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ナツメグ のレビュー
2010-03-03 Wed 00:00
<作品名>    ナツメグ
<製作会社名>  コットンソフト

ナツメグ

シナリオ
S++
OPには入るまでにちょっとうるっとさせられる物語。
ルートは5本だが、個別ルートは短いなりにもそれぞれ涙腺へ与える威力は高い。
物語はどちらかというと日常に重点を置く。

CG
S-
綺麗な立ち絵やCGが多いなかでバランスが少し悪いものがあったりする。
基本は綺麗でゲームをプレイする上ではあまり影響は出ないが、しっかり見ると気付いてしまうので、この評価。

音楽
S++
少し甘いかもしれないが、かなりの高評価をつけさせてもらった。
OPやED等の曲もよかったが、何より重要なのがBGM、久しぶりに曲だけで破壊力を持つものに出会えた。
全体的な評価で考えると甘いが、BGMだけなら自信を持ってつけられる。

お勧め度
S++
「泣きゲー」としてあまり有名とは言いがたい作品だが、まさに隠れた名作だろう。
雰囲気の作り方といい、次回作などにもかなりの期待が持てる作品となった。

総合評価
S++
主人公、渡部敦志の通う都内の学校は生徒数の減少により、二学期を目処に統合されることに決まった。
取り壊される学校と共に迎えるさまざまな意味での『最後』の夏休み。
主人公の友達の、シゲオと実梨、由佳子。
ある日、由佳子が転校することが分かり、壊れる4人の関係に戸惑う敦志。
転校してきた頃の恩返しのために、皆のの思い出作りをするためだけの
夏限定の「部活」をスタートさせたのだった。

主人公の幼馴染を引越しまで楽しませてあげるために――という、一般的な学生もの。
中身の方も個別ルートよりは大幅に日常に重きが置かれている。
特に目立ったものとして、ランダムで日常のイベントが決まるシステムなどがある。
全イベントを見るのは大変だが、その分、各ルートの最後のシーンでの感動も大きくなる。
最後の盛り上がりのシーンでの楽しかった日常への回想…それがあるからこそ、強い感動が得られる…。
基本に忠実で、少し面白みに掛ける流れで、数本のルートでの踏み込みの甘さ(物語が短すぎる)等の問題は見られたのも事実だが、
特に由佳子とほとりルートは秀逸で、BGMや演出はかなりのもの。
特にほとりルートは王道である由佳子のルートとはある意味真逆でありながら、涙の量はおそらくそれ以上になる。
演出、文章などに少し惜しいところがある。
上手にBGM無しの雰囲気を活用したり、上記2つのルート以外ではもう少し物語の構想を固め、長くしより感動を爆発的なものにする。
文章で書くだけでは簡単そうに思えるがやはり難しいところは多い。
しかしながら、改善点が明確なゆえに、まだまだ延びる作品ではあると思う。
「泣きゲー」としては近年でもまれに見る質の高さで、波長さえ合えばきっと泣けるはず。
泣けなかったとしてもシナリオはやはりいい話であるし、全体的に高品質かつ安定した品質なので、お勧めは出来る。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
部活等を絡めた、かなり純粋な学園物の泣きゲー。
少々古さは感じてしまうかもしれないが、それを抑えてでもプレイしていただきたい名作。
何の捻りもなく素直に泣かせてくれるので、泣きげーファンのプレイは必須である。
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