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[レビュー] 夢か現かマトリョーシカの感想
2013-10-16 Wed 12:00
<作品名>    夢か現かマトリョーシカの感想
<製作会社名>  エフォルダムソフトcrown

yumemato.png

シナリオ構成
S+
攻略キャラは4キャラ。
物語の形式は1本道で、各ヒロインの問題を次々と解決していくことになっている。
その途中でヒロインと付き合うかどうかの選択肢が出てくるのだが、選択したとしても中盤にHシーンが挿入され、最後のエピローグが変化するほかに物語の変化はない。
そのためボリュームとしても少なくなっており、一般作品の半分程度だろう。

【おすすめ攻略順 : 深夜子→凪→汐里→いすか】
(※深夜子√を最初にやった方が初回の違和感が少ない、その他は自由です)

CG
S
線はかなり細く、淡い、水彩画のような塗り。
基本的にかなり美麗で、特に水関係の描写はなかなかのもの。
しかしながら、ところどころ男性の顔や姿勢などバランスに癖があるイベントCGも。
枚数自体は、物語の長さ等も鑑みると十分だと言えるだろう。

音楽
S+
BGM29曲、Vo曲3曲(OP/ED/挿入歌)+α(Vo曲のoffvocalやショート版等)と言う構成。
基本的にBGMもVo曲も良曲ぞろいで、雰囲気ゲー的な部分を十分にカバーは出来ていたが、それでも一般的な範疇になってしまったのは痛い。
さらにもう一歩先へ行くなら、他に涙腺の破壊できるピアノ系やオルゴール系の曲などもほしかったところ。

お勧め度
S+
田舎の伝奇物(神話)を扱った、雰囲気ゲーと言うのが全体評価。
シナリオに過度な期待は禁物だが、なかなかに光るところもあるので、雰囲気ゲーが好きな方、田舎が好きな方で、泣きゲー色が少し入ったゲームを探しているのなら、このゲームを勧められるだろう。

総合評価
S+

公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

【物語について】
全体的に少々ディープな雰囲気のゲームと言う印象を受けるこの作品。
序盤は異様な雰囲気から始まるが、実は、本編の全ては回想シーンという位置づけになっている。(ゲームを始めればすぐにわかるのだが)

このゲームの特徴は、とにかく各キャラの話がきっちりと別れているところだろう。
物語序盤の紹介シーンも一人ずつ、1つの短い話を入れて紹介している。
その後に関しても上記で述べたように、各ヒロインの抱えている問題を一つ一つ解決していくことになるため、そのヒロインの話を解決してしまうと、その後そのヒロインはなかなか話に出てこない。

また、作品自体がそんな形をしているため、各ヒロインと付き合う選択をしたとしても、その後の話では他のヒロインといちゃついていたり、選択したヒロインがでてきても、そっけない態度をとっていたりする。
このあたりには不自然さを感じざる負えないだろう。

また、一つ一つの話は学園物と言うくくりにこだわらず、多様性溢れる展開ではあったのだが、少し無理のある展開が多かったり、一つ一つのシーンが粗雑であったりすることが多く、特に各キャラの心情(主に主人公・ヒロイン以外)が曖昧だったりすることも。

こうした不足点は、他にもみられたのだが、物語自体が短いことや、話・展開のテンポ自体が良いこともあり、さほど気にせず進めることは出来るだろう。

そして終盤、回想が終わってからの本番ともいえる場面。ここに関しては演出などに不器用なところもみられたが、泣けた部分もあった為素直に評価したい。
このシーンのおかげで、この作品の評価が1段階押し上げられた。

そのほかの泣きシーンに関しては、各ヒロインの章終盤に用意されてはいるのだが、文章・演出・音楽・そして声優の演技の各所がそれぞれ一歩足らず、涙腺崩壊に今一歩及ばず。
各キャラ非常に特色があり魅力的ではあったので、もう少し個別ヒロインの話でも他のキャラをたくさん絡ませたり、重要シーンをじっくり書き込めば、シナリオとしては2段も3段もステップアップは出来そうであった。
その辺りを修正できれば、終盤の展開の破壊力も変わってきたんではないだろうか。

【総括】
田舎を舞台にした短い雰囲気ゲーではあるのだが、泣きシーンも一応しっかりとあり、一番最後は泣けたりもしたので、評価としては少し高めにしてある。
ただ、過度な期待はやはり禁物。

コンフィグに関しては一般的な構成で普通に使えるだろう。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
etude作品にすげぇ似てるな、と思ってしまった。
絵もシナリオもそんな感じで、まさしく雰囲気ゲーだよね…。
あと、どうしても声優さんの演技が気になる個所がたくさんあるんだよなぁ…めったにその辺りは評価しないんだけど、今回はちょっと減点かも。
終盤の展開に関しては、泣けはしたのだけど…あれはなぁ…。
評価は結構良くしてるけど、名作として紹介するにはシナリオが少し薄いかなぁ…。
各ヒロインの話とか、素材としてはいいもの持ってたんだけどなぁ。
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