戦後の東京が舞台の本作品、「カルタグラ ツキ狂イノ病」の続編にあたる。
ある春の日に井之頭公園で出会った朽木冬子という女学生から「私の正体を探ってほしい」という依頼を受けるところから物語は始まり、作中では2度の大きな猟奇殺人事件に立ち向かうことになる。

エンディングとしては5種類。
BAD√ENDも含めるとさらに数は増え1つの事件に対しての分量も非常に多い。
しかしながら共通部分が多くあるため2週目以降からはかなりの速度で攻略が可能となっており、全体的なシナリオ量としては一般作品と同程度と見積もってもよいだろう。

作品はシナリオパートの中に時折MAP選択や操作パート、推理パートなどの選択シーンが登場し、作品の中での展開等を大きくつかさどる重要な部分となっている。
自分が推理しなくてはならないため作品への没入感は高まるのだが、どうしても展開のテンポは悪くなるため諸刃の剣ともいえるだろう。システム面が整備されていないため今作では後者の効果がより色濃く出た印象がある。

シナリオとしてはまさしく推理小説というべき物。
どうしても行動の理由としても甘い部分があったり、展開の強引さがみられる部分はあったものの、発生した悲惨な猟奇殺人を解決していくことで明らかになる入り組んだ人間関係やそれぞれの思惑、そして描かれる心理描写はほかの作品では得難いものだと言える。
その中でも特にメインヒロイン枠である「朽木冬子」の心情を考えると、彼女とのシーン、とくに言葉のやり取りや細かい描写については思わず涙してしまう人もいるだろう。

どのエンディングに関しても2つの事件のおおすじに関しては変わる事無く、関係人物の顛末(生死を含む)が変化するものとなっている。
その中でのシナリオなのでどうしても変化に乏しいように思えるのだが、周回をこなしエンディングを経るごとで分かっていく登場人物の心や行動の理由等には感じられる人にとっては深い意味を持つ。
とあるエンディングのみ最後のEDにて「瑠璃の鳥」が流れるのだが、その時自然と流れる涙はどういった経緯のものなのか自身でも説明しがたいものがある。


[ 主人公 ]時坂 玲人
新宿で探偵業を営む今作の主人公。
本作の六年前に起きた「六識事件」で恋人を失っている。
作中では成り行きで女学校にて歴史学の教師として教鞭を振るうことも。

CG : 【 S 】
2008年ということで少し昔の作品になるが、線が細く濃い塗りで描かれたイベントCGは繊細でいつまでも輝きを失わない。
バランスの危うさや、古さは感じるもののハッとする美しさを感じることも多い。
また作中には大量のグロCGも存在するので注意。

音楽 : 【 S++ 】
BGM26曲、Vo曲1曲(テーマ曲)という構成。
BGMとしては作風もあってか暗い曲や落ち着いた曲が目に付くが、一曲一曲の旋律がとても強く印象に残る。
そして何よりもEDとして使われている「瑠璃の鳥」の威力。
イントロのサックスは今なお褪せず、鮮烈な印象を与える霜月はるかさんの名曲。根強い人気のあるこの曲の評価は最高ランク。

お勧め度 : 【 S 】
推理・サスペンス物が好きな方にはお勧めしやすい過去の名作。
グロシーン等があるので苦手な方は注意。
また余裕があるのならこのシリーズはきちんとしたプレイ順があるので注意しておきたい。

総合評価 : 【 S 】
Innocent Grey発の名作であり、数少ない推理物作品の一つ。
特に心理描写に重きを置いている作品でもあるので、その質も考慮してこの評価。

(ぶっちゃけコーナー)
殻ノ少女シリーズという、「殻ノ少女」→「虚ノ少女」→「第三作目」の1作目にあたる作品であり、上記で説明した「カルタグラ」の舞台から4年後の作品。
作中にはカルタグラ関連の人物も数多く登場しており、しっかりとプレイしておきたいのならばそこからプレイするとよいだろう。
基本的には推理小説のような作品なのだが、各キャラクターの心理描写に非常に重きを置いているため男性だけではなく女性にも人気が高いだろうと思われる作品(というより、お勧めしたい)
完成度という意味でも高く、グロ耐性があるのならばぜひプレイしてほしい。
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[レビュー]想いを捧げる乙女のメロディーの感想
2017-07-06 Thu 00:00
<作品名>     想いを捧げる乙女のメロディー
<製作会社名>   ensemble



想いを捧げる乙女のメロディー
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キャラクター・シナリオ : 【 S 】
安定の女装主人公作品であり、「女装」に加え「教師 兼 生徒」という要素を加えつつ、シュールフェストという名の学園祭(音楽祭)に、奏者としてだけではなく、調律師や運営など様々な立場から関わってゆくことになる作品。
なお、舞台となるリーリエ学園は同会社作品と同世界ということで、一部で関連した話が出てくるところもある。

どのルートにおいても基本的にはシュールフェストの終了時点までを描いている。
また、琴音/瑞穂/千夏√においてはシュールフェストに加えて野外フェスも同時に行われることになり、その部分で共通ルートは大きく√が分かれている。

女装物主人公として「教師」という新要素が加えられており、その部分に関してはシナリオ的な新鮮さはあるのだが、問題点としてはかなり√が短いというところだろうか。
どうしてもキャラ数が多くなるため、書き込むのが難しいのかもしれないが、各ルートの良さというものが伝わる前に終わってしまうイメージが強く。
ただ、好きになりシュールフェストが行われ終わる…という一連の流れを繰り返しているだけの印象を受けてしまうことが多かった。
特にシュールフェストに関しては主人公の夢も交えており、物語を構成するうえで欠かせない大切な要素ともいえるのでしっかり書き込んでほしかったが、本当に5分以下で終わってしまうことが多いのが残念。


omo (1)
【 主人公 】雨桜 みさき√
今作の女装主人公であり、リーリエ女学園の音楽教師 兼 2年生。
ドイツの音楽学校に留学していたが、シュールフェスト(※学園祭)でしか弾けないという父の手掛けたピアノを弾くため、産休に入った姉の代わりに音楽教師としてリーリエ女学園に赴任することになった。
シュールフェストでは「アインス」のピアノ担当として参加。
物腰は柔らかいが、音楽に関しては努力を忘れない人。
よく大浴場の欲望に負けて身バレを起こす。


omo (5)
水澤 沙耶香√ 【 S 】 攻略時間 : 1-2h
主人公と同じ『アインス』に所属しており、ヴァイオリン担当の2年生。
心優しくそれでいて行動力や周囲への気配りもできる女の子。
個別ルートではシュールフェストに向けて頑張る中で女の子姿の主人公に好意を抱くことになる。
展開的にも最もスタンダードであり、シュールフェストにおいては主人公の心情も含めて最も書き込みがなされていた√でもある。(他の√は一瞬で終わるので…)
終盤の展開についてのみかなりサクッと終ってしまう印象が強い。


omo (2)
園谷 千夏√ 【 S 】 攻略時間 : 1-2h
主人公と同じ『アインス』に所属しており、ヴィオラ担当の2年生。
明るく元気なキャラクターとして描かれており、主人公の女装の協力者の一人でもある保険医「園谷 千春」の妹であることからお茶目な一面も。
個別ルートでは男姿の主人公に惚れるシーンから始まり、学園では音楽のパートナーとして、恋愛では身分を隠して関係を深めていく展開になる。
数少ない夢破れる√であり少々悲しい展開もある…が、やはりサクっと終わる。
工夫次第では一番泣きやすかったであろう√。


omo (6)
野々宮 美亜√ 【 S 】 攻略時間 : 1-2h
主人公とはライバルの『ツヴァイ』に所属するピアノ担当の2年生。
人に対して壁を作る傾向があるツンデレタイプ。特にライバルである主人公には強い対抗心を持っているが、その分情が強く、また心が脆い一面も持つ。
全ヒロインの中で唯一、女性の「みさき」に惚れるシチュから始まる個別ルートでは、ピアニストとしてお互いを高めつつ二人でシュールフェストへ向けて頑張るところを中心として構成されている。
それ以外の見どころは少ないのだが、蘭が輝く数少ない√ではある。


omo (3)
秋月 瑞穂√ 【 S 】 攻略時間 : 1-2h
昨年は生徒会長も務めていたヒロイン唯一の3年生。
包容力が強くいわゆるお姉さんキャラ。
基本的にはリーダーシップをとって裏方を指揮している。
個別ルートでは『シュールフェスト』においてカルテットとして頑張る一方、野外フェスの運営を行いつつ、さらには彼女の過去を絡めた話になっている。
重要な所のみで作ったようなシナリオなのでどうにも薄く感じるが、その分余計なシナリオはない。


omo (4)
小石川 琴音√ 【 S 】 攻略時間 : h
学園の楽器一切の調律を担当しているヒロイン唯一の1年生。
ひたむきに頑張れる努力の人というイメージで、そのほかの印象が何故か薄い。
たまにグルグル眼鏡をかけており、桜花女学園(※同会社作品『桜舞う乙女のロンド』の舞台)に在籍している小石川珠音の親戚。
個別ルートでは調律を行う彼女として自身の夢に向かって頑張る内容となっている。
話をあまり広げることはせずに全体をサクっと終えてしまい、終盤の盛り上がりシーンに関しても琴音がサクっと何とかしてしまうので感慨なく終了するイメージ。


【推奨攻略順 : 琴音→瑞穂→千夏→美亜→沙耶香 】

CG : 【 S 】
線が細く、独特のテカリがある絵。
イベントCGとしては時折バランスの危ういものがあったりはするものの、中には綺麗と思えるものも多く、総じて高品質と言って差し支えない。
立ち絵に関してもそうなのだが、今回は特に各CGや立ち絵に関しての質の差のようなものが見られたという事だけ付け加えておきたい。

音楽 : 【 S 】
BGM18曲、Vo曲2曲(OP/ED)という構成。
「月夜のソナチネ」等を代表として全体的に穏やかなBGMが目立つ今回の作品はシナリオ量的には十分な量ともいえるのだが、一般的な作品からすると、もう少しBGMを用意してほしかったような気がする。
OP「eyes to eyes」は安定のDucaさんで、はっきりとして勢いのある良曲。

お勧め度 : 【 S 】
いつものensembleよりさらにシナリオが薄くなったイメージ。
この作品にシナリオの内容ではなく、「女装主人公」という要素を求めている人にとっては変わらない品質なのでこの評価。


総合評価 : 【 S 】
可も無く不可もなくといったところ、やはりもう少しアレンジがほしいところ。

(ぶっちゃけコーナー)
本当にいつも通りの作品ではあったんだけど、やっぱシナリオ短いなぁ…。
頑張ってやれば1日で終わってしまうレベルだったのは久しぶりかもしれない。
それだけシナリオが薄いっていうことで…そうなると会社の主力である女装主人公作品としては少々不安になってきそう。
なかなか真似できない強みではあると思うんだけど、やっぱりマンネリは防ぎたい。
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[レビュー]9-nine-ここのつここのかここのいろの感想
2017-06-22 Thu 00:00
<作品名>     9-nine-ここのつここのかここのいろ
<製作会社名>   ぱれっと



9-nine-ここのつここのかここのいろ

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キャラクター・シナリオ : 【 S 】
今作はパレット初のシリーズもの、「nine」シリーズの第1作ということで、都√のBADとGOODENDのみであり、攻略時間は6-7hとかからないだろう。
ボリュームとしても普通の作品の共通ルート+個別ルートといった程度。
話のテーマは意外にもサスペンス要素ありの異能モノ。
作中では全く明かされない伏線や踏み込まれないキャラクターもいるため、そのへんに関してはどうしてももどかしさがある。
わりと暗くなりがちなシナリオ進行ではあるが、キャラクター同士の軽快なやり取りが大変面白く、飽きることなく最後までプレイ可能。
単体での評価が非常に難しい物ではあるが、次回作に十二分に期待は持てるものとなっている。

【 主人公 】新海 翔
妹が一人おり、それ以外に関してはかなり平均的な少年。
『ソフィーティア』に最初に気が付いた人物であり、「ユーザー」であるらしいのだが、能力が不明。
声アリの主人公。

9 nine ここのつここのかここのいろ

九條 都 【 S 】
アーティファクトのユーザーの一人。
大企業「コロナグループ」の令嬢。
しかし金銭感覚は庶民であり節約が趣味と言ってもいいほど。
成績優秀、料理も得意…とある意味理想の女の子ではあるが、その立場から壁を作られがちであり、そのことを気にしている。
類稀なる責任感を持っており、自分の得た能力を使って街で起こった事件を解決したいと思っており、主人公に依頼する事から物語が始まる。
個別ルートでは都の魅力を伝えると共に町で発生した事件に迫る内容となっている。
涙こそはないものの、萌え部分だけではなくシリアスな場面もしっかりと描かれており、読み物として自体は非常に興味深い。
しかしながら、如何せん短く消化不良となってしまうつくりであり、終盤はしっかりとGOODENDではあるものの、次回へのつなぎを残しての終了となっている。

【推奨攻略順 : 都BAD→GOOD 】
完全に一本道。迷うことはないはず。


CG : 【 S 】
和泉つばすさん原画という点が最大の魅力。
質に関しては言うまでもなく、量に関しても意外なほど豊富。
驚いたところはHシーンでの前編動画化だろうか…全CGが動くとまでは思っていなかった。
SD絵も何枚か存在している。


音楽 : 【 S 】
BGM13曲、Vo曲2曲(OP1/ED1)という構成。
BGMに関しては全体的に怪しいorくらい雰囲気の曲が多い。
数を聞くとどうしても少ない印象を受けるが、シナリオ自体が短いのでプレイ中はあまり気にならないはず。
OPの「ReAliZe」不思議な雰囲気を醸し出しつつも凛と歌い上げられた楽曲に対してEDの「ふたり」はすっきりと歌われており、終わりというよりは区切りの歌という印象が強い。


お勧め度 : 【 S- 】
正直単体でのおすすめ度は低い、どれくらいのスパンで今後の商品が出てくるか次第であり、次回作を待ってからでもよさそう。


総合評価 : 【 S 】
これ単体での評価という意味ではどうしても抑え気味になってしまう。
今後に期待するほかない。


(ぶっちゃけコーナー)
シリーズものの最初の評価ってのは難しい、特にこの作品は短すぎるってのがある。
一個の作品としてみるのは難しいしなぁ…。
レイラインくらい分量があれば正しい評価もできそうなものだけど。
とりあえずはどれくらいの期間をかけて出るかだなぁ…。
エロシーンに関しては普通に驚いたわ…その情熱を他のところに向けてほしいと思うのはやっぱり俺だけなのか…。
攻略可能なキャラクターに関してもそこまでいないはずだし、どれくらいで完結するのか謎。
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