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[レビュー]絆きらめく恋いろは 椿恋歌の感想
2019-06-15 Sat 00:00
<作品名>     絆きらめく恋いろは 椿恋歌
<製作会社名>   CRYSTALiA


絆きらめく恋いろは-椿恋歌-
公式ホームページ
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キャラクター・シナリオ : 【 S 】
本作は「絆きらめく恋いろは」(以下 無印)のファンディスク作品であり、基本的にシナリオは無印における椿√のアフターストーリーとなっている。
そのため前作のヒロイン達はもちろん参加しているが、メインとなるのは「椿」であり、そして新キャラクターのカグヤを加え、前作でのサブキャラである「都子」や「葵」などの登場機会が多くなっているのが特徴だろう。

シナリオ自体は前作に引き続き伝奇的な内容を含んでおり、ヒロインである椿の実家「朱雀院」を絡めた展開は短めではあるものの起承転結のはっきりとしたストーリーである。
新キャラであるカグヤが引き起こす騒動は椿の内面を再度しっかりと描くと共に、都子や葵といったキャラクターの新たな魅力的な部分もしっかりと描いている。
戦闘シーンについてもタッグ戦などの新要素を加えつつ豊富なシチュエーションが用意されており、他にも魅力的な武器の登場など前作からの魅力である部分はしっかりと引き継がれている。

もちろんFDということもありイチャラブシーンはもちろん多く、作品としての評価として外せない所にもなっている。
シーンの中心は椿であることは言うまでもないが、IFのような形で都や葵、カグヤ、そして全ヒロイン達との複数シーンなども存在している。


【推奨攻略順 : メインED1→SPECIAL×5→メインED2 】
メインED終了後、SPECIALシナリオを5つみると、メインED2のショートシナリオが解放。


CG : 【 S 】
瑞々しさを感じる鮮やかな彩の絵は健在。
基本的には椿を中心としているが新キャラのカグヤや都子のCGも多い。
SD絵も数枚存在している。


音楽 : 【 S 】
BGM3曲、Vo曲(1曲)が追加。
OPとして追加されたOPの「椿恋歌」は作品自体をテーマにした楽曲で、前作に引き続き和ロックテイストの物になっている。
BGMは新キャラ用のテーマなどで、追加されているものが少ないように感じるが、もともと分量としては十分量だったので気にはならない。


お勧め度 : 【 S 】
前作「絆きらめく恋いろは」のプレイは必須といえる。
特に椿が気に入った人、新キャラのカグヤや葵の登場シーンが多めなので彼女たちが気に入っている人にはプレイする価値もあるのだが、それ以外の人物にとっては悩みどころ。
作品のどこに魅力を感じたかによるが、今作のシナリオは割と薄めであり、椿以外のキャラクター登場シーンは少ない事だけは頭に入れておいてほしい。


総合評価 : 【 S 】
この作品を単体として評価するほどの中身ではないものの、FDとしての完成度は十二分といえる。その理由もあり評価としては抑えめ。


(ぶっちゃけコーナー)
ザックリというと短くまとまった良いFDという印象で、同時に余計なことをせず求められているものをそのまま描いた作品である。

正直それ以上でもそれ以下でもないので語る部分はあまりない。

この作品をプレイしようと思っている方は、そもそも無印が好きだろうし、そうした方にとっては十分満足できる作品でしょうからね。。。

椿を初めとして、カグヤや都子、葵と言ったキャラに興味がなかった人に関してはこの作品は特にやる必要がないと言われればその通りでもある。
あくまでいIFのFD作品と考えるのが順当だろう。

FDなのでシナリオ部分にあまり過度な期待をするのは、そもそも間違っているものの、それでも、登場するキャラを魅力的に見せるという部分においては十二分に機能を果たしているように思える。
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[レビュー]絆きらめく恋いろはの感想
2019-05-16 Thu 00:00
<作品名>     絆きらめく恋いろは
<製作会社名>   CRYSTALiA



絆きらめく恋いろは
公式ホームページ
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キャラクター・シナリオ : 【 S 】
零式機巧刀「折紙」という近未来のカタナを使用した架空のスポーツ「刃道」をテーマとした学園物。

今作についてはキャラの魅力を前面に押したハーレム学園なのだが、その中でも特に「刃道」の大会である「演武祭」での話を中心としたバトル作品としての側面と、主人公の過去を話の中心とした伝奇的作品の側面がある。

この作品の良き点として最初に挙げられるのがキャラクターの魅力である。
特に次作のFDにてヒロインの一人である椿が起用にされたことからも分かりやすいが、可愛い女の子がしっかりとシナリオに描かれている作品というのはそれだけで一つのセールスポイントとして成り立つ。
美麗なCGに後押しされた事を鑑みても、それ自体は評価にあたるだろう。
しかし、それだけの魅力があったのにもかかわらず、シナリオの展開に比重が重くなってしまい、結果的に共通ルートや個別√における恋愛描写のシーンが少なくなってしまっていたのは残念な所でもある。。

この作品のもう一つの魅力が世界観の作りこみとその完成度である。
架空のカタナである「折紙」を初めとした関連知識は独特ながらもしっかりと作られており、この作品独自の世界観をしっかりと作り上げていた。。
通常は独自設定を導入することはシナリオ理解の阻害になりがちなのだが、物語自体はシンプルなことに加え、システムとしてTIPS機能を搭載するなどの努力が見られ、この点に関しては高評価をしたい。

ネタバレに関わる要素でもある為に詳しい言及は避けるが、こうした努力があったからこそ、独自の世界観と伝奇的なテーマとの融合が比較的上手く行われ、全体的なまとまりの良い作品になった印象が強い。
特に桜夜√に関してはその良い点が顕著に表れており、今作のシナリオの中では最も良い評価を付けている。


最後に語りたいのは作中で多く登場するバトルシーンについて。
描写自体のレベルはそこまで高くなく、声優やCG、演出などの助けを得ることで見られるレベルになっているというもの。
一部シーンにいいところもあるのだが、どうしても演出の助けを借りている部分が多く、どうしても「燃えるバトル」と言えるシーンがなかった。
この辺りに関しては改善点があるだろう。
作品のメインコンテンツと言っていい部分でもあるので、この辺りの欠点がどうしても作品自体の質を下げたことは言うまでもない。


共通√【 S 】  3-4h
演武祭直前までを描いている。
特殊な設定だけあって世界観の説明という部分が多いが、主人公の過去についてなども大筋は明らかになり、物語としての伏線も多く含まれた内容になっている。
もちろん各ヒロインとのシーンもあるにはあるが、ボリューム的にも豊富とはいいがたい。
設定こそ奇抜ではあるものの、根元にあるのは基本的に学園ハーレムなので理解するのに難しい所もない。
その他いくつかのバトルシーン等があるのも特徴的だが、内容自体はさほど凝っていない。


絆きらめく恋いろは | CRYSTALiA
上和泉 桜夜√【 S+ 】  3-4h
同じクラスに転校してきた天才剣士。
大和撫子のような凛とした見た目に反して、主人公との関係を「親友」と自称としており、非常に親しげに接してくる。
剣技に関しては天才的な技術力を持つが「刃道」はまったくの初心者であった。
ちなみに秘境"グンマー"の出身であり、極度の機械音痴である。

桜夜の個別は今作におけるグランド√のような立ち位置にあり、各種伏線回収はもちろん、作中で最も盛り上がるバトルシーンや少し切ない展開はなかなか見ごたえのあるストーリーとなっている。
恋愛描写においては親友から恋人へ関係が変化する際の反応が初々しく、そうした表情が見られるのは桜夜ならではだろう。
悩みながらも未来へと進んでゆくそのシナリオは、剣と恋の物語として十分評価できる。

絆きらめく恋いろは | CRYSTALiA (1)
朱雀院 椿√【 S 】  2h
学園最強の実力を持つ、武芸科の3年生であり、主人公にとっての年上の幼馴染。
幼少期に共に過ごしたことがあり、その時から主人公の「姉」であることに強いプライドを持つようになっている。
基本的に笑顔の多い優しい性格の持ち主なのだが、主人公に対して独占欲のような感情を見せることが多く、特に親しげ接する桜夜とはいがみ合うシーンも多い。

次作のFDにおいてヒロインキャラクターに抜擢されただけあり、キャラクターとしての魅力は確かであり、甘々な姉としての一面だけでなく、強さについて思い悩む姿や主人公に対して嫉妬する姿など、様々な表情を見せてくれていた。
シナリオ自体は演武祭の本選での話がメインとなっており、椿の抱える「弱さ」をテーマにした内容は以外にも面白く、「人と繋がる事で強くなれる」という有り触れた内容を素直に伝えるものとなっている。


絆きらめく恋いろは | CRYSTALiA (2)
藍原 しおん√【 S 】  2h
武芸科の心優しい新入生。
控えめな性格に加えて、とある理由から「折紙」を壊してしまう事が多く、技術的にも伸び悩んでいた事から「刃道」における自分見失っていたが、主人公と出会い、アドバイスや稽古をつけてもらうことでその在り方を変えてゆく。

しおんと共に演武祭に向けて頑張ってゆくストーリーとなっている。
物語の序盤はフリージアの登場機会も多く、彼女の個別√に近い流れになっていったが、後半からはその様相を変え、作品の本筋に絡むような本格的な展開になってゆく。加えて伏線回収等の比重も多く、イチャラブシーンが少なめだったのが悲しい所。


絆きらめく恋いろは | CRYSTALiA (3)
フリージア・ゴッドスピード√【 S 】  2h
海外の有名銃器メーカーのご令嬢であり、特待生の技巧科一年生。
好奇心旺盛で常に明るく、何事にも前向きに挑戦する天才少女だが、勢いあまって暴走してしまう事も多く、良くも悪くも周囲の人間を巻き込んでゆく。
主人公の知識と技術力を知ってから弟子にしてもらおうと日々付きまとっている。

個別√は主人公と共に刀鍛冶として切磋琢磨してゆく√となる。
どちらも技巧科であるため、武芸科の面々との絡みも多く、特にしおんや萌生菜といったキャラクターの出番が多い。
恋愛描写に関して、恋心を自覚してからもフリージアのスタンスは変わらず、外国人らしく真っすぐに好意を示してくれるところが魅力だろう。
後半に少し椿√の一部ネタバレっぽいシーンがあったのが気になる所。


[ 主人公 ]三城 刀輝
学園に通う技巧科の二年生。
「折紙」を作った先祖の子孫であり、その生まれもあって技術力や知識は非常に高いのだが、とある事情があって学園に入ってからは「折紙」を一本も作っていない。


【推奨攻略順 : フリージア→しおん→椿→桜夜 】
桜夜√のみ3キャラ攻略後のロックが掛かっている。(※設定で解除は可能)
他ヒロインに関しては好きな順番でかまわない。


CG : 【 S 】
細い線に鮮やかな塗りで、立ち絵やイベントCG総じて美麗。
特に評価したいのは特に立ち絵。シナリオによってキャラクターの武器が変わる場合があるのだが、それに対応した立ち絵をそれぞれ用意している事には驚きと同時にこだわりを感じた部分でもある。
SD絵も数は少ないが数枚存在している。


音楽 : 【 S 】
BGM50曲、Vo曲3曲(OP/ED/挿入歌)という構成。
豊富なバリエーションのあるBGMは和テイストなものが中心だが、舞台に合わせて少し近未来を感じさせる曲などもあり、その豊富さが良く分かる内容となっている。その中でも特に戦闘シーン用の物が多い印象。
Vo曲はOPも良かったのだが、一番推したいのは冬乃桜さん歌う挿入歌『EVERLasT_nG StreNGTH』だろう。これが作中で流れるシーンは思わず手に汗握る展開となっている。


お勧め度 : 【 S+ 】
美麗なCGや魅力的なキャラクターがおすすめのポイント。
√によっての質に差はあるものの、盛り上がるバトルシーンがあったりと、シナリオもただのキャラゲーと思ってプレイした場合は予想以上のリターンが得られる。
なお次作のFD「絆きらめく恋いろは 椿恋歌」は椿のアフターストーリーとなっており、そちらに興味を持った方はプレイが必須になる。


総合評価 : 【 S 】
基本はキャラゲーであり、シナリオ重視の評価基準ではこの程度になるが、評価異常の内容であることは付け加えておく。


(ぶっちゃけコーナー)
自分はFDが発売されるという事もあり、人気があるのかな? と確かめる気持ちも持ちつつ今作をプレイしていた。

色々な所でも書いているが、基本的にはキャラゲー。
バトルシーンもあるにはあるのだが、やはり往年の名作たちと比べるとその描写力は大きく劣ると言わざるを得ない。
立ち絵の種類が結構あったことは評価できるんだけどね…。

シナリオは意外と捨てたものじゃない。
特に伝奇部分のシナリオは世界観と合わせて結構作りこまれていた印象を受けて、挿入歌の演出とあわせて、バトルシーンでは手に汗握ったり、すこしウルッ(…まではいかないか?)とくるシーンもあった。

あとやっぱりキャラゲーと書いているだけあって、本当にキャラは魅力的だったな。
特にFDのメインヒロインに選ばれている椿はハマり役ともいえ、個人的な好みを抜きにしても一番かわいかった気がする。
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[レビュー]Deep One -ディープワン-の感想
2019-03-28 Thu 00:00
<作品名>     Deep One -ディープワン-
<製作会社名>   Nameless



DeepOne.jpg
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one.jpg
キャラクター・シナリオ : 【 S+ 】
新ブランドである「Nameless」から発表された新本格バトルビジュアルノベル(公式)であり、現代の日本を舞台に繰り広げられるバトルシーンを中心とした燃えゲー系の作品で、設定に一部、伝奇的な要素も多く含まれて要るのが特徴といえる。

シナリオはプロローグを除いた約十数日分の話となっており、一日を一章として区切ったそれぞれの章はバラつきがあるものの1h程度の分量となっている。
また、選択肢によっていくつかの差分シーンや10以上のBADENDはあるものの、基本的に1本道のシナリオであり、全体を通しても15h程度の作品となっている。

もう一つ挙げられるシナリオの特長が続編の存在である。
今作は「DeepOne」シリーズの1作目にあたり、作品の最後では続編の存在が予告される。その為、今作にて物語は一つの終わりを迎えるものの、エンディングシーン自体はあまりはっきりと描かれておらず、、作中における多くの設定や謎は残ったままになっている。
続編の存在は事前に公表が全くなく、多くの批判を受けた一端を担っている。

作品のメインである戦闘及びその他のシーンについて。
描写自体は特筆することもなく、ただ戦闘自体の展開やその方法においてはすこし稚拙に感じる部分があったのも確かであり、またそういったシーンを中心に他作品を彷彿させる部分――主に型月シリーズ――がある。
そうした文章は総じて装飾華美に感じゴテゴテとクセのある文章のため、非常に読みづらい印象が強く残っている。正直、この辺りに関しては正直個人差にもよるだろうが、現に気になる人は多い様子であった。

その他にも
・テキスト量の割に進展しない物語(物語自体の薄さ)、
・詰め込み過ぎたせいで分かりにくくなってしまった物語の背景、
・重要な登場人物の心理描写不足、
・伏線の意識しすぎで謎を孕んだまま行われるバトルやそこに付随する難解なシーンの数々…等々、その中で行われるバトルシーンは演出こそ美麗なものの、内容はさして驚くべき事もなく、プレイヤーが物語においていかれる、と言う現象が多くある。
また、個人的にはあまり評価に加味していないが、Hシーンが4つと少なかった事も批判の対象となっている。

一流と言っても過言ではないBGMやCGを駆使した演出に加え、しっかりとした世界観の中でのバトルやそれらを解説するTIPS、一部の感動的なシナリオなど、確かにいいところがあった反面悪かった部分も目立っている作品ではある。


【推奨攻略順 : 分岐なし 】
作中で選択肢は出現するがすべてBADEND分岐であり、物語自体は1本道、


CG : 【 S 】
線がしっかりとしており、近代的な塗りは立ち絵やイベントCGのどちらも総じて美麗。
何よりイベントCGを使用した戦闘シーンは、画面効果やエフェクトなどを駆使した演出が非常に豊富であり、目を見張るほどの出来。
シナリオの長さもあって枚数自体はそこまで多くはないのだが、いくつかの使いまわしCGに関しても気にならないほど。
作品の中でもっとも評価されるべき項目の一つ。


音楽 : 【 S+ 】
BGM83曲、Vo曲3曲(OP/ED/挿入歌)
何よりも驚くべきはこの膨大なBGMの量だろう。
日常シーンから戦闘シーンまで、作中におけるほぼすべてのシーンの背景音楽を網羅しており、作品の雰囲気作りを担っている。
また曲に関しても評価が高く、作品と切り離してみた時に1曲1曲の質が非常に高く、総じて音楽分野に関しても作品の中でもっとも評価されるべき項目の一つといえる。


お勧め度 : 【 S+ 】
『新本格』等との宣伝もあり、期待値が上昇しすぎたがゆえに多くの人から批判を受けた。
宣伝の方法に問題があったかは置いとくとして、作品自体は少し読みにくさのある燃えゲーということで、戦闘シーンにおける作り込みも悪くなく、シナリオも十二分に読めるため全体的な質は悪くない。
玄人にとっては(特に型月シリーズをやった人)、さすがに残り香を感じすぎてしまうためお勧めしにくいが、こういった作品をあまりプレイしたい初心者にこそお勧めできる作品となっている。
特に今は値段も下がりロープライス作品と並んでいるため、そういう意味でもお手頃な作品となっている。(2018/12/4 現在)


総合評価 : 【 S+ 】
事前知識なくプレイした場合、全体的な質は安定しておりこの評価でよい。


(ぶっちゃけコーナー)
新作であったはずのフルプライス作品が1カ月足らずでロープライス作品に並ぶ値段になってしまう、思わず投げ売りしてしまうほど酷評をよんだ作品で、それらの原因の主たるものが、

「続編がある今作は未完であい物語が薄い」
「誇大広告によって上がってしまったハードル」
「Hシーンが少ない」

の3つといえる。
それぞれ人によって受け取る印象は違うものの、特に広告により無駄に上がってしまったハードルというのが最も影響が大きいように思う。
贔屓目や事前情報をなしに見ると、今作は佳作。
決して神作や名作ではなく「よくできた作品」という評価にとどまっているという事。
だからこそ、初心者や燃えゲーをあまりしない人、酷評を聞いてからプレイした人にとってはいい作品にも思えるし、逆に公式の宣伝を信じた人にとっては裏切られたように思うのだろう。

実際プレイしていて気になったところは結構ある。
パクリとオマージュの違い云々はもちろん、殆どは上記で書いてしまっているけど、特に文章が読みにくい事、は個人的につらい部分が多く、戦闘シーンにおける描写や展開に驚くこともなかった。
なにより、過去の名作たちには必ずあったはずの「熱く滾るような名シーン」というのがどうしてもこの作品の中には見いだせなかった。

それらの原因はやっぱり登場キャラクター達によるものなのかもしれない。
ここでバトル物にあるべきものを語るつもりはないものの、設定を詰め込み過ぎたと書いているのはそのあたりの事を考慮してのこと。

紆余曲折ある作品だけに、次回作がどうなるのか見ものでもある。
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[レビュー]宿星のガールフレンド2の感想
2019-03-14 Thu 00:00
<作品名>     宿星のガールフレンド2
<製作会社名>   mirai



宿星のガールフレンド2
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宿星のガールフレンド2 | mirai
キャラクター・シナリオ : 【 S+ 】 4-5h
3部作の「宿ガル」シリーズの2作目であり、ヒロイン『マーヤ・クリエンケ』が今作での攻略対象となっている
前作である『宿星のガールフレンド1』と世界観を同じにしているものの、作品の導入部分から大きく違った展開をとっており、今作では主人公の実家にマーヤが居候する形で物語が進展してゆく。

前作とは多くの設定を共通にしているので概ねの説明が簡略化されており、そのため物語の展開が非常に軽快になっている。前作からの魅力であったノリの良いギャグシーンと合わせて笑いながらもスイスイと読める内容になっているので、短いシナリオではあるものの中身が詰まっている。

また、前作と共通の『ヒロインと1mの距離で過ごす』というアピールポイントに関しては前作と比較するとシナリオにおいて活かされていると感じるシーンが少ないものの、それでも『マーヤと主人公の距離を近づける』という最大の目標に関しては一定の成果を上げていたと言えるだろう。

さて今作のヒロインであるマーヤについて。
前作では敵キャラかつ生真面目な彼女だけに、ギャグとイチャラブを中心に展開する今シリーズの中でどういうキャラクターになっていくのかに一抹の不安があった。
しかしながら、プレイをしてゆくうちに全ては杞憂だったと考えを改めた。

何事に対しても実直に向き合い、そして素直に感情を示す彼女は愛らしく、主人公との距離が近づいてゆくごとに見せる新しい顔はイチャラブの生活に『萌え』という形で新鮮さを与えていた。
そして前作では見えてこなかった彼女の『包容力』についても、中盤から後半のイチャラブシーンにおいてマーヤから向けられるその愛の深さに、ズブズブと深みに嵌っていく人も多かったはず。

今作も前作同様、日常シーンでのギャグやイチャラブシーンをメインにしつつ、魔法少女物のシナリオもある程度のクオリティで完成させている。
内容を深く考察するほどのストーリーではないものの、萌えゲー作品の一つとして高く評価したい作品となっている。


【推奨攻略順 : 無 】
選択肢はあるものの、物語は1本道。

CG : 【 S 】
基本的に1同様に淡い塗りの絵。
量や質に関しても同様であり、特にHCG関係が多いのは特徴的。
立ち絵には瞬き機能付きで、戦闘シーンのエフェクト等も前作のものを引き継ぎつつ、新規の物もいくつか見られた。
マーヤの変身シーンももちろん用意されている。


音楽 : 【 S 】
Vo曲2曲(OP/ED)、BGMは14曲という構成。
BGMは前作のものもあるが詳細は不明(前作12曲だったので2曲追加?)。
Vo曲はどちらも新規、特にnayutaさんの歌うOPの「星と恋するコンチェルト」はマーヤ視点で描かれたようなアップテンポの恋曲となっている。


お勧め度 : 【 S+ 】
3部作の2作目。
もちろん前作からプレイしている事が最も望ましいのは言うまでもないが、1作目とは世界観こそ同じもののストーリーが全く違うため、この作品のみで楽しんだり2→1の順でプレイする事もできる。

笑いとイチャラブが非常に豊富な魔法少女物のラブコメ作品として、今作もライト層から玄人まで幅広く楽しめる作品となっている。


総合評価 : 【 S+ 】
終盤まで飽きることなくプレイでき、マーヤとの甘く楽しいイチャラブの日々を綴った今作は前作に劣らない魅力的があり、シナリオとしての完成度も比較的高い。


(ぶっちゃけコーナー)
テンポよし、ギャグよし、キャラよしの、イチャラブゲーは健在。

もちろん魔法少女物としてのシナリオも捨てたもんじゃないのだけれど、基本はヒロインであるマーヤを中心とした萌えゲーだと思う、とくにデレだしてからの中盤からはイチャラブしている時間の方が長かったくらいだからな。
そんな可愛いマーヤに癒されながらも、そこかしこに笑えるギャグが散りばめられてるから、最後まで楽しい気持ちでプレイできるのはこの作品の最大の魅力だとおもう。

シリーズものということで、この作品を単体でプレイする人はあまりいないはず…、そういう意味でも前作が気に入った人は今作も気にいるのではないかな。
作風が同じだけれどもシナリオは一新されてるからかなり新鮮な気持ちでプレイできるはず。
1本道にしたことで逆に完成度は高くなってる。
3も同じようにある程度を新規シナリオで作っていくみたいだから期待できるとおもう。
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[レビュー]宿星のガールフレンド -the destiny star of girlfriend-の感想
2019-03-07 Thu 00:00
<作品名>     宿星のガールフレンド -the destiny star of girlfriend-
<製作会社名>   mirai



宿星のガールフレンド
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宿星のガールフレンド | mirai
キャラクター・シナリオ : 【 S+ 】 4-5h
ひょんなことから怪物に襲われた高杉星司は、同級生で密かに憧れていた上泉夕里に助けられる。しかし二人は大けがを負ってしまい、回復魔法の副作用で3か月間を半径1m以内で過ごさなければならなくなった。

3部作の制作が決まっているシリーズものの1作目であり、今作はヒロイン・上泉夕里のみが攻略可能となっており、主人公の出会いから物語の結末までを描いた全13話構成のシナリオで、約4-5時間程度の短いシナリオとなっている。

今作のヒロインである夕里は魔法少女であり、今作ではそんな彼女との騒がしい日常と魔法少女としての活動を描いたドタバタラブコメディ作品となっている。
作品自体は魔法少女物の部分と、イチャラブ全開のラブコメ部分とが絶妙なバランスで混ざり合っており、その場面の切り替えが非常に軽快。
シナリオとしての短さが欠点として挙げられてはいるものの、内容自体が分かりやすく、速いテンポで話が展開するため、予想外に中身は詰まっている。
こうしたつくりのおかげで、シナリオ自体に飽きにくくなっているのも特徴だろう。

また作品の設定上、夕里と過ごす時間が9割を占めている。
「彼女が好きになれるか」というのは「この作品が好きになれるか」、という話とイコールであり、彼女の濃いキャラクター性も注目すべきポイントになる。
この辺りに関しては個人で感想が分かれるところではあろうが、個人的には野球観戦が趣味だったり、、チヤホヤされていつも調子に乗っていたり、基本的にチョロい、と一般的なヒロイン像からはかけ離れている。しかしながら、そんな彼女だからこそ主人公とのやり取りに笑いと愛が溢れており、見ていて不快感が全くなかったのが印象的だった。


【推奨攻略順 : 無 】
選択肢はあるものの、物語は1本道。


CG : 【 S 】
のっぺりとした平面で淡い塗りの絵。
シナリオの長さもあって量こそ抑え気味であるものの、質に関しては総じて美麗。
なお、立ち絵には全キャラ目パチ機能がついているほか、戦闘シーンでのエフェクト等で結構頑張ってる所もある。
あと、魔法少女物に変身シーンは不可欠であることを知っている。

音楽 : 【 S+ 】
Vo曲2曲(OP/ED)、BGMは12曲という構成。
BGMは数もないため最低限の戦闘用曲等を中心に用意しているが、中には明るく騒がしい曲があったりと作風やヒロインを意識したものが多い。
Vo曲としてはやはりOPの「magical Girl☆Conflict」が素晴らしい、明るく勢いのある曲に乗せてヒロインである夕里の気持ちを歌い上げている。


お勧め度 : 【 S+ 】
魔法少女物のラブコメ作品。
笑いとイチャラブが非常に豊富で軽い気持ちでライト層から玄人まで幅広く楽しめる作品となっている。
シナリオ自体も割と作りこまれているのだが、短めのシナリオのため、値段的なハードルが依然としてあるのは確か。


総合評価 : 【 S+ 】
萌えゲーとしてだけではなく、全体的な完成度もハイレベルな作品であり、安定してこの評価を付けられる作品となっている。


(ぶっちゃけコーナー)
3作品のシリーズ物のうちの1作目。
miraiといえば、「ティンクル☆くるせいだーす」のLilianから独立したブランドであり、前作ではバトルゲームモードの入った作品を制作していた。
※シナリオオンリー以外の作品はなかなかプレイできていません。

そんなmiraiが今作では、シナリオオンリーの3部作を作成するということで着手した今作。
中身はmiraiも得意(?)とする魔法少女物であったが、やはり何よりも濃いイチャラブシーンと軽快なコメディーシーンが心地よかった。
萌えゲーと割り切ることもできるかもしれないが、やはりラブコメ作品と呼びたくなる。

もちろん、魔法少女方面の物語も投げているわけではなく、「星」をテーマとしたシナリオは分かりやすく、それでいて面白い。
ただ、やはりヒロインとの時間を描いたシーンの出来が非常に高かった印象が強く、サクサク読めるし、飽きずに楽しむことができた。
惜しむらくは物語が短い所だろう。
自作も普通に気になるレベルでよい出来だったので、我慢が苦手な人などは3作出てからプレイするというのも手かもしれない。
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