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[レビュー]グリザイア ファントムトリガー 第1-2話の感想
2017-06-29 Thu 00:00
<作品名>     グリザイア ファントムトリガー 第1-2話
<製作会社名>   フロントウィング



ファントムトリガー1-2話

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シナリオ : 【 S 】
舞台をグリザイアシリーズと同じとした美浜学園に置いた作品で前作までで人気を博したシーンやテーマなどを引き続き使用。

1話では主人公…らしきハルト目線で語られることはなく、新任教師「有坂」から見た作品となっている。
物語の導入部分的な意味合いが強く、一つの事件を解決すると終了してしまう。
そのためキャラクター狂気性以外の過去や状況などは基本的に判明しない。
また、銃や戦闘に関する専門用語・知識などがもたくさん飛び出るため、一部の人間にとっては嬉しく、そうでない人にはあまり楽しく内容になっているかもしれないが、このグリザイアでは平常運転と言える。

2話からが今作との本番と言える内容となっており、視点も主にハルトから見たものとなっているが、わりとコロコロ変えてきており、第三者視点で考えることの方が多いかもしれない。
今作でメインとなっているのがレナであり、彼女の過去等と共に前作までの魅力であった銃撃(格闘)戦やカーチェイス等等燃えるシーンが多く入れられている。
また、懐かしいキャラクター(や話)も時々話に出てきたりもするため、見どころは多い。

【推奨攻略順 : 選択肢無 】
選択肢がないので…。


CG : 【 S 】
前作までのものと比べると立体感が薄れ、塗りが一段と淡くなった印象を受ける絵。
シリーズものということもあり、どうしても分量は少なめではあるが、質は確か。
SD絵も多数存在する。


音楽 : 【 S 】
BGM15曲、Vo曲2曲(OP/ED)という構成。
前作に似たBGMのものもあるが、基本的には新規…のはず、作中では前作で使われていたBGMも何曲か登場しているのを確認している。
内容としては戦闘シーンのものが目立つが、以外にも日常シーンで使われる落ち着いた雰囲気のBGMに質の良いものがそろっているイメージ。
Vo曲は個人的にEDがしっかりと歌われている感じがして好き。
OPでもいいくらいすっきりとしているので是非聞いてみてほしい。


お勧め度 : 【 S 】
グリザイアスタッフの手掛ける新シリーズ。
1話、2話ともに攻略時間が各3-4h程度と非常に短いが、内容としては十分に詰まっているためグリザイアシリーズが好きだった人はプレイしても損はないはず。


総合評価 : 【 S 】
シリーズものなので評価としてはこの程度ではあるが、内容は保証したい。


(ぶっちゃけコーナー)
グリザイアスタッフ制作ということで、やっぱりあの3作品くらいのレベルを期待してしまうんだけど、シリーズものってのは評価難しいよなぁ。
前回の評価でもいってたけどどれくらいのスパンなのかが気になる。
あと1作で完成してるわけではないってのもなぁ…。
面白くはあるんだけど、こういうのが増えるのはそれはそれで複雑な気分だわ…。
そういえばEDは…アレはなんなんだろう…ホント。
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[レビュー]9-nine-ここのつここのかここのいろの感想
2017-06-22 Thu 00:00
<作品名>     9-nine-ここのつここのかここのいろ
<製作会社名>   ぱれっと



9-nine-ここのつここのかここのいろ

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キャラクター・シナリオ : 【 S 】
今作はパレット初のシリーズもの、「nine」シリーズの第1作ということで、都√のBADとGOODENDのみであり、攻略時間は6-7hとかからないだろう。
ボリュームとしても普通の作品の共通ルート+個別ルートといった程度。
話のテーマは意外にもサスペンス要素ありの異能モノ。
作中では全く明かされない伏線や踏み込まれないキャラクターもいるため、そのへんに関してはどうしてももどかしさがある。
わりと暗くなりがちなシナリオ進行ではあるが、キャラクター同士の軽快なやり取りが大変面白く、飽きることなく最後までプレイ可能。
単体での評価が非常に難しい物ではあるが、次回作に十二分に期待は持てるものとなっている。

【 主人公 】新海 翔
妹が一人おり、それ以外に関してはかなり平均的な少年。
『ソフィーティア』に最初に気が付いた人物であり、「ユーザー」であるらしいのだが、能力が不明。
声アリの主人公。

9 nine ここのつここのかここのいろ

九條 都 【 S 】
アーティファクトのユーザーの一人。
大企業「コロナグループ」の令嬢。
しかし金銭感覚は庶民であり節約が趣味と言ってもいいほど。
成績優秀、料理も得意…とある意味理想の女の子ではあるが、その立場から壁を作られがちであり、そのことを気にしている。
類稀なる責任感を持っており、自分の得た能力を使って街で起こった事件を解決したいと思っており、主人公に依頼する事から物語が始まる。
個別ルートでは都の魅力を伝えると共に町で発生した事件に迫る内容となっている。
涙こそはないものの、萌え部分だけではなくシリアスな場面もしっかりと描かれており、読み物として自体は非常に興味深い。
しかしながら、如何せん短く消化不良となってしまうつくりであり、終盤はしっかりとGOODENDではあるものの、次回へのつなぎを残しての終了となっている。

【推奨攻略順 : 都BAD→GOOD 】
完全に一本道。迷うことはないはず。


CG : 【 S 】
和泉つばすさん原画という点が最大の魅力。
質に関しては言うまでもなく、量に関しても意外なほど豊富。
驚いたところはHシーンでの前編動画化だろうか…全CGが動くとまでは思っていなかった。
SD絵も何枚か存在している。


音楽 : 【 S 】
BGM13曲、Vo曲2曲(OP1/ED1)という構成。
BGMに関しては全体的に怪しいorくらい雰囲気の曲が多い。
数を聞くとどうしても少ない印象を受けるが、シナリオ自体が短いのでプレイ中はあまり気にならないはず。
OPの「ReAliZe」不思議な雰囲気を醸し出しつつも凛と歌い上げられた楽曲に対してEDの「ふたり」はすっきりと歌われており、終わりというよりは区切りの歌という印象が強い。


お勧め度 : 【 S- 】
正直単体でのおすすめ度は低い、どれくらいのスパンで今後の商品が出てくるか次第であり、次回作を待ってからでもよさそう。


総合評価 : 【 S 】
これ単体での評価という意味ではどうしても抑え気味になってしまう。
今後に期待するほかない。


(ぶっちゃけコーナー)
シリーズものの最初の評価ってのは難しい、特にこの作品は短すぎるってのがある。
一個の作品としてみるのは難しいしなぁ…。
レイラインくらい分量があれば正しい評価もできそうなものだけど。
とりあえずはどれくらいの期間をかけて出るかだなぁ…。
エロシーンに関しては普通に驚いたわ…その情熱を他のところに向けてほしいと思うのはやっぱり俺だけなのか…。
攻略可能なキャラクターに関してもそこまでいないはずだし、どれくらいで完結するのか謎。
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[レビュー]桜花裁きの感想
2017-05-13 Sat 00:00
<作品名>    桜花裁き
<製作会社名>  IRODORI

桜花裁き

シナリオ構成
S++
本編は分岐なしの一本道であり、分量は多い。
攻略後の後日談にて各キャラのアフターストーリーという名の2h程度の個別ルートが見られる。そのほか、いくつかの√も存在し、予約特典の短い話もある。

【推奨攻略順 : 】
上記理由のため、攻略順無。
強いて言うなら、後日談から攻略できる3人以外については後のプレイをお勧めしたい。

CG
S
線がしっかりとしており、塗りの濃い絵。
イベントCG・立ち絵ともに質の上下が非常に大きいが、総じて美麗と言える。
特に戦闘シーン等で使用される墨画のような筆絵効果で描かれたイベントCGも多数存在しており、作品を寄りいっそう特別なものへ昇華させており、非常に高い評価。
SD絵も数少ないが存在している。

音楽
S+
BGM41曲という構成。
Vo曲がない、というのは昨今の作品で非常に珍しい作品だが、それでもBGMが十二分に世界観を作り上げてくれていたので良し。
基本的には弦や笛などの和楽器を使用した曲がメインではあるものの、テーマBGMでもある「桜花繚乱」は非常に華やかで力強く、たいして「独弦哀歌_OG」の旋律は作中でおもわず泣かされたこともある。
そのほかにFMアレンジを全曲分作成しているのも驚きだろう。
物足りない部分があるのは確かだが、それを鑑みてもこの評価。

お勧め度
S++
舞台を時代物とした推理・サスペンス作品。
ミステリや時代物の物語単体としてはそこまで作りこまれていると感じられないが、奉行パートのゲーム要素等を加えた全体的な完成度としては非常にレベルの高い作品。
特に前半と後半(クリア後)に真価を発揮する作品なので、最初から最後まで余すところなくプレイしてほしいところ。

総合評価
S++

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北町・南町の奉行所緩和のため新設された中町奉行所に新米奉行として任命された主人公。
幼馴染の理夢や進撰組の面々、そして北町奉行所からやってきた桜等と共に、着任早々に厄介な事件に立ち向かうことになるのだが――。

今回の作品の主人公は推理系作品である探偵ポジションの人間。
作品自体の詳しい説明は公式を見るとよいが、大まかに3つの部分「ADV」「調査」「奉行」で成り立っており、ADVパートでは物語を進め、調査パートでは実際に聞き込みや背景をクリックすることで情報・証拠の収集を行う。そして最後の奉行パートではそれらの証拠をもとに推理を行っていくこととなる。

実際に手を動かしそして頭を動かすことで物語自体に深く溶け込むため、キャラクターへの感情移入や物語への没入感が高まる効果があったことは確かで、その点に関しては非常に高く評価したい。

正直なところ物語だけを楽しみたいという方にとってはADVパート以外は煩わしく、サクサクと飛ばしてしまいたいところであり、人によっては忌避感を感じるかもしれない。
しかしながら、推理に失敗しても特に物語進行に影響はなく、また何度でもやり直しができることや、各所ので作りこみなども含めて、非常によくできているように感じる。
特に奉行パートではじっくりと考える推理線の他に、熱く激しい舌戦シーンもあるため見逃せない。
序盤は比較的簡単な謎から始まり、終盤は割と難しめの内容となっているが、あくまで本格推理小説のようなしっかりとしたロジック・仕掛け・伏線のようなものではなく、ゲームとして楽しむレベルのものとなっている。

物語自体について、舞台を江戸時代としているため、歴史物に対して忌避感がある方にとってはハードルが高そうに見えるが、オリジナルストーリーのためか実際の中身でそこまで時代を感じる部分はなく設定も割とアバウト、舞台装置の一つとして把握する程度でいいだろう。逆にそういったものを求めている方には物足りない内容となっているかもしれない。

クリア後に現れる各個別ルートに関しては、どちらかというと本編とは対比してイチャラブ路線の内容となっており、内容としても特筆すべき点はない。
この作品をここまでの評価に押し上げた最重要ポイントは沖田√と山南√である。
同様にアフターストーリー的立ち位置の同√ではあるものの、「桜花裁き」というこの作品をただの時代推理作品で終わらせるだけではなく、華々しく咲く桜の裏にある闇を描き出した手腕は見事というほかなく、最大の泣きポイントであることも付け加えておきたい。

コンフィグに関しては十分だが、右クリック等の操作性が少し悪い。

【総括】
奉行パート等、少々イレギュラー要素の多い作品ではあるが、魅力的な墨画CGの演出や深い物語の存在は際立っており、ここ最近の作品の中では一二を争うほどの良作。

(ぶっちゃけコーナー)
「桜花裁き」と「大岡裁き」は完全に意識してるよね、新選組っぽいのや平賀源内っぽいのもおるし、遠山も…あれだろうなぁ。
何にせよ、特殊な作品だったけど推理部分も初心者にとっては十分に面白いし、驚きに満ちてはいたよね。
最後のあれは…↓で語ろう。

↓↓↓以下ネタバレを含むため反転↓↓↓
沖田√では裁かれた近藤への想いを再度考えさせられてしまったなぁ…。
というか、沖田が壊れてから立ち直るまでが本当につらかった。。。。だからこそ、好きになってくれてからは好感度も上がるよなぁ…。
それだけでは終わらせず、最後にちゃんと山を持ってきたのもよかった!
山南√はネタかと思ってたけど、思った以上にしっかりと作られていたわ。。。。
逃げてる最中のあの描写はすごいインレの旅を思い出したけど、やっぱ協力してるのなw
沖田√と書いてる人が同じっぽかったけど、鈴との最後のシーンはきついなぁ…。
鈴と沖田のシーンがかなりそっくりなんだけど、個人的にどっちも最大の弱点。
涙腺破壊されたわ…ボロボロ泣いた。
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[レビュー]緋のない所に烟は立たない -緋修離と一蓮托生の女たち-の感想
2017-04-22 Sat 00:00
<作品名>    緋のない所に烟は立たない -緋修離と一蓮托生の女たち-
<製作会社名>  暁WORKS

緋のない所に烟は立たない -緋修離と一蓮托生の女たち-

シナリオ構成
S
下記にもあるが、共通√として1つの√が提供されており、その後クリアできるキャラクターは3人。共通√を含め各シナリオは2-3h程度なので、ミドルプライス作品相当のボリュームと言える。

【推奨攻略順 : 共通→津希→小夜→由利 】
1周目は強制的に共通ルート、その後好きなキャラクターのシナリオが選択可能。
由利√のみ、かなりグランドEDに近い終わり方をする√なので、一番最後に回すことをお勧めする。

CG
S
枚数こそ少な目ではあるが、硬い線質でしっかりと書かれた絵は高い品質を保っている。
主人公の立ち絵・イベントCGが豊富であることも特徴的な点と言える。

音楽
S+
BGM21曲、Vo曲2曲(OP/ED)という構成。
一番評価したいのは作品の雰囲気をリードし、しっかりと世界観を作り上げていたBGMだろう。「霧追い」等を代表とした落ち着いた雰囲気のものや「Truth Reason」等の”オシャレ”な曲はこの作品を構成するうえで欠かせないものと言える。

お勧め度
S+
日本伝奇作品を主体とした推理・サスペンス作品を一味ちがうものとして仕上げた作品。
全体的にスタイリッシュに作られている作品ではあるが、文体がかなり特徴的。
体験版で肌に合った方は徹頭徹尾最後まであの雰囲気を貫いてくれているので、お勧めしやすいが、肌に合わなかった方は素直に辞める作品。

総合評価
S

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―あらすじ割愛――

あっぷりけ制作「月影のシミュラクル」と同様のライトビジュアルノベルという形で発売された作品。
今回は4つある√のうち、共通ルートともいえる主人公――緋√(津希との出会いの話)を丸々無料でプレイすることができる。

内容自体はプレイすることが一番早く理解できるであろうが、かなり特徴的な内容なのは言うまでもない。
主人公の生業とする「かたり屋」はいわば「言葉」を使い、この世ならざる者に対抗する除霊師等にかなり近い物(本人は否定するが)。
各シナリオではそれぞれガシュウと呼ばれる妖怪を退治し、同時に物語の裏に隠れていた真相を語り終えるところまでがワンセットとなっている。

登場するキャラクターはかなり異質で特徴的。
その中でも主人公の緋は昨今珍しい声あり主人公であり、そのあり方は作中で「不思議の国のアリス」のチェシャ猫とたとえられる。
人を馬鹿にしているようで本質を見つめ、語る言葉は軽薄でありそうで真実を貫いている、という一癖も二癖もあるキャラクターなので、しゃべり方を含めて好き嫌いがかなり出る存在。
そのほかヒロイン達を含め作中では軽快な語り口調を中心としてユーモアあふれる雰囲気を演出しており、初心者から玄人まで楽しめるものにはなっているが、同様に嫌う人も出るタイプの作品と言えるだろう。
注意点として一つ上げられるのは、作中で扱っている言語がかなり幅広く、読み解くのにすこし力がいるという点だろう。
頭を空っぽにして楽しめる作品ではなく、じっくりと読み解くタイプの作品であることだけは注意しておきたい。

ミドルプライス作品という点で見れば、十二分によく作られている内容ではあるが、作中では明かされない主人公の過去や事実、人物その他もろもろを放置しているのも現状。
作中のポイントとなる部分に関しては明かしてくれているので、本当に気になるほどではないのだが、その結果如何ではFDを含む続編も作りやすいような作品となっている。

コンフィグに関しては言う事はなく、十二分な機能がそろっているといえる。

【総括】
非常に記憶に残る作品にはなっているが、ミドルプライス作品ということを含めてもう少しシナリオの内容を付けてほしかった、という意味でこの評価。

(ぶっちゃけコーナー)
主人公の語り口調を含めて、かなり気取った作品なので好き嫌いが出そうだなぁ…自分はそのどちらでもないように感じたけど、なんというかそれだけに注視してシナリオの内容が割と薄かった気もしなくない。
物語のパターンとして決まり切ってしまっていたから、作品の雰囲気に慣れてしまうと少し飽きてしまいそうだったしなぁ…。
由利√を先にやってしまうと後の√が壊滅的に面白くない…等々、物語として破綻しかねない構造になっているのも注意が必要かなぁ…。
嫌いじゃない、よくできている作品なんだけど、素直にはお勧めしにくい、そこにミドルプライス作品っていう要素も入っているからなおさらかも…。
まぁとりあえず、無料でプレイできる部分でたのしめるなら、後もずっと楽しめることだけは何度も言っておきたい、
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[レビュー]仄暗き時の果てよりの感想
2017-03-04 Sat 00:00
<作品名>    仄暗き時の果てより
<製作会社名>  MOONSTONE

仄暗き時の果てより

シナリオ構成
S+
攻略キャラは3キャラ。
プロローグですらボリュームがあり3h程度、その後の共通ルートも比較的量がある。
残念なことに各ヒロイン√は重複部分を除くと割と短く1-2hというところ。
全体的なボリュームは少し物足りない程度かもしれない。

【推奨攻略順 : プロローグ→駒子→恵里→由乃 】
プロローグと由乃√のみ、固定されているので、実質は駒子と恵里のどちらを攻略するかのみ(あと各BADEND)なので、基本的にはこの流れでいいはず。

CG
S
半分以上がグロCGという異常事態(ぉぃ
全体的な完成度はかなり高く、少しリアルかつ退廃的なイラストは作品にぴったり合致。
あんまりなその質に長く見ていたくなくなるほど。
その他戦闘・能力使用シーン、一般イベントCGもあるにはあるが、数が少なく質の上下も激しいのが正直な感想。

音楽
S++
BGM23曲、Vo曲4曲(OP1/ED3)という構成
BGMに関しては言わずもがな暗めのものが目をつく。
個人的に特筆しておきたいのはVo曲だろう。
「solfa feat.○○」という形で4曲そろえられており、そのどれもが名曲と言って差し支えない。特にOPの「leap in your mind」はイントロのすばらしさもだが、しっかりと歌い上げられたサビからも如実に伝わってくる妖しさは筆舌に尽くしがたい。

お勧め度
S++
ホラーサスペンス作品として名を残せる作品。
前作の「サクラノモリドリーマーズ」よりさらにホラー方面に寄った作品なので、そういった要素が好きだった方にはお勧めしやすい。
ちなみに、前作以上に戦闘シーンはない。
また、ホラーは言わずもがな、グロ耐性が低い方には一切おすすめをしない。
※絵はもちろん文字描写、音もすべて表現されています

総合評価
S+

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シナリオの内容はクトゥルフ神話を根本に置いたホラーシナリオであり、その他の要素として作中の様々な謎を主人公がタイムリープすることで解決していく、サスペンス物としての側面も持った作品である。

クトゥルフ神話を根本に…という話ではあるが、作中にそういったキャラが出てくるだけで作中ではそういう「怪物」がいるという扱いしかしておらず、一般的にプレイしていてそのあたりを意識することはないはず。

序盤から中盤にかけてはゾンビとの対決ということでかなりホラー的要素が強く、驚かせるため(怖がらせるため)のCGも出し惜しみなくどんどん使っていく。
その質はプロローグまでの流れをして完璧というほかなく、私から言えることは夜にプレイすることを控えることくらいだろう。

作品のもう一つの要素として、とある人物の捜索を中心としたいくつかの謎を追うシーンもあるり、島に存在する「不可視の怪物」と合わせて、シナリオ中での怖さと謎を効果的に深めてくれていた。
物語が進むごとに綺麗に回収されて行く謎も見事であり、そのあたりも見どころの一つと言えるだろう。

シナリオとして完成度が高い部分があるのは確かなのだが、どうしても説得力が弱いorどうしてこうなったのか謎な部分も存在している。
主人公の能力であったり、由乃√であったりと、そのあたりに関しては変な言い訳をすることもなく、気持ちのいいくらい完全放置。

また、ホラーやサスペンス部分に重きを置きすぎて、恋愛要素としての部分が完全に「オマケ」扱いされてしまっているのも悲しいところ。
プロローグくらいまではしっかりと描けていたその人々の動きも、中盤を超えたあたりからドのヒロインの行動に関してもパターン化してしまっており、各キャラの魅力というものがほとんど伝わってこないというのが実情。
もちろん恋愛以外の要素に能力をすべて注ぐのは大事なことなのだが、恋愛に絞らず、各キャラの√をしっかりと作ったり、キャラ自体を作りこむことで、シナリオ的に相互的な効果を得られることもあるはず、と個人的には思っているのでそのあたりをもう少し何とかできる部分もあるような気がする。

コンフィグに関しては基本的な部分がそろっており使いやすい。

【総括】
ホラーサスペンス作品としては一流、恋愛物としてはかなり不得手な作品。
全体的なレベルの高さや、平均から抜きんでたそのテーマを鑑みてこの評価。

(ぶっちゃけコーナー)
こわいよね、ホント夜やるべきじゃない。
プロローグあたりのゾンビがずっと続いてたらたぶん俺は死んでいた…。
シナリオとして綺麗につじつまが合ってる部分が多くて、そのあたりはすごくきれいなんだけど、最終√ともいえる由乃√、その最後のシーンあたりとかを見ると、「…あれ?」ってなるのが確か。
そのへんは書き切れていないだけなのか、そもそも私が見逃しているのか…、動機に当たる部分が結構少なかった気がする。
そういえば作中にサクラノモリドリーマーズの時に出てきた探偵のオジサンとかボダッハちゃんもでてきて、少しうれしかったのは秘密(ぉぃ
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