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双子座のパラドクス の感想
2013-07-19 Fri 12:00
<作品名>    双子座のパラドクス
<製作会社名>  コットンソフト

hutago.jpg

シナリオ
S+
物語の構成が少々特殊で、一般的な物語のように個別に分かれているようで、最終的にそれらが大きな1筋の話になっている。
他にBADENDも存在しているが、それ以外の部分に関しては、総じて共通のようなものなので、全体的なボリュームとしては短め。
また、攻略順はほとんど固定されており、それに沿っていれば問題ない。
その中でも少々の自由度があるので参考程度に表記する。

【おすすめ攻略順 : 夏月→蒼→陽月→TRUE】

CG
S
CGには独特の硬質さがあり、色は淡いがテカりもある。
特殊な場面のCGが多いため、イベントCGの質は少々上下していた。
しかし、枚数が多い事(構図数もさることながら、同じ構図を使い、上手く各場面で差分CGを使いまわしていた)や立ち絵に動きがある事、その他いろいろな部分に動きが導入されており、技術的な進歩を評価してこの評価。
流血等・ミイラ等のCGもあるため苦手な方は注意。

音楽
S+
サウンドモードで視聴できる物はOP・ED関係が4曲(ショート&ロング)とBGMに類するものが20曲(OPのINSTやオルゴールアレンジ含む)と少なめ。
作品に合わせたためかOP・挿入歌はこれまでの路線になかった新しい雰囲気(ヘビメタ…?)の物で、好き嫌いはあるかも。
その他、BGMについても作品に合わせて妖しいもの・緊迫したシーンの物が多くなっている。
しかしながら、しっとりとしたBGM・ED等もあり、そこはしっかりと評価したい。

お勧め度
S+
学園SF物・超能力・時間移動等のシリアス+SF要素が好きな方には十分お勧めできる作品。
ただ、しっかりとした理論形成まではされていないので、そこまで求める方にはお勧めしづらいことと、上記でもあるとおり、他作に比べると甘いものの、流血等のグロシーンに類する者が少々出ているので、どうしても苦手な方にも注意は必要。

ちなみに、作中では前作「世界の終わりとハッピーバースデー」の関連登場人物も登場し、その発言内容にネタバレが入っている。そのため、これからクリアしようと思っている方はその後のプレイをお勧めする。

総合評価
S+

公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

上記まででも説明してきたようにガチガチのSF学園物。
ゆえに作中には都市伝説・時間移動・オーパーツ・怪物だけにとどまらず、超能力による戦闘等の設定も登場する。

タイトルにもある『双子』という部分がこの作品に大きくかかわっており、特にこの作品の特徴的な部分は主人公が双子であるということだろう。
これにとどまらず『双子』というキーワードは物語の根幹にもなっている。

先ほども述べたとおり、作中の主人公は総一、総二という双子であり、それぞれの視点で物語が展開される。
各ヒロイン・キャラの魅力をうまく引き出すとともに、作品の雰囲気が上手く伝わり、非常に良い設定だったように思えるが、減点すべき点もあった。
他の視点の際にはそれぞれの主人公の声があるのだが。ほかにも重要なシーンで1つ2つセリフが入っているが、これに関しては減点。唐突過ぎて受け入れがたい。どうせ入れるなら全部入れてほしかった所である。

攻略にはチャートが使われており(その説明は公式HPに)、物語全体の流れとしては非常に分かり易くなっている。また、他のチャプターに飛んだ際に、状況説明を短く入れてくれているので、個人的には少し嬉しいところ。

物語に関して、序盤は突如陥った危機的状況を何とかしつつ、そうなった原因を探るべく行動するのだが、ヒロインを含む各キーパーソンが不可解な行動をして、伏線を残していく。それらは物語を進め、真相が分かるようになっていくと、すべて解決するようになっているので、じっくり読みこんでいきたいところ。
ただ、最後までクリアしても多少の疑問点は残るうえ、設定等でいろいろと背景理論は出てくるが、しっかりとした説明はなく『こういったものである』という説明方式の為、物語全体としてのぜい弱性があり、SFで物語の背景にある理論部分にまでこだわる方には物足りないかもしれない。

作品の設定もあり、全体的にはシリアスな雰囲気で進むことが多い。パニック要素や突発的な戦闘シーンもあり、一部には挿入歌が挿入される燃える展開等も用意されている。
しかしながら、やはり戦闘シーンの描写に関しては稚拙というほかなく、メインになっている部分ではないので、過度な期待はしない方がよい。
また、今回の作品は基本的にはハッピーエンドなのだが、悲しい終わりを迎えるキャラ達もいる。
登場するキャラに、オーソドックスなものから、特徴的な舞台だったためか、非常に個性的なキャラも存在していた。しかし、基本的に本質的に悪い人間自体がいないため、少々悲しいところもあるのは確か。

泣き部分に関しては、ルート終盤の挿入歌を流し勢いで泣かせるような展開が多々存在する。しかしながら、今回は威力も弱く、唐突で無理やり過ぎた印象がある。
各シナリオライターが違うことも影響したのだろうか、そのため私は殆どの部分で泣く前兆すらなかった。
それでもしっかりとしたBGMで泣かせるシーンは1つ存在。
ネタバレになるので詳細は省くが夏月のとあるシーンは非常に高評価。場面こそ長くなかったものの、しっかりと今までの関係に踏み込み、各キャラの性格を活かした泣きシーンだった。正直、この作品の評価はこの部分にかかっているといっても過言ではない。

【総括】減点すべき部分(戦闘シーン・個別の最後・声)が多々見られたが、動く立ち絵等を含む画像や・1つの泣き場面が秀逸だったため、その部分を救ったともいえる。
そのほか、音楽系の特殊さもあり、作品としては人を選ぶ物になってしまった印象。
ただ、それでもシナリオ重視で、その他多くの作品より少しは頭が出ているとの判断を下して、この評価にした。

コンフィグに関しては特に述べる点はない。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
まぁ、音楽特殊すぎだろ…OPと挿入歌…なれたけどさ。
声も、ホントなんであんな一部分だけ入れるようにしたのか謎だわ。
各個別に泣きシーンもあったけど、あれは無理やりすぎだろ…。その点夏月のシーンはよかったなぁ…あのTRUEルート付近の話はかなり良かったなぁ。
あそこは泣いたもんなぁ…数十秒のシーンだけど、あれは鉄板。
ああいうの中心の、素朴な学園物の時代のが上手かったイメージなんだけどな。
ナギサのとかさ。…なんでこう、SF物へ無理に持っていくのか…。
まぁ、そこらへんはプレイヤーが文句付ける部分ではないか。
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レコンキスタ の感想
2013-05-30 Thu 00:00
<作品名>    レコンキスタ
<製作会社名>  コットンソフト

zaza.jpg

シナリオ
S+
攻略キャラ4人+2章分の物語。二人の主人公についての物語なので、大きく二つの流れになっているので、共通があまりなく、個別の長さも十分にあるので全体的なボリュームは比較的に多めといってもよいだろう。
攻略順には少しロックがかかっておいるので、それさえ守っていれば十分だが、
お勧め攻略順は「真帆子⇒暮葉⇒麻咲⇒詩菜⇒門を叩け⇒尋ねよ」

CG
S-
色は濃く、硬めの質感のCG。
少々時代を感じる絵で、バランス等の気になる場所はいくつかあるため、減点はした。
しかしながら、枚数は十分であり、作品を素材するほどではない。

音楽
S+
Vo2曲、BGM23曲(+OP&EDinst)となっており、そろっているBGMも、オルゴールなどオーソドックスな物をそろえている。そのため、少々時代を感じることもあるかもしれないが、質・量ともに出来は十分といえる。
特にOPの「Reconquista」はヴァイオリンの映える名曲。

お勧め度
S+
古いが、ストーリーはしっかりしているので初心者から玄人まで楽しめる良き名作。
「生と死」についての作品なので、基本ハッピーエンド(?)ではあるものの、全体的に暗く、重い話が多い。その中でも怖いシーン・グロ描写は多少出てくるので、苦手な方は注意したい。

総合評価
S+

公式ホームページ
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2007年発売の少々古い作品で、一部声なしキャラも居る。
題名の「レコンキスタ」にあるとおり、キリスト教関係者が何人か出てくるが、宗教自体の知識は作品に関係なく、必要ない。

物語自体は他に類を見ない日本伝奇物のような「怖い話」の雰囲気で、序盤に出てきたシーンを起点とした、2週間程度の話。
しかし、実際に話のすべてを理解するのは各ヒロイン4人を終わらせた後に出てくる章を読んでからとなり、その話は約30年ほど前まで遡る事となる。

上記にあるとおり主人公が二人存在し(主人公級の扱いなら4人程度)、それぞれに攻略キャラが存在しており、大きく3つの話に分かれている。
(主人公二人の話が2+その前の事件)
ただそれらの話が、最終的には、関連しあって、ひとつの大きな物語となる。
3人のライターがこの話を書いているが、各ルートの話の齟齬などがほぼなく、一人で書いたと言われても気づかないほどで、その努力は現在の作品に引けを取っていない。

そういった関係もあり、視点変化を多用するこのゲームなので、視点次第では主人公の立ち絵も見える。
特に、心情をあらわす部分、書く時間での各々の動きなどをあらわす際に、視点変更を効果的に使っており、そこも評価しておきたい。

中には戦闘シーンもあるのだが、ここに関してはかなりお粗末なものなので、あまり期待しないでおきたい。(戦闘自体よりも、その緊迫した雰囲気や狂気を感じるだろう)

設定自体はどっしりと安定しているものの、特殊な設定の場合、状況説明が困難になるがこの作品はその部分も上手く、上記の視点変更に加え、他にさまざまな方法で各所を演出した。
キャラを攻略していくごとに見えていく人物関係や真相などの見せ方も良いのだが、特にオマケで見られる各キャラクリア後に出てくる「年表」は複雑になりがちな物語の時間変化を分かり易く目で追えるようにしあり、細かいショートストーリーも挟まれている。
これは、すべてクリアしてから一括で見るのもよいが、こまめにチェックしておくと、さらに臨場感が出るだろう。

泣きシーンは一番最後に存在しているが、どちらかというと涙をこぼすと言うよりは「ああ、よかった」とこれまでの暗い話に終止符を打つとともに、これからの不安をさらにあおるものとなっている。

ただ、各種細かい部分での展開や表現、演出には不満の残る部分もある。
しかしながら、そうした部分はすでに発売されている次回作などで修正の出来ている部分でもあるので、寛大な目でみたい。

設定が深く、重い物語としては、誰でも比較的に手軽に始められる作品なので、ぜひやろうか迷っているのならプレイリストに加えてほしい古き良き1品。

コンフィグに関しては足りない部分が多々見られた。


(追記あらためぶっちゃけコーナー)
個別が結構長かっただけに、最後の方は案外短かった。
再度考えてみても、かなりうまく組み立てられてる物語だな。
OPの妖しさ(?)といい、雰囲気もばっちりだし。キャラ・絵・BGMの古さとか考えるとどうしても「すげぇいい!」とは言えないけど、
それもまた良さか。
「うん…いいねぇ…わるくないよ!」って、けなすところが見つからない。そう言った意味では今の作品に全然負けてないな。やっぱこれくらいの評価が順当だろうな。
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終わる世界とバースディ のレビュー
2012-09-11 Tue 00:00
<作品名>    終わる世界とバースディ
<製作会社名>  コットンソフト

owarusekaito.jpg

シナリオ
S++
攻略キャラは5キャラ(?)だが、あるキャラに関しては明確なルートがあるとは言い難い。
攻略順に関しても最低限のものは固定されているので、あとは個人の好みである。
BADENDも存在し、そういった選択肢の場合や、ルートが変わってしまう選択肢の場合に親切にも教えてくれる。

CG
S
ところどころ気になるところもあるが基本的にはきれい。
少々のエフェクトなどはあるが、高度な技術は使用していない。
多少のグロ絵があり、苦手な人にはきついかもしれない。

音楽
S++
25曲程度、どれも質はいいのだが、特にお気に入りなのは
OPとは雰囲気が一転したEDの「Happy Birthday to」とBGM「graduation」の破壊力は確かなもの。
また演出や挿入のタイミングなどかなり評価したい部分がある。

お勧め度
S++
グロが苦手な人には少し厳しいかもしれないが、それでも我慢してやってみてほしい作品。
案外深いテーマが扱われているが、物語自体はかなり優しくて、悲しい物語です。
泣きげーとしてお勧めの1品。

総合評価
S++
ストーリー
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9月29日に世界が終る。
これは「終末論」を扱った物語であり、実際にヒロインと様々な世界の終わりを体験する。
ただ、それだけで終わらなかったところがこの作品の見どころ。
グロ展開、凌辱の展開(BADEND)が存在するので、ネックといえばネックだが、シーンは少ないので我慢してほしいところ。
泣きポイントはところどころ存在していて、上記の音楽欄で語った2曲が効果的に涙腺を破壊してくる。
特に一番最後、「エピローグ」の終わり方は見事である。
単純な絵・文字・音楽だけで、複雑な要素は何も存在しないが、それでも十二分に感じられる。
コットンらしいと言えばそうなのだが、古き良き泣きげーの1つであるともいえる。
また、SNSシステム(ゲーム内のみ)があり、日記や過去の作品のキャラのコメントなどが出てくるため
そういった部分の楽しみはある。

この作品のテーマとして、
終末論が終わりしか見ていないのだとすると、
この作品はその先「未来」を見据えた物語ともとらえることができる。
そういった設定を踏まえつつ、「誕生日」というものも絡めている。
終わり方には賛否両りょんなりそうなものだが、
この作品をやった後は、世界がもう少しだけ優しく見えて、
明日をもう少し楽しみになれる、もう少し生きていこうと、
そういう気力がわいてくる作品だと思う。。

なお、最初にゲームを始めるときに自分の誕生日を聞かれる。
誕生日によって物語の内容が大きく変わるということがないので、
迷わず、自分の誕生日かデフォルトの物を使用すればよい。
ただ、キャラの名前を変えない派の自分でも、これだけは自分の誕生日に設定した。
(ここに関して私はプレイ後も後悔してないと言うことに注意してほしい)

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
序盤は終末系・SF作品に思えるだろうが、しっかりと終盤は泣きゲーになっている。
いろいろとずるいところがあるので、この作品を推すことは少しためらわれるのだが、
設定的にもいろいろと面白いところはあり、見どころは十二分にある。
気になるなら、ぜひプレイしてみるといいだろう。
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アンバークォーツ のレビュー
2010-03-06 Sat 00:00
<作品名>    アンバークォーツ
<製作会社名>  コットンソフト

アンバークォーツ

シナリオ
S
今までとは趣向を変えた戦闘物。
章ごとに分かれていて、その数は11だが、ルート数は大きく4つ。
今までのように共通ルートがあまり長くないので、全体的に少なく感じる。
なゆたルートのみ他と比べて長い。

CG
S-
枚数は少なくはないが、それぞれの完成度が少し低め。
みていて見苦しいほどではない。
立ち絵は概ね良い。

音楽
S+
OP、ED、挿入歌とある中で、好みはそれぞれ違うだろうが、
個人的にはやはりOPの印象やその旋律を使ったBGMの威力は高い。
平均を超えるものとして考えておきたい。

お勧め度
S
戦闘物としてはオススメしない。
コットンが好きな方はやるといい、作中にも、なつかしのあの人とかが出てきます。
なお、全部クリアすると「ナギサの」のあおいの物語があります。
お口直しにはいいかも?

総合評価
S
ストーリー
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大まかに言うと異能バトル物語。
中心には「キオク」や「オモイデ」といったテーマがある。
しかしながら、肝心のバトルシーンは盛り上がりに欠ける。
画像、BGMの演出は十分に合格レベルだが、物語の展開、文がマッチしていないし、レベルも届いていない。
若干の感動シーンを無理やり入れようと思ったためにこういうことになったのか…。
最終的にどっちつかずなものになってしまったのが残念。
バトル物になれていないのなら、ここは泣きか燃えかどちらかひとつを取るべきだったように思う。
そのせいか、各ルートごとの物語の質も今までよりも低め。
また、これは特に苦言ということではないが、一番最後の終り方は賛否両論ありそうです。
なので評価は少し厳しいが平均くらいのものをつけさせてもらった。
しかしながら、物語の設定等は使い方によってはかなりいい作品が出来る上、
今回はそのチャレンジ精神も認めてあげたいと思う。
OPやシナリオにKey作品と似た描写がある…との意見も多いが、
しかしながら、たとえそうでもいい作品が出来るならかまわないと個人的には思う。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
異能(?)バトル物に分類される作品なのだが、全体的に少し強引。
バトル描写が荒いため燃えゲーとしては不十分。
泣きゲーにしても同様で、如何しても中途半端な印象を受ける。
あまり期待せずにやるとよい。
設定自体は面白く、シナリオ以外の部分もよいので、少し残念なところ。
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ナギサの のレビュー
2010-03-05 Fri 00:00
<作品名>    ナギサの
<製作会社名>  コットンソフト

ナギサの

シナリオ
S+
夏休み、無理やりつれてこられた田舎の海の家が舞台の物語。
ルートは全部で4本、共通ルートが全体から見て比較的多くを占める。
しかし、必要最小限だけを通るとすればどのルートも短いといっても過言ではない。

CG
S-
枚数はあまり多くない。
質の方はあまり悪いというほどでもない。
いろいろなところで不自然さが目立つので、最高ランクからははずさせてもらった。

音楽
S+
OP,ED曲に限らず、BGMにも質のよいものが多いが、涙腺の致命的打撃になるものが少ないのも事実。
気に入る旋律がOPのものと同じものが多い。
舞台である夏に相応しい明るい曲が多め。

お勧め度
S+
前作より質が落ちたといわれれば否定しきれないが、昨今には珍しい正統派の泣きゲーといえる。
ルートごとの質に差が有るとは言えど、その平均的な質は侮れない。
初心者か、たくさんやってきた人で少し過去を振る返るには丁度いい作品とも言える。

総合評価
S+
ストーリー
(クリックすれば公式に飛びます)


海の家を舞台として始まる物語はおそらく今までなかったが、大きく見ると田舎の夏物語。
キャラも今まで居なかったような、若干特殊さが目立つ者もいる。
作品自体の印象派OPからも分かるような、カラッっとしたひと夏の物語(夏を越えてくるルートもあるが…)。
内容も共通ルートはまさに「夏・青春」といったストーリーが多く、前作から引き継いだ物語のテンポは非常によい。
個別ルートになると各ルートによって大きく差が出るが、もっともここで賞賛したいのは夏生ルート。
おそらくこれが作りたいがために作られた作品といっていいほど他のルートとの差があり、
どこか懐かしいストーリーは泣きゲーの原点を突いているといっても過言ではない。
それを助けるBGMと演出。
特に最後の方でBGMやEDを駆使して演出するところは好印象。
CGもあまり多くないが、背景との組み合わせでまるで1枚のCGのように見せる技術や、クリア後のギャラリーでは見られないCG等も多数存在する。
そのため、全てを確認したい方は、数多くの選択肢を全て見て回る必要がある。
文章自体は非常に簡単なもので、先の展開も比較的読みやすいものが多い。
しかし、その分純粋さや王道ゆえの安定感はある。
全体的に質が落ちたという意見は否定できないが、それでも涙腺を破壊する威力はいまだ健在し、
後味もかなりいい物語が揃っているので、是非明るい気分になりたいときにプレイしてほしい。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
素直に泣かせてくれる泣きゲー。
少々気になるところもあるのは事実だが、それを考慮しても出来が良い。
変なひねりがない王道のものが多いので、素直にプレイすれば楽しめるだろう。
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