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コミュ -黒い竜と優しい王国- のレビュー
2010-02-24 Wed 00:00
<作品名>    コミュ -黒い竜と優しい王国-
<製作会社名>  暁WORKS

コミュ -黒い竜と優しい王国- (263)

シナリオ
S++
ルート数は計5本だが、それぞれの長さや物語の雰囲気はルートごとに大きく違う。
最初と最後のルートだけ固定がある。
BADEND数も2個ほどで、選択肢はあまり多くない。

CG
S
特徴があり、線質の硬い絵を描くが、枚数も多く綺麗なものが多い。
数枚気になる立ち絵、CGなどもあるのだが、さしたる影響はなく、十分に最高レベルといえる。

音楽
S+
BGMや歌入りの曲は多い。
BGMに関しては戦闘シーン演出のためのものも多く、気分を高揚、鼓舞させるものが多い。
その他悲しい曲や壮絶なイメージのBGMが多い。
平均以上の質と量を兼ね備えているといえる。

お勧め度
S++
シナリオも戦闘シーンもどちらも丁寧に作りこまれているので、「燃えゲー」としても「シナリオゲー」としてもお勧めできる。
プレイすればおそらく期待以上のものがあるだろう。

総合評価
S++
喧騒とネオンの溢れる夜の町――高倉新都心を中心にひとつの伝説があった。
夜ごと歌う幻の歌姫”少女A”。
運命の夜――瞳に映る少女Aに導かれ接続者として覚醒した瑞和暁人は巨大な鋼の怪物を操る力と共に5人の”同胞”たちと無条件に繋がれる。
初めて出合った5人の間には、友情も、信頼も、何もない。
不条理につながれた彼らは”黒の魔女”比奈織カゴメの力を借りて、まだ見ぬ世界に立ち向かう。
訪れた非日常の世界。
さあ、今夜のおとぎ話を始めよう――。

設定は超特殊で、物語自体もそれを生かしたものになっている。
ただ、全ルートそうというわけではなく、あるルートではほとんどその設定を活用しないなどの多様性がある作品。
実際の物語は王道で進むのだが、それをそうと思わせない設定と文章。
特に一番最後のカゴメルートでは全ての謎が明らかにされつつ、最後には壮絶なENDへと向かう。
所々に泣けるシーンも入っているが、メインは戦闘と殺伐とした世界。
「愛や慈悲よりも力」「この優しい王国」等の言葉が何度も出てきていて、生きる難しさや、どうしようもない悲しみなどを考えさせる。
実にそのテーマに沿った舞台設定で、時々嫌になるようなリアリティを魅せる。
また、そうした殺伐とした雰囲気の中に心を和ませるようなギャグなどがあり、それに救われることもしばしば。
絶対にありえないことを不自然に感じさせない文章はかなり洗練されているように思われ、サクサクと読める。
また展開にも飽きが来ないので、次へ次へと進みたくなる。
他のシナリオゲーや燃えゲーとは一味も二味も違う、そんな貫禄を見せた良作。
流血シーン等はあるが、あまり描写も激しくないので特に苦手意識がなければ是非やってみてほしい一品である。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
新感覚のバトル形式を採用した燃えゲー。
その設定を活かしたバトルはかなりのもので、十分に燃えゲーとしてかなりのお勧め作品。
また燃え部分以外のシナリオも出来がいいので見どころだ。
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