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[レビュー]茜色の境界線の感想
2017-09-28 Thu 00:00
<作品名>     茜色の境界線
<製作会社名>   ALcot Honey Comb



茜色の境界線
公式ホームページ
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キャラクター・シナリオ : 【 S- 】


共通√ 【 S- 】  3h
巴との出会いからタタリ討伐あたりまでが描かれている。
戦闘シーンというより、襲われるシーンと一瞬で撃退するシーンがある。
ヒロインとのエピソードもかなり少なく、本当に短いこのシナリオの中に作品の「起」「承」が詰まっている。
ある程度はテンプレのような展開が多いのだが、主人公の友人たちの存在やアドバイザー的役割の人物が複数人おり、それらに対するエピソード等がかなり不足しているため、どうしても上滑りした内容になっていることが多い。

茜色の境界線|Character|ALcotハニカム
巴1√ 【 S 】  1.5h
狐の妖怪で神様になるために400年の間タタリを狩り続けており、ある日戦闘で弱っていた巴を見つけた主人公が家につれて帰ったことから同姓生活が始まる。
つかみどころの無い性格をしており、多くのことを語らないが知っていることを匂わせることが多く、個別√では巴が神になるために私心を捨てなければならないという設定の基で展開してゆく。
戦闘シーンもあるにはあるが一瞬で終わる。


茜色の境界線|Character|ALcotハニカム (1)
尼崎 霞√ 【 S 】  1.5h
悪霊につかれていた主人公を安綱で切り捨て、助けてくれた女の子。
人と妖怪の間に生まれた半妖であり、生きるためにタタリを狩り続けている。
非常にストイックで気を許した相手以外には冷たく接するが、主人公に対しては出会いの負い目からか態度が非常に軟化し、クーデレキャラになった。


茜色の境界線|Character|ALcotハニカム (2)
姫路 紫苑√ 【 S 】  1.5h
主人公に恋する後輩。
主人公に猛烈なアタックを仕掛けるも、綺麗に躱されている。
タタリの標的になったこと以外は最も妖怪関係の話から遠い人物ではあるが、個別ルートではしっかりと関連した話になっている。
なぜ主人公のことを好きなのか、というファクターが重要になっているキャラであり、話としても非常によくできているのだが、文章の描写力が追い付いていない印象がある。



巴2(TRUE)√ 【 S- 】  1.5h
巴√のその後にあたる√。
全キャラクターが協力して問題の解決に当たる。
この√で隠されていた伏線はすべて暴かれることになるのだが正直な所重要度は高くなく、戦闘シーンが少しあるくらい。
TRUE√の展開としては予想できるレベルのもので平凡。



[ 主人公 ] 夢前 柊
すこし前に両親を亡くしている。

【推奨攻略順 : 霞→紫苑→巴1→巴2(TRUE) 】
3キャラ攻略するとTRUE√が解放される
巴√のアフターに当たるので、上記の順番が安定。


CG : 【 S 】
立ち絵では描く人によっての差が大きく感じられ統一感はない。
全体的にしっかりとした絵ではあるものの、いくつか幼さをかなり感じてしまうものもあり、CG間でのイメージの差が大きいほか、いくつかでは質の優劣も見受けられる


音楽 : 【 S 】
BGM20曲、Vo曲2曲(OP/ED1)という構成
BGMでは比較的明るいものが多いイメージでVo曲に関してはOP、EDのどちらもが和テイストの曲となっている。
特筆すべき点がないのが少し悲しいところ。


お勧め度 : 【 S-- 】
萌えと燃えを前面に押し出した作品――という意味でなら全くおすすめはしない。
特に燃えに関してはほとんど感じられる部分がない。
シナリオ自体に加えて文章の描写自体も拙い部分が多く、ミドルプライスという事を考慮しても評価は揺るがない。


総合評価 : 【 S- 】
作品の魅力というべきところがなく、全体的な完成度も低い。
値段的な部分を考慮してこの評価。


(ぶっちゃけコーナー)
物語の設定自体は結構テンプレだけど面白いものを持ってた。
だけど、本当に展開がひどい。
全部予想できてしまう上に、一瞬で読み終えてしまうから感想もない。
値段的なものもあって、こういう長さのシナリオになってしまったのかもしれないが、そうなってしまうのならば「いっそ作らなければいいのでは・・・」という感想が普通に出る、というか出した。
燃えシーンは見当たらないし、萌えゲーとしてもシナリオが薄すぎてキャラに魅力を感じにくい。
システム的にも最新のパッチを当てないとバックログが使えなかったり、文中には何度かミスのコマンドが残っていたりと完成度の低さがうかがえる。
せめて1度自身の手でクリアしてデバッグしてほしいところ。
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[レビュー]シルヴァリオ トリニティの感想
2017-05-06 Sat 00:00
<作品名>    シルヴァリオ トリニティ
<製作会社名>  light

シルヴァリオ トリニティ

シナリオ構成
S
攻略可能キャラは3キャラ。
共通ルートに比較的量があり、各キャラ√も3h程度はあるので、全体的なボリュームに関しては十分か少し物足りない程度。

【推奨攻略順 : アヤ→ミステル→レイン→TRUE 】
3キャラ攻略後にTRUE出現するほか、ロック等は一切なし。
各キャラクター√は完全に個別の話なので、好きなキャラから攻略するとよい。

CG
S
線が堅く濃い塗りの絵。
言わずもがな、戦闘イベントCGが非常に多く、ただの一枚絵として表示するだけではなく、イベントCG部分のキャラだけを切り抜き、配置を工夫することによって、戦闘中などの表現にバラエティを与えている。
特にヒロイン以外のイベントCGが多いのも特徴だろう。
動画表現に関しては、あまり手が込んでいるような印象は受けず、以前の作品と比較してもレベルが落ちているというほかない。

音楽
S++
BGM38曲、Vo曲2曲(OP/ED)
特徴的なのは「」や「」のように、コーラス以上の声が入っているBGMだろう。珍しいという感想ももちろんだが、それ以上に完成度の高さに驚かされる。
Vo曲では特に主題歌の「天翔ケル蝋ノ翼、狂イ哭キテ焔ニ堕ツ」で、作中では要所において挿入歌のように使われるほどの良曲。
そのほかED曲もTRUE√で流れるGrand Verがあるなど、アレンジ曲も存在。

お勧め度
S
前作「シルヴァリオ ヴェンデッタ」の続編作品。
単体で楽しむことはできるが、基本的には上記の作品をプレイしていることを前提と考えておく方がよいシナリオ構成となっている。
前作の雰囲気が気に入っているのなら、購入しても問題ないだろう。

総合評価
S

公式ホームページ
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同会社の前作「シルヴァリオ ヴェンデッタ」の話から3年後のプラーガの町が舞台となっている今回の作品。
作中には前作の設定をもちろん引き継いでいるほか、関係キャラクター等も多く出演を果たしているため、前作プレイ済みの方から見るとニヤリとしてしまうシーンも多い。

逆に今回が初プレイという方でも楽しむことができるように作られてはいるものの、面白さという意味では半減しているほか、設定説明等が非常に薄いので作品について行くのが大変な部分があるのも事実。
以下の感想に関しては当方が前作を未プレイのため、感じ方に違いを大きく感じてしまうひともいるかもしれないので、その点だけ注意をしていただきたい。

基本的なシナリオについては、燃えゲーなのである意味投げっぱなしのような部分があるのは確か。どこまで燃えられるかというのがこういった作品の肝といえるが、今回は善と悪(光と闇)のような対極のそれぞれ視点から物事や心理描写をえがいた”すこし小難しい”話を中心としてバトルを行っている。
基本的なシナリオ自体は単純明快なのだが、その場面で扱っている話題自体は深いといえばわかりがよいかもしれない。
しかしながら、それが良くも悪くも物語のテンポを悪くしており、燃えゲーとしてはデメリット部分が多く働いてしまっているような印象を受けた。

もちろん、勢いだけのような燃えゲーよりは数段マシともいえるが、それにしても燃えゲーとして読んでいて飽きてしまうような作品は良いということはできない。

こういった作品――とくにlight作品において、戦闘シーンで重要となるのが各キャラクタ―の技(or覚醒用)の”詠唱”シーン。
今回も動画等を駆使して表現をしてもらっているものの…好みの問題かもしれないが、この辺りに関しても以前の作品と比べるとどうしても劣化しているようなイメージがある。

前作をプレイしていなかったためか、シナリオへのめりこめる部分が少なかったのも評価の低下へ大きく影響している。作中ではおそらく前作の内容と深く関係するだろう描写を多く見かけるのだが、一言でいうと「多すぎる」のである。
だからこそ、未プレイの人間からすると強い疎外感を覚え、満足に楽しめるシーンが少なくなってしまう傾向があった。そういう意味でも「完全新作」と考えるよりは割り切って「続編」と考えてしまったほうが良いだろう。

アペンドディスクでは前作では明かされなかったヴァルゼライドの顔の傷の理由も明かされている。

コンフィグに関しては基本的に問題はないものの、全体的にもっさりとした動作。

【総括】
基本的には「シルヴァリオ ヴェンデッタ」の続編として成り立つ作品であり、そういう意味では評価を高くできるが単体としてはこの程度。

(ぶっちゃけコーナー)
この作品が嫌い! というわけではなくて、「ヴェンデッタ」なしの単体で見た場合という評価。
しかしまぁ、燃えゲーとしての質はどうも下がってるような気がしてならない…べつにしっかりとしたシナリオがあるのはいいんだけど「相州戦神館學園」の栄光のような感動と驚きのロジックがほしかったりする。
あと、強くなることで発動する異能の段階をあげていく展開なんかもすきだったりする。
こういうのを考えたりすると、やっぱり好みの問題なのかもなぁ…。
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[レビュー]千の刃濤、桃花染の皇姫の感想
2016-12-10 Sat 00:00
<作品名>    千の刃濤、桃花染の皇姫
<製作会社名>  オーガスト

千の刃濤、桃花染の皇姫

シナリオ構成
S++
攻略キャラは5キャラ。ストーリーの形式は朱璃√を本編として各キャラが順に分岐していく形をとっている。
また各キャラ√攻略後にアフター+Hシーンとしての「余談」が追加されるほか、ある程度まで本編を進めるとサブヒロイン3キャラのショートストーリーも追加される。

【推奨攻略順 : 滸→奏海→エルザ→古社音→朱璃 】
本編に向かって順次攻略した場合はこの順番になるが、ロックがあるわけではないので本編を先にやる場合はまっすぐ朱璃√を目指すとよいだろう。

CG
S
べっかんこうさんの安定した絵は質・量ともに言うことなし。
立ち絵の雰囲気を変えることで様々な場面で使いまわす技術は相変わらず存在しており、たしかに作品を力強く支えている。
そのほか今回は半動画のような演出も加えられており、レベルアップが最もみられる部分かもしれない

音楽
S++
BGM53曲、Vo4曲という構成。
まず驚くべきはそのBGMの数だろう。それらすべてが和テイストのものとなっており管・弦楽器、をはじめ太鼓などの楽器を使用することで統一感を高めると共に作品の舞台を形作っていた。1曲1曲の質も高いためクリア後におちついて視聴するのもよいだろう。
Vo曲で気に入ったのは「嗚呼 絢爛の泡沫ゆめが如く」と「月夜に舞う恋の花」
一方は勢いのある和テイストの曲で、おもわず体が動くほどノリよく聞ける良曲。
対して各キャラ√用のEDとして使われた「月夜に舞う恋の花」は和風の歌詞をしっとりと歌い上げた名曲。途中の転調からなども見どころだが、なによりもその歌詞はクリア後に落ち着いて聞くと泣けてしまう。
少し悲しい歌なので本編のグランドEDとしては使用しにくいのだろうが、個人的にはいちばん好きな曲。

お勧め度
S++
雰囲気としてはユースティアに近いバトル多めの作品。
シナリオは割とわかりやすいのに深く作りこまれているので、全体的な質の高さも相まって多くの人が楽しんでプレイできることは間違いないだろう。
はっきりとしたグロシーンはないが、流血シーンが割と多く音なども併せてリアリティはあるので注意する人は注意を。

総合評価
S++

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宰相の裏切りによって共和国に占領された皇国。
皇帝である蘇芳帝の一人娘の朱璃は命からがら生き延びて3年後、復讐のために立ち上がる。――簡単に言うと絶対防御を誇る日本だったが、内部の裏切者によってアメリカがやってきて占領される。その騒動で殺された天皇の娘のヒロインが主人公たち「武人」という一騎当千の戦士たちの協力を経て再び国を取り戻す! というお話。

今回はストーリーに自信があったのだろう、本編の朱璃√を主軸としたシナリオ作りにしており、そのかいあってか物語に十二分に集中できた。
残念なのは各キャラの使い捨て感。
物語としてある程度の祖語ができてしまうのは仕方がないとしても、各キャラ√が1-2hといささか短すぎるのは問題。しかしながら、全体的なボリュームが問題なかっただけに攻めにくいところではあるのは確か。

シナリオを上記である程度語っているものの、その本質的な部分に関してはネタバレになるためあまり触れられない。
しかしながら攻略後に再び考えてみると鮮やかな物語の中に一抹の寂しさがあるのが今回の作品であり、テーマとして桃の花を取り上げた事はそういう意味でピッタリだったといえる。もう一つ上げておくと、武人の考え方としても様々なシーンで出てきた「主君のための覚悟」というものは終始どのルートでもついて回っており、その覚悟のために自分が必死にならなくてはならないという考えは言葉だけではなく、シナリオを通して主人公やヒロイン達から何度も何度も伝わって来たものである。

今回は学園物の前作、大図書館とは違いかなりバトル色が強い作品となっており、雰囲気的にはかなりユースティアに近いものとなっている。しかしながら、舞台イメージを日本としていることでファンタジー感が薄れ、より身近になった作品となっている印象がある。
何より進歩を感じたのは物語の描写力、特にエフェクト方面ではかなりの進歩があり、動画のようなシーンを一部挿入することでバトル物に必要な勢いを補っていた。
かといって心理描写などの物語の根本となる部分においても手を抜いておらず、しっかりとけれどわかりやすく描き出してくれていた。

今回の物語が泣けるかどうかは、どこまで作品の物語にのめりこめ、登場人物たちの心に近づけたかによる。
先ほど上で分かりやすく心理描写が書かれている、と表現したがその内容をしっかりと理解しようとすると、この作品の登場人物たちは「綺麗」過ぎるためにどうしても無理が生じる。どこまで彼・彼女らの心を想う事ができるかで泣ける量(シーン)は変わってくるだろう、そういう意味では広く文字を読むのが好きな玄人までおすすめできる作品ともいえるのではないだろうか。

コンフィグに関しては依然同様使いやすい上、タブレットでの起動などの新機能も搭載。

【総括】
全体的なレベルの高さは語るまでもなく、それでいてオーガストらしさを忘れない名作の一つとして記憶に残る作品だろう。

(ぶっちゃけコーナー)
個人的に泣けるシーンはいくつかあったのだけれど、雰囲気に押されて泣くシーンってのがほとんどない。というのも、まぁバトルが結構多いからかも。
どちらかというと作中ではワクワクしながら先に勧めることが多かったから、プレイ時間が結構長い作品なんだけど、作品自体は短く感じたかも。
それでもやっぱり主人公の過去の話とかそのあたりのシーン、それを想った古社音のシーンなんかは結構泣けたのかもなぁ。
あとシナリオ的に笑い入れるのはつらいのかな、と思ったけど結構和気あいあいとやってるのはいいよね。
敵味方がいろいろ入れ替わるのも面白い。
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[レビュー]アリスティア・リメインの感想
2016-11-19 Sat 00:00
<作品名>    アリスティア・リメイン
<製作会社名>  アストロノーツ・コメット

ARISTEAR REMAIN

シナリオ構成
S
選択肢なしの1本シナリオ、分量はそう多くなく8-10h程度。
攻略をすすめとにExtraとして各ヒロイン+αのミニシナリオも公開されてゆく。

【推奨攻略順 : 選択肢なし 】

CG
S
硬めの線質に濃い塗りの絵。
イベントや立ち絵ともに動的要素こそないものの、十二分と言っていいほどの高品質。
バトル物ADVということもあり、戦闘用シーンなどが多くの割合を占めているのが特徴。

音楽
S
BGM23曲Vo曲1曲(主題歌)という構成。
BGMはやはりというべきかバトル仕様のものが多い。
唯一のVo曲「Remain of Hope」はOPや終盤の挿入歌にも使われる熱い曲。
全体的にどうしても印象に残るものが少ないのが少し残念。

お勧め度
S+
最近では少し珍しくなったバリバリの異能バトルADV。
ルートが1本ということでシナリオの破綻もなく、物語のテンポや展開のわかりやすさ等々が非常に受け入れやすく、「革新的!」と言える部分があまりないのは残念ではあるが、バトル物が好きな人ならば初心者を中心に広くプレイしやすい作品になっています。

総合評価
S

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『魔法と科学が共存した現代ファンタジー』と銘打った異能バトルADV。
その名の通り、魔法が使える亜人と言われる半獣人たちと、比較的に魔法があまり得意ではないが『ZED』と呼ばれる道具を駆使して亜人たちと戦える人間たちがいる世界が舞台の作品。

そんな世界観の中で、主人公は魔法が全く使えない半分機械(ZED)のダメ人間としてスタートする。しかしながら過去に「武神」と呼ばれるほどの戦いのセンスの持ち主で、一部の人間にはいまだに尊敬されてる上、物語が進み力を手に入れてからは基本的に負けることは少ない…というよりも今回の作品は割と味方の層が厚いため、基本的に絶対的安心がある状態での戦いが多かったのが全体的な印象。

シナリオとしてはある程度予想のつくどこかで見た設定の物。それを無理な展開をなくし、堅実に作ったという印象を受ける作品で、特にHシーンとシナリオをシステム的に描き分けて置いたのは個人的には高評価。
クリア中に解放されるExtraシナリオはその8割がエロシーン。本編中にエロシーンが全くないわけではないが、基本的にカットされても問題ないシーンのほとんどはExtraに集約されているため、物語を順に丁寧に追いたい方は適宜、エロシーンをまとめてor飛ばしたいかたはそのまま進めることでシナリオ自体に集中できる作りになっている。

残念ともいえる点は燃えゲーとしての新しさがないところ。
上記でも何度も同じようなことを語っているが、シナリオ自体はは全体的にどこかで見たものの焼きまわし。演出等も基本をさえて少しは頑張っているものの、「アリスティア・リメイン」という作品自体の唯一のすばらしさというものが作品を通しても見えてこないのが残念ともいえる。

それはそれとして、やはり終盤に主題歌を流すなどの基本的な部分ではしっかりと興奮できたし、作品として悪くはないのでその点だけは繰り返し伝えておきたい。

コンフィグに関しては十二分に使いやすく問題がなかった。

【総括】
シナリオも割と作りこまれた汎用バトル作品という感じで、評価としてはあまり高くできないのだが、安全パイではある。

(ぶっちゃけコーナー)
プレイ中は結構楽しいんだけど、数日たったら忘れてしまいそうなシナリオ…というのがプレイ後の感想。あまり何かに浸ってしまう…という作品ではないので、あくまで初心者~におすすめする作品と言っていいだろう。
ゲームをやりこんでいる方々にとってはどうしても味気なく感じてしまうかもしれない。
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[レビュー]恋する乙女と守護の楯~薔薇の聖母~の感想
2016-04-07 Thu 00:00
<作品名>    恋する乙女と守護の楯~薔薇の聖母~
<製作会社名>  AXL

恋する乙女と守護の楯 ~薔薇の聖母~

シナリオ構成
S+
攻略キャラは4キャラ、共通√は比較的長いものの個別√は割とあっさりとしている印象。
4キャラということもあわせて、ボリュームを考えると一般的か少し物足りない程度だろう。

【推奨攻略順 : 真愛→麻衣→ソーニャ→莉里→BAD→希望】
攻略順にロックはないものの、莉里と希望√は物語の核心に迫る部分が多く含まれているため、後半に回すのが良いだろう。

CG
S
いつものAXLらしい、塗りが濃く線の硬い絵。
4キャラのためか通常のイベントCGの枚数が豊富だったのか印象的。
他にはSD絵があり、こちらに関しても数は多い。

音楽
S++
BGM28曲、Vo曲6曲(OP1/ED4/挿入歌1)という構成。
驚くほどVo曲の充実した作品で、その質は言わずもがなで特に「Shield nine new overdrive ver.」は流れてきたときに全身の血が騒ぐほどだった、選曲を含めファインプレーだったと言わざる負えない。
BGMはどちらかというと暗めのものや、戦闘用のものが目に付く。
特筆するBGMがないことだけすこし寂しい。

お勧め度
S
恋する乙女と守護の楯ということで、言わずもがなぜんさくをやっていたほうが十二分に楽しめる作品となっている。もちろん未プレイでも楽しむことは出来ると思うが、割と密接に前回の話が出てくる部分が多く、そういった意味でお勧め度を控えめにしている。
要素として、お嬢様物(一部)、バトル、女装主人公等は引き続き入っている。

総合評価
S+

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9年の時を経て発売された「恋する乙女と守護の楯」の続編に当たる作品。
物語の設定としては、すべての問題を解決した後、前作ヒロインとは誰とも結ばれず、設子はアイギスとして外国で活動している状態である。
作中には一部ルートで大人(?)になった雪乃のCGが出てくるほか、話にも若干のかかわりを見せている。

舞台は再びお嬢様学校、過去にはあのテレジアとも比べられた学校であるが、今は一般生徒も通っている学校であり、そこに「生徒会選挙をやめなければ~」という内容の脅迫状が届いたことにより、「妙子」として再び学園に潜入することになる主人公。

設定を含めて懐かしい雰囲気で送られる作品で、これでこそ「恋楯」と言わざるを得ないこんかいの作品、ただ女装主人公物としての醍醐味という意味では、潜入二回目ということもあり、主人公が女装慣れをしてきている部分があるため、その成分は前回よりだいぶ薄れている。シーン自体もカットされていたりするためどうしても、その要素をメインで楽しみにしていた人にとっては少しつまらない内容になっているかもしれない。

戦闘要素に関しては前回と同程度、そもそもがバトル描写のうまい会社ではないので、派手な演出こそないものの、前作のOPアレンジである挿入歌『shield nine new overdrive ver.』 を流すシーンなどは否応にも興奮させられる。

いいところもあるのだが、シナリオに関してはどうしても全体的にごたついたイメージがあった。脅迫状の差出人も然り因縁の人物や真犯人等々、全体的に行き当たりばったりなイメージがあり下地が作られていなかったため、どうしても真実が発覚した時の驚きよりも困惑のほうが勝ってしまっていた。
またどのルートも展開がワンパターンだったのもいただけない。
内容こそ違うのだが展開する物語の起伏の形が同じであるため、どうしても展開を予想しやす状態になっており、そういう意味ではTRUE扱いとなる希望√のみが変則的だったともいえる。

AXLの作品の良さは「わかりやすさ」「明るさ」の二点にあると個人的には考えているのだが、今回の作品はそういう意味では、良くも悪くもいつものAXLらしくない作品であり、続編ということで引っ張っているイメージもあるのだろうが、AXLとしての個性が少し薄れたイメージがある。

コンフィグに関して使いにくい部分はなく、問題はなかった。

【総括】
全体的に続編の要素は強いので、一見にはお勧めしにくいが、1度プレイして好きになっている人ならば十二分に楽しめる内容となっているためこの評価。

(ぶっちゃけコーナー)
恋盾って実は結構好きな作品だったけど、そもそも前作も最近のAXLの雰囲気とは少し違う作品だったようなきがする。燃え成分はわりとどのゲームにもある気がするけれど、まじめなバトルシーンや女装があるのはこの作品くらいではないだろうか。
なんにせよ、前作をプレイしている人にはお勧めしやすい作品ではあるが、この作品からプレイして前作へ…というのはネタバレも含まれているためお勧めしない。
作品を楽しめるかどうかは、どこまで後付け設定を許せるかどうかにゆだねられている。
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