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[レビュー]かりぐらし恋愛の感想
2018-06-14 Thu 00:00
<作品名>     かりぐらし恋愛
<製作会社名>   ASa Project


かりぐらし恋愛

公式ホームページ
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キャラクター・シナリオ : 【 S 】
幼い頃に過ごした街で心機一転、一人暮らしを始める――はずだったのだが、新しく住む家がボロボロで、頼れる相手は幼馴染の女の子4人だけ…。
彼女たちの家で順に居候を繰り返す、暮らしの日々をテーマとした作品。

ASaPro作品らしい笑いの要素が大きい作品となっており、主人公やヒロインたちはもちろん、ネタのたくさん詰まったサブキャラクター達が繰り広げる笑える会話のキャッチボールはさすがというほかない。

シナリオは相も変わらずヤマがなく、読み込めるタイプのシナリオではないのだが、その分サクサクと読みやすく読後感もいい√が多いので不快感は少ない。


共通√【 S 】  2h
主人公と幼馴染たちとの再会のシーンから各人の家への居候を3週程度する部分がメインとなっている。
各キャラの紹介を兼ねたアピールを兼ねつつ、そういった世界観を十二分に見せてくれており、全キャラをふんだんに出しやすいため、笑いの幅は広く、非常に豊富。
特にメインヒロイン達ではなく、サブキャラクターたちが非常によく動いているイメージがある部分でもある。


桜木橋理兎|キャラクター|かりぐらし恋愛
桜木橋 理兎√【 S 】  2-3h
主人公と同学年の幼馴染で、再開するまでは主人公に男子だと勘違いされていた。
今作のツンデレ枠ではあるものの、幼馴染メンバーの中では絢花と並んで良識派。
上記の問題もあり最初こそ主人公を敵視していたが、時間経過後は最もデレが高いキャラクター。両親は海外におり、一人で暮らしている。

他のヒロインとは大きく違い、ギャグではなく理兎とのイチャラブな生活を前面に押し出した√となっている。共通ルートから片鱗は十二分に見えていたが、彼女の手繋ぎ癖はギャグゲーにあるまじき萌え要素であり、最大の魅力ともいえる。
笑いこそ少ない√ではあるものの、萌えゲーの√として通用する内容になっている。


荒波杏|キャラクター|かりぐらし恋愛
荒波 杏√【 S 】  2-3h
主人公の1年先輩の幼馴染。
外面はほぼ完ぺきと言っていいお姉さんではあるものの、家の中では驚くほど怠け者で、家事を一切しないため部屋も汚い、料理もできない。
それでも主人公を手玉に取ることができるあたりはやっぱりお姉さんキャラ。

えっちでだらしないお姉さんをマッハで走り抜けていく杏は合う前も付き合ってからも一切変化なく、正直な所主人公への同情を禁じ得ない物となっている。
少し印象的だったのは、杏以外のキャラクターが豊富に出てくることであり、好意を隠すことをやめて、あきらめない理兎などはヒロインとは別に可愛い。


新妻ひより|キャラクター|かりぐらし恋愛
新妻 ひより√【 S 】  2-3h
主人公と同学年の幼馴染。
今作の変顔キャラであり、その顔はなぜか絢花に苦手とされている。
幼馴染の中でもバカキャラが定着しているものの、意外とまともな所もあり、そのあたりがぶっ飛んでいる彼女の母親と二人並ぶと影が薄くなるかわいそうな子でもある。
幼馴染の中では理兎と特に仲が良い。

付き合ってからは、居候先にひよりがついてくる為、ヒロインやサブキャラクター達との絡みが他の√よりも多く描かれている印象が強い。
特にボケとツッコミをどちらも効率よくこなせるひよりは誰とでもテンポのよい日常シーンを面白く展開させることができるので、この作品の強みともいえるだろう。
後半の締め方は…ともかく、ヒロイン√では最もまとまっているシナリオ。


世計絢花|キャラクター|かりぐらし恋愛
世計 絢花√【 S 】  2-3h
一学年年下の幼馴染。
成績優秀な上、料理上手で面倒見の良い完璧少女。
彼女自身は割とまともなのだが、彼女の家族が非常に色濃い面々ばかりなせいで友達は少ない。貴重なロリ枠に分類されてはいるものの、家の中では長女であり、長年兄を欲していた。そのためか、主人公の前では完璧な妹キャラクター性を見せてくれている。
あとむっつりである。

個別√は意外と一般的というべきだろうか。
彼女自身にかんしてはわりとグイグイ来るところを見せてくれるようになったものの、キャラの強い彼女の家族については共通ルートと変わらず、ギャグ要素を含んだ一般的な萌えゲーに近いテイストの√になっている。


世計 丸√【 S 】  0.5h
絢花の妹。姉に近づく男はすべて敵と認識し、あらゆる手段を駆使して排除している根っからのシスコン。
もちろん主人公の事も心の底から邪魔だと思っている。

個別√はわりとエロシーンの連続で、内容というべき内容はあまりない。
絢花とくっついた後の√ではあるものの、殺伐とした話にはならない。


臼島 奈々子√【 S 】  0.5h
主人公の通う学園の服生徒会長。
絢花の数少ない友達であり、なぜか主人公も懐かれついでに食料をよく奪われている。
サブヒロインということもあり、割と吹っ飛んだキャラ。

最後の方の選択肢により、強引な展開で始まる。
割とエロシーンが連続する以外はあまりストーリーはない。
彼女の存在も謎のまま。


[ 主人公 ]瀬戸田 拓真
幼少期の街に戻ってきて、一人暮らしを始めようとしていた青年。
ひょんなことから、幼馴染の家を転々とすることになったが、持ち前の対応力の高さで溶け込むことが多い。
ギャグはもちろんボケもツッコミもできる。
ヒロイン達にはモーションをかけられると普通になびいてしまう、エロにはオープンの年頃男子でもある。


【推奨攻略順 : 絢花→丸→杏→ひより→通常ED→奈々子→理兎 】
通常ED(奈々子√)へ向かって分岐していく形になっているが、基本的には好きな攻略順で構わない、上記は当方の攻略順。


CG : 【 S 】
線が細く淡い塗りの絵で、今までの作品以上に硬さや色味が抜けた印象。
変顔の立ち絵ももちろん存在している。その他イベントCGにおいて質や量は特筆すべき点は無し。
SD絵も数枚存在している。

音楽 : 【 S+ 】
BGM23曲、Vo曲2曲(OP/ED)という構成。
各キャラのテーマや日常シーン用の物がメインで、特にゆったりとしたBGMが多いのが印象的。感動系BGMとして「かりぐらし恋愛」というBGMも存在しており、こちらも良曲なのだがシナリオではエピローグを中心として使われたのみとなっている。
Vo曲はやはりASaproらしい、はなさんの歌う「ふわり恋愛模様」が明るく素敵な曲で、特に歌詞をよく聞くとその愛着は増すはず。


お勧め度 : 【 S+ 】
今までのAsaPro作品と比べるとどうしても笑いは弱くなっているものの、会話のテンポがいいため飽きにくく、シナリオを深く考えずに楽しめるギャグ&萌えゲーとしての完成度は高く、初心者を中心として楽しみやすい作品となっている。


総合評価 : 【 S 】
ギャグゲーとしても萌えゲーとしても通用する作品ではあるものの、作品の強みともいえる部分がはっきりとしなかったのも確かで、この評価となっている。


(ぶっちゃけコーナー)
AsaProといえばやっぱりギャグゲーの印象が強く、ヒロインをヒロインと思わないような変顔の立ち絵等は今作でももちろん存在している。
他にも会話を中心としてシナリオを展開させているため、テンポよくそれでいて面白い内容になっているので、作品自体に飽きるということはほとんどなくサクサクプレイできるものになっており、いつの間にか終えているという印象が強い。

ただ、この辺りに関してはプレイヤー側の変化があるのかもしれないが、やはり笑いの質は落ちているというべきだろう。
もちろん十二分に笑うシーンはあるし、笑いの種類についても下ネタはもちろんメタネタなんかもいろいろ出してはいるのだけれどハッチャケ度が前よりも弱くなっている印象もあり、どうしても今一歩を踏み出せていない印象が強く、ギャグゲーが少ない昨今、この辺りはどうにか持ち直してほしい所。

少し新しい印象を受けたのは理兎だろうか。
上記でも少し触れていたけれど、ただのツンデレ枠かと思いきや、萌え要素がすごく強いキャラクターで、いい意味で作品の中で浮いていたキャラクターともいえる。
(普通に他のキャラクター√でも可愛かったしな…)
個別キャラ√はどうしても笑いだけになってしまって、内容が薄くなりがちなのも前々からの問題点として挙がっている。
笑いが強いのはもちろん良いのだが、それ以外もほしくなってしまう…といのも個人的ではあるものの正直な気持ちである。
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[レビュー]景の海のアペイリア ~カサブランカの騎士~の感想
2018-04-26 Thu 00:00
<作品名>     景の海のアペイリア ~カサブランカの騎士~
<製作会社名>   シルキーズプラスDOLCE



景の海のアペイリア ~カサブランカの騎士~
公式ホームページ
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シナリオ : 【 S 】

現実世界へ帰って来た零一のその後を描いた話となっており、前作ではサブキャラクター扱いだった沙羅と七海がメインヒロインとなっている。
前作でヒロインだった4人に関してはかなり搭乗時間が少なくなっているため、その点だけは注意が必要となっている。

共通部分は3-4h、各キャラシナリオも2h程度しかなく全体的なボリュームとしては比較的少なめだが、FDとしてみれば十分量。

内容としては、前作同様の科学SF物となっており、短いシナリオも手伝ってか非常にわかりやすく、それでもしっかりとしたロジックが組まれている。
また、ギャグシーンに関しても割と力を出してきている印象が強く、ギャグゲーとしての要素もある作品と言える。
作中では重要人物であるシンカーが出てきたりはするものの、前作の不明だった点の補足シナリオという意味合いはそこまで強くなく、沙羅と七海を中心としてそれぞれの抱える問題にスポットを当てつつ、前作で『ハーレム』という選択肢を選んだ主人公に対しての作品ととらえるのが妥当だろう。


【推奨攻略順 : 沙羅→七海 】
途中の選択肢により各ルートに分岐するが、最終的に二つとも選ぶことになっており、シナリオ自体は一本道。


CG : 【 S 】
線は細く塗りの淡い絵。
追加枚数は多いとまでは言えないものの、1枚1枚の質がシッカリとしているのが特徴的と言える。


音楽 : 【 S 】
基本的には前作のBGMを使用することが多いため、追加BGM数は不明。
Vo曲としては2曲ほど追加されているが、質自体は悪くないはずなのだが、作品中で目立つシーンが後半に固まっているためか印象としては薄い。


お勧め度 : 【 S 】
ゲームを始める際にも出てくるが、前作『景の海のアペイリア』のプレイが必須になる作品であり、単品で楽しむのは不可能と言ってよいだろう。
前作のシナリオロジックや雰囲気が気に入った方には十二分にお勧めできるが、前作の補足を求めてプレイする方には注意が必要である事だけは付け加えておく。


総合評価 : 【 S 】
シナリオ自体は良くできている部分がある反面、物足りないものもある。FDであるということも前提であるため抑えめでこの評価に。


(ぶっちゃけコーナー)
取りあえず、単体で手に取ることなかれってことだね。
まぁFDらしいFDというべき作品なのかもなぁ、前作の雰囲気というか強みである近未来を舞台とした科学SF系の設定を活かしつつ、あまり難しくないロジックを展開させたのは素直に好感が持てるし、時折入るギャグシーンでも結構笑えた。
あんまり上の方では書いてないけれど、各ヒロインパートも意外に深いところまで書かれていたりして、沙羅と七海が好きだった人にとっては特にいい作品かも。
どうしても、前作の最後の方はさくっと終わってしまっているシーンもあって、物足りない人もいるだろうしそのへんの補足は結構ほしい所なんだけど、ただまぁ…どうしてもアペイエリアがいると無敵感がでるし、前作のシナリオがしっかりとしていた分、期待値は高くなっちゃうから続編という考え方は難しいのかも?
そういう意味では無難なFDという印象もある。
出来は良かったけどね。
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[レビュー]月に寄りそう乙女の作法2.2 A×L+SA!!の感想
2018-03-29 Thu 00:00
<作品名>     月に寄りそう乙女の作法2.2 A×L+SA!!
<製作会社名>   Navel


月に寄りそう乙女の作法22
公式ホームページ
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キャラクター・シナリオ : 【 S+ 】
「月に寄りそう乙女の作法2.1」に続くファンディスク作品の2作目で基本的にルミネアフター・朔莉アフター・アトレ√の3本構成となっている。
アフタールートに関しては本編の続きの作品ではあるのだが、今回評価すべきはアトレ√だろう。
展開のうまさに驚くというのが一つある。
基本的には「乙女理論」の時と同じような流れではあるのだが、だからこそアトレ√の内容にもリフレインさせるような内容が多分に含まれて、今まで『前の世代』についての面影を感じることが少ない作品だったために、あの懐かしき暖かさと躍動感のようなものを感じるシーンがあったことは非常に喜ばしい。
またどん底にいる才華という新しい環境でのシーンということもさることながら、紅葉や九千代にスポットを当ててみたり、アトレ自身の新しい一面だったりが見れたりとただのファンディスクとしてではなく一つの新しいシナリオというものがこの作品の中に完成しているように思えた

また、全部クリア後に公開されるおまけ√について。
こちらは「月に寄りそう乙女の作法2.1」の購入も必要になる√であるが、中身に関してはYoutube等でも公開されているエイプリールフール企画の物になっている。
しかしながら後半にアトレ√も含めた上でのルナ様登場シーンがあり、こちらがまた泣かせる内容になっていることも付け加えておきたい。


朔莉アフター キャラクター|『月に寄りそう乙女の作法2 2 A×L SA 』 (1)
大蔵 瑠美音√【 S 】  2h
フィリコレを終え新学期が始まるまでのアフターストーリー。
弟である才華をこよなく愛するルミネの様子がこれでもかというほど描かれており、姉ぶりたいルミネの暴走や発言は魅力と言わずになんとすればよいのか。
同時に弟っぽい才華がよく出る√でもある。
最終場面の演出もわりと良かったりして、ルミネと才華、二人の将来をより明るく考えることができるようになるそんな√になっている。


朔莉アフター キャラクター|『月に寄りそう乙女の作法2 2 A×L SA 』
八日堂 朔莉√【 S 】  2h
フィリコレを終え新学期が始まるまでのアフターストーリー。
朔莉のフェチは依然として存在しており、作中でも才華の白銀の毛を存分に楽しんでいる変態シーンがたくさんある、というかネタにされまくっていて、エロシーンですらもうエロくないのはこの会社の作品らしいところでもある。
ギャグ要素が強い本編ではあるけど、朔莉の進路についての問題とそれによって揺れ動く才華の心と行動を描いたお話。
ちょっと周りを巻き込んだハッピーエンドな√。


アトレルート キャラクター|『月に寄りそう乙女の作法2 2 A×L SA 』
桜小路 亜十礼√【 S++ 】  4-5h
本編BAD√後の世界を描いたもの。
アトレの裸を見たことで、妹への情欲を意識してしまうことから物語が始まる。
BAD√とアトレEDの2本があり、基本的な流れは同じであるが、前者は多少短くなっていて、紅葉√ともいえる内容になっている。

本編でもほとんど焦点の当たることがなかった主人公の妹であるアトレではあったが、この√ではメインということもありその心情や行動についてが驚愕の展開(解説)と共に非常に良く描かれている。
テーマとなるのは「兄妹との禁断の恋」であり、他の作品がなぁなぁで済ませてしまう部分において、この√では真剣に二人の心情や周りの反応を含めて描き切っている。
特にアトレ以外の登場人物である桜屋敷のメンバーである紅葉やアトレの付き人である九千代についてもしっかりと触れられており、辛く悲しい話でありながらも今まで以上に「月に寄りそう乙女の作法」という世界の暖かさにについて考えさせられるシナリオとなっている。
何より、あの二人の子供なのだということを感じさせられる√になっているという点においては最大の評価をしたい。


【推奨攻略順 : 朔莉→瑠美音→亜十礼→おまけ 】
朔莉とルミネ√をクリアするとアトレ√が出現し、さらにそれが終わるとおまけが出現するので、基本的にはその順番で問題ない。


CG : 【 S 】
線が細く硬い、淡い塗りの絵。
判子絵と言われてしまうような物もあるにはあるのだが、それでも美麗なものは本当に美麗でおもわず見入ってしまうものも数多く存在している。
特に九千代のイベントCGなどは思わずこちらも涙を流してしまうほど。


音楽 : 【 S 】
新規BGMは数曲のみでVo曲は1曲。
基本的には前作までのBGMで作品を形作っていると思ってもらってよい。
新規追加のOP曲「散りゆく桜に願いをこめて」は上品で優雅でそれでいて寂しさのあるしっとりとした名曲になっている。


お勧め度 : 【 S++ 】
内容的にも「月に寄りそう乙女の作法」シリーズはプレイ必須、単体では楽しめない。
「月に寄りそう乙女の作法2.1」自体はやってなくても良いのだが、おまけの内容も素晴らしいのでぜひそちらもプレイしてほしい所。
正直シリーズものが続いているのでどのあたりで切るのか、というのが勝負になる作品でもある。
しかしまぁファンディスクとして、あの桜舞い散る世界を「まだまだ足りない!」と思える方は楽しめる内容になっているように思う。



総合評価 : 【 S++ 】
ファンディスクとしての出来は非常によく、この評価を付けるのに迷いはない。


(ぶっちゃけコーナー)
「月に寄りそう乙女の作法」シリーズとしては6作目、「月に寄りそう乙女の作法2」のファンディスクとしては2作目の作品。
蛇足に思える人にとっては仕方がないのだけれど、それでもやっぱりあの両親とこの兄妹のつながりのようなものがほしくて、それを補完してくれたという意味でもこの作品は個人的に気に入っているのかも。
特に衣遠がアトレに詰め寄るシーンでのフラッシュバック、九千代の本心と涙、紅葉を代表とする桜屋敷の人々の才華とアトレへの想い等々、感情の芯の部分に訴えかけるシーンが多くやはりこの辺りは思わず涙を流してしまう。
そして数々の名シーンを支えるBGMも心強い。
新しい名曲があまり出てないというのは少々寂しいところだけど、この曲たちがあるからこその「つり乙」なんだよなぁ…。
ああ、そういえばあまり触れなかったけれどギャグシーンは相変わらずと言っていいほどスゲェ笑える。まぁ、これはもう言わなくてもわかるだろうけど。
次にどういう作品が生まれてくるのか純粋に楽しみになる。
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[レビュー]Making*Loversの感想
2018-02-22 Thu 00:00
<作品名>     Making*Lovers
<製作会社名>   SMEE


MakingLovers_20180121001739353.png
公式ホームページ
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キャラクター・シナリオ : 【 S+ 】
『交際してから育む恋心』をコンセプトにしており、付き合うまでの描写がかなり短く殆どヒロイン達の事を知らない状態で付き合うところから始まることになる作品。
各√においてシナリオの進行具合(二人の関係の進展具合)によって『進展編』と『恋愛編』の二段階に分けられており、それぞれのシーンで自分でデートコースを選ぶシーンがあったりとアクセントを加えている部分も見受けられる。

タイトルにもなっているが『恋する気持ちを育ててゆく』を基本として、シナリオでは丁寧にお互いの気持ちが育ってゆく様子を描き出しており、物語を進めてゆく中でヒロインたちの魅力や悪い所、悩み、嫉妬...等などの一面を知ってゆくことになる。
基本的に主人公と攻略ヒロインでの一対一でのやり取りを中心にしており、それ以外は各ルートで共通のサブキャラクターが多少出てくる程度なので物語の発展性に限界が来て飽きが来るかとも思ったのだが、SMEEの持ち味でもある主人公のキャラクターがここで良く光っていた。
どのヒロインであってもうまく冗談を挟み、笑いにより日常シーンのテンポをつくっており、どのルートにおいても印象のまったく違うシナリオになっていた点については非常に高評価。
基本的にはキャラの魅力を主軸とした作品ではあるが、たくさん笑えて、少しだけ泣けるそんな作品だった。



共通√ 【 S 】  1h
各ヒロインと出会う(付き合う)までのプロローグ部分が中心となっており、妹として継続的に関係がある亜子以外は、その他のヒロイン次と全く出会わずに終了することもある。
基本的に各ヒロイン√で構成されている作品と思ってよいだろう。


小鳥遊亜子|Making Lovers SMEE 9th Project
小鳥遊 亜子√【 S 】  2-3h
主人公の義理の妹で、主人公と同じくノリがよく、日常会話では主人公や両親との会話でボケとツッコミをこなしている。
ちなみに本人は隠しているつもりだが重度のブラコンである。

全ての女の子との出会いフラグを折ることで亜子√に入ることができ、主人公への荒治療のため一夏限定で恋人関係となることになることで個別√にはいる。
二人が棲む実家と亜子のバイトするファーストフード店を中心として話が展開してゆくことになる。
コンセプトとしては『妹の恋』ということで、日常シーンでは妹だからこその阿吽の呼吸で特に笑いに関してはほかのルートよりも多かった印象が強い。
またイチャラブシーンにおいても、深く自分を理解してくれているからこそ安心して行動できる反面、家族という枷があるために積極的になれない二人など、細かいところまで描けていた。
他の√ではあまり明かされなかった主人公の過去や妹についての気持ちなどが明かされる終盤のシーンはこの作品随一の見どころと言える。


北大路可憐|Making Lovers SMEE 9th Project
北大路 可憐√【 S+ 】  2-3h
主人公の大学時代の同期。
プライドが高く責任感が強く真面目だが、それが災いして空回りすることもあり、焦ると過呼吸になってしまう一面もある。
性格上、リアクションが素直なので、いじるのが大好きな主人公との相性がもっともよいキャラクターで付き合う前から付き合った後までその関係は変わることない。

個別√では可憐の境遇を知ってしまい放っておけなくなった主人公が、無理やり同棲と交際を始めることから物語が始まる。
典型的なツンデレタイプの可憐は序盤こそケンカしたり遠慮したりと心の壁があるものの、徐々に主人公に対してデレる傾向が強くなり、嫉妬したり甘えたり、ケンカして、笑って、と多くの魅力的な一面を見せてくれる。
『対等な恋』をテーマに作られたシナリオは、フラワーショップで夢を追う可憐を傍で支え見守ってゆくものとなっており、終盤で「Girls' Carnival」が流れるシーンでは思わず涙するほどの完成度。
大切なパートナーと過ごす人生という物をこれほど魅力的に描いた作品はあまりなく、萌えゲーとしてだけではなく、もう一歩先に進んだ恋愛物語としての形がある。


鹿目レイナ|Making Lovers SMEE 9th Project
鹿目 レイナ√【 S 】  2-3h
今、若い子に人気のモデルの仕事をしている学生。
主人公が交通事故に遭ったことをきっかけに知り合い、その後母に紹介された管理人の仕事先である女子寮で再び出会うことで、一方的に好意(興味)を抱かれ無理あり付き合うことになる。

『主導権は彼女』のコンセプトにもあるように、レイナはいわゆる小悪魔的ヒロイン。
主人公を巻き込むように色々なところに連れまわしたり、さりげなくボディタッチしたりと、恋愛において攻めの姿勢が強く、主人公を困惑させるほど積極的に好意を示してくれるシーンが多い。
しかしながら、それらの行動に根差すのは主人公の一途なまでも純粋な思いであり、それがわかる序盤の雨の日のシーンなどは思わずグッと来てしまうほど。
ワガママで騒がしく、一緒にいると疲れてしまいそうなタイプのようにも思えるが、あくまで主人公のためにいろいろと画策していると考えると、その魅力も一入。
また、主人公をからかう無邪気な表情を見せる一方で、主人公に言い寄る女性を見て嫉妬したり、ふっと見せる優しい表情や思い悩む一面などなど、長い時間を一緒に過ごしているうちにわかってくる彼女の内面的な魅力を知る事ができる√となっている。


鳴瀬 咲 Making Lovers SMEE 9th Project
鳴瀬 咲√【 S 】  2-3h
ひょんなことから知り合いになった容姿端麗、成績優秀、いいとこ育ちの年上お姉さん。
天気予報士をしており、仕事をする上ではパリッとしている反面、プライベートでは少し天然の入ったふんわり癒し系の雰囲気も漂わせている。
性格からか恋愛に臆病になっておりこの年まで恋愛経験はゼロだった。

ある種の偶然で同じ職場で働くことになった二人、公私ともに時間を過ごしてゆく中で主人公との恋愛にのめりこんでゆく咲さんの可愛さがじっくりと見られる√。
特に咲はスペックこそすさまじいものの決して聖人君子というわけではなく、焦げすぎた焼肉が好きだったり、カチンと来ることがあったら素直に怒ったりと不器用な部分もみられる、人間味の溢れるキャラクター性が魅力。
『大人の恋愛』をコンセプトに作られた、ゆったりとして癒されるそんな包容力のある年上のお姉さんとの恋愛模様を描いたシナリオ。
終盤では若干謎だった、主人公と付き合った理由なんかも明かされたり。


月野ましろ| Making Lovers SMEE 9th Project
月野 ましろ√【 S 】  2-3h
レストラン『リヴァイアサン』でホールスタッフとして働く不思議な雰囲気の女の子。
独特の価値観から繰り広げられるのんびりとした会話が持ち味で趣味はゲーム。
後の展開では主人公の隣の部屋に住んでいることを知ることになる。

主人公とは『リヴァイアサン』で出会い、そこで主人公がバイトを始めると同時に『恋人証明書』なるものをましろから渡され、成り行きで交際がスタートする。
のんびりとした恋愛をコンセプトに作られたシナリオはテーマの通り、深く考えずお互いが惹かれる気持ちをそのままに表現しており、独特のテンポで繰り広げられる、どこか抜けた掛け合いとその中で見え隠れするましろの可愛い所が魅力。
シナリオの内容自体は割とカラッポなのだが、職場で、家で、デートで、同じ時間を過ごすことで仲が深まってゆき、クセや習慣、知らない顔を一つ一つ知って変わってゆくお互いの関係や雰囲気の再現度は高い。


[ 主人公 ] 小鳥遊 和馬
今作の主人公、名前を変更可能。
元々はWebデザイナーをしていたが、ブラックな会社だったためすぐに辞めて、現在はフリーターとして次の仕事を探している。
ノリがよく相手や場面によってボケとツッコミをコロコロ変えられるが、譲れないことに対してははっきりと主張をする一面もある。
エロにはある程度正直でシスコンな部分もある。


【推奨攻略順 : ましろ→咲→レイナ→可憐→亜子 】
攻略順に指定やロックは基本的に存在しない。
しかしながら、亜子ルートは最後に回した方代わりと綺麗に終わる気がする。

CG : 【 S 】
細い線に淡い塗りの絵。
一部CGでは少しバランスが崩れているように感じるものもあるが全体的に完成度は高く、CGの枚数も十分と言えるだろう。
各立ち絵には目パチ機能付き。


音楽 : 【 S++ 】
BGM25曲、Vo曲2曲(OP/ED)という構成。
多数あるBGMやEDは言うまでもなく素晴らしいが、今回この作品で特に評価したのはユウカさんの歌うOP曲の『Girls' Carnival』。
ポップで軽い曲調と共に女の子の日常を歌ったもので、思わずハミングしまうようなイントロのリズムや、心躍り出すような歌詞とともに歌い上げられるサビは魅力的の一言に尽きる。特に本編では聞くことのできないCメロからの流れも必聴。
これが本編で流れたシーンはいい意味で雰囲気をガラリと変えられ、思わず涙を流すシーンもあるほど。


お勧め度 : 【 S+ 】
SMEEの10周年作品ということで、すごく泣けるシナリオというわけでもないのだが、魅力的なヒロインたちとの交際シーンを丁寧に描写したこの作品は『恋愛物』としての追い求めていた一つの完成形と言ってしまっても過言ではないだろう。
じっくりと1キャラ1キャラを攻略したい人にこそお勧めしたい作品。


総合評価 : 【 S+ 】
少々盛り上がりに欠けるシナリオではあるものの、じっくりと描き出された様々な恋愛は完成度も高くこの評価となった。


(ぶっちゃけコーナー)
SMEEは本当に魅力的な主人公を書くのがうまいな。
すごい人ってわけでもなく聖人君子でもない、お調子物でエロに正直で、変なところに頑固でどちらかというと、どうしようもない人物なんだけれども、相手に対しての幸せをしっかりと考えてくれるんだよな。
等身大に近いからこそ、こういう恋愛作品に感情移入しやすくなるし、そういった下地があるからこそ、物語の中での出来事に一喜一憂できる。
そういった意味では魅力的なヒロインたちとのシーンを一つ一つ丁寧に描写していた点もうまく作用していた気がするなぁ。
あとはOPの『Girls' Carnival』が本当にいい曲なんだよなぁ…。
泣ける曲ってわけではないんだけど、シナリオ中で流れるとなんでかこみ上げるものがあったんだよね、可憐ルートとかはまさにそれだった。
SMEEのOPにハズレは無いって言ってもよいかもしれん。
ちょっと過剰評価かもしれないけれど、好きな会社の作品なので多めに見てもらおう。

あと機能的な面なんだけど、実はこのゲームセーブ・ロードボタンが存在しない。
右クリックからコンフィグ→セーブ/ロード画面に切り替えることが出来るんだけど、間違える間違える・・・オートセーブがあったからよかったものの、やはりこの変は使いにくかったかも。。。
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[レビュー]ノラと皇女と野良猫ハート2の感想
2018-02-15 Thu 00:00
<作品名>     ノラと皇女と野良猫ハート2
<製作会社名>   HARUKAZE


ノラと皇女と野良猫ハート2
公式ホームページ
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キャラクター・シナリオ : 【 S++ 】
前作『ノラと皇女と野良猫ハート』の続編。
話としてはあるキャラクターのアフター等ではなく、共通ルート後の設定を引き継いでのシナリオとなっており、前作から登場していたヒロイン3人と、新ヒロインのアイリスを加えての4√構成となっている。
相変わらず勢いがあるテンポのいい日常シーンは健在で笑いに関しては最高峰と言っても過言ではないだろう。
もちろんそれだけではなく、Hシーンを含む各イチャラブシーンや泣きシーンといったものまで全てにおいてパワーアップしており、作品の完成度は高い。

会話を中心とした簡単な文章は慣れるまで人を選びはするものの、広く誰にでも楽しめるため最初から最後まで頭を空にして楽しめる。特に前作をプレイした人にとってはストレスなくプレイできる内容と言えるだろう。

ルート間の話はかなり差があり雰囲気も違うため、√によっては新ヒロインのアイリス皇女が空気になっている√も多い。
また、各ルート攻略後にはExtraということで前作ヒロインを含めたショートストーリーや定番の『ネコのお考え』等もたくさんあるのでこちらも見どころ。


共通√ 【 S+ 】  2-3h
新キャラであるアイリスとの出会いのシーンまでが回想シーンとして描かれている。
会話中心のテンポ良い会話と破壊力の高い笑いで構成された日常シーンは非常に魅力的。
シナリオとして新キャラの登場や新設定の存在等の障害はあるものの、基本的に勢いだけで読める文章で難しい部分は後回しという雰囲気が強い作風でもあるので、読みづらさというものは一切ない。
ただ、前作の説明などはかなり簡易的なので1(無印)を飛ばしてのプレイはやはりお勧めしずらい。


ノラと皇女と野良猫ハート2
アイリス・ディセンバー・アンクライ√ 【 S 】  2-3h
今作からの新規追加ヒロイン、アンクライ王国出身の忘却の皇女。
華やかでいつも明るく尊大、まさに皇女といった雰囲気をまとっているが、知識が乏しく空回りしてしまうことも多い。しかしながら非常に前向きな考え方をしており、時にはへこたれもするものの基本的にはすぐに立ち直ってまた前に勧めるそんな子。
彼女自体は割とかなり変なのだが、常識自体はあるので主人公の周りのメンツと絡むとツッコミ役に回ることが多い。

個別√では彼女の出身国『アンクライ』をテーマとしたシナリオになっている。
実はシナリオ自体は結構複雑でよくできているのだが、登場人物が主人公を含めて難しい話についてこれない人たちばかりなので、基本的に流されている。
アイリスについて、彼女がデレるのは割と早く素直ですぐに照れるシーンや前のめり可愛いシーンがふんだんに含まれている。イチャラブMAXともいえるほどシーンも充実しているため、十二分に彼女の魅力を堪能することができるだろう。
もちろん、寒さと寂しさを知っているから優しい彼女の本質的な美しさも見どころの一つと言えるだろう。


ノラと皇女と野良猫ハート2 (2)
高田 ノブチナ√ 【 S++ 】  3-4h
前作からの昇格ヒロイン、主人公の幼馴染でクラスメイト。
相も変わらずぶっとんだ性格の子で、ノラや田中ちゃんや井田とつるんでいることが多い。

個別√ではアンクライ皇女一行が来る前の話となっており、前半は文化祭、後半はそれに加えて高田家の家族や過去の話を絡めた任侠にあふれたシナリオになっている。
彼女の性格上、イチャラブという成分は少ないがその分シナリオの完成度は高く、テーマとして含めた「生と死」や「親子の絆」というものを多くの魅力的なキャラクターとのやり取りで描き出している。
田中ちゃんとの手紙のやり取りや後半のノブチナの心情を吐露するシーンなどなど質の高い泣きシーンも多くあるうえ、テンポの良い笑いシーンもふんだんに含まれており評価としてはかなり高いシナリオと言えるだろう。


ノラと皇女と野良猫ハート2 (3)
ルーシア・オブ・エンド√ 【 S+ 】  3h
前作からの昇格ヒロイン、パトリシアの姉。
姉のパトリシアと距離が近い主人公へを問題視している。

個別√では犬が苦手なルーシアのためにノラが奔走する話から始まり、ケガをしたノラの看病や果ては冥界のガルム一派のお話まで、テンポ良く去れども中身を充実させたシナリオとなっている。
ルーシアの優しさや抱えている闇といった彼女の本質的な部分を過去の出来事と絡めて描いており、彼女のまだ見えない一面が沢山みられる光と愛のお話になっている。
特に看病をする中で見える世話好きな一面やデレてからのルーシアの可愛さは言葉に表すことがほど素晴らしく、萌えて、笑えて、そしてほんの少し泣ける見どころがたくさんある良いシナリオといえるだろう。


ノラと皇女と野良猫ハート2 (4)
ユウラシア=オブ=エンド√ 【 S 】  2h
前作からの昇格ヒロイン、パトリシアの妹。
最近は地上にも慣れて携帯をほしがっている様子。
相変わらず姉のパトリシアとの距離が近い主人公への当りはきつい。

個別√ではとあるきっかけから始まったアイドル活動を中心として、普段あまり交わらないノラとユウラシア二人の時間を描いている。
生意気なところもあるけど、基本は元気いっぱいで無邪気で天真爛漫を地でゆくユウラシアの可愛さがこれでもか、というほど描かれた√となっている。
他にも冥界の母(ユーラシアの母)の思惑なんかが絡んだ√にもなっているのだが、そこまで深い内容ではなく、あくまでユウラシアとノラが恋人のような時間を重ねてゆく様子が描かれた√となっている。


[ 主人公 ] 反田ノラ
前作からの主人公。
基本的にネコになっていることが多いが、時々キスして(されで)戻っていることもある。
今作でも序盤から家が氷漬けになったり、ドラゴンに襲われたりいろいろと巻き込まれている。

【推奨攻略順 : アイリス→ユウラシア→ルーシア→ノブチナ→(他Extra等) 】
攻略順に指定はない。
一部ヒロイン攻略後にExtraとして前作ヒロイン√等が解禁されるほか、一部『ネコのお考え』も追加されるため見ておくこと。


CG : 【 S 】
前作に引き続き、しっかりした線と濃い塗りの絵で立体感と質感のある絵。
前作ヒロイン等の立ち絵に変化はないものの、新キャラやサブキャラ達の追加が多く、また一部動画のような動きのあるシーンや挿入される背景がランクアップされているのも見て取れる。
イベントCGの枚数の枚数も多く、質も高いことから満足度も高い。


音楽 : 【 S 】
BGM複数曲追加、Vo曲7曲という構成。
OPの「クライングハート」は新キャラクターであるアイリスとその従者ノエルのCVをやっている花園めいさんと雨場つかささんが歌っている。
その他にもたくさん作中には挿入歌がふんだんに使われており、どれもシナリオと合わせて聞くと気分を盛り上げてくれたり、泣きシーンの演出補助になっていたり、時には哀しみのシーンを演出したりと多種多様な役割を担っている。


お勧め度 : 【 S++ 】
もちろん、こちら単体で楽しむこともできなくはないが、前作「ノラと皇女と野良猫ハート」をプレイしてから始めることをお勧めしておきたい。
前作が好きだった方は、過去のヒロインが攻略対象でない事のみ注意をしてプレイをしていただきたいが、Extra等でショートストーリーがあるうえ、黒木以外のキャラクターは割とよく出てくるので、そのあたりは心配ないだろう。
それ以外の完成度に関しては言うまでもなく高いので安心してお勧めできる作品である。


総合評価 : 【 S++ 】
全体的な完成度が高く、笑えるだけではなく、泣ける作品にもなっており、続編ということを鑑みてもこの高評価は揺るがない。


(ぶっちゃけコーナー)
何でこんな面白いんだろうなぁ、と思うくらい爆笑シーンがたくさんある。
ツッコミとボケのバランスがいいのかなぁ…新旧ヒロイン達もそうなんだけどサブキャラクターがすごく輝いているのもいいよなぁ。
めちゃくちゃにやっているように見えて、一つ一つにきっちりと魂があって、それ相応の行動と発言をしているから、説得力とかがあるのかも。
ふざけているシーンに見えてもその裏にはかなり重たい設定があったりするし、けれどもそれを引っ張らずに作風らしく明るく笑い飛ばすあたりがこの作品の魅力ともいえるのかも。
それにしても黒木さんがんばってんなぁ…何で海外いるんだろ、出演回数が必然的に少ないのに出てきたらスゲェ笑うわ。
アイリスのツッコミでも同じくらい笑ったけどアイリスと若干キャラ被るからか…? いやまさかな。。。 
意外だったのはノブチナ・ルーシアの√完成度がずば抜けて高かったことかなぁ。
特にノブチナ√はすごくたくさんの要素が詰まってて、すばらしさが正直一言では表せない…というか、ネタバレはあんまりしたくない√だしな。。。
もちろんそれ以外のアイリス√の背景とか、そのあたりもかなり真剣に考えると興味深いし、細かいところだと√によっては井田と田中ちゃんのペアとかそういうところも面白い部分が詰まってる。
いろんな意味で見どころが多くて、久しぶりに純粋に楽しめる作品だった。
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