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[レビュー]恋がさくころ桜どきの感想
2014-07-18 Fri 12:00
<作品名>    恋がさくころ桜どき
<製作会社名>  ぱれっと

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シナリオ構成
S+
攻略キャラは5人。共通ルートが少し短いが、比べて個別ルートに十分なシナリオ量が用意されているため、全体的なボリュームとしては平均程度といえるだろう。

【推奨攻略順 : 美桜→夕莉→こなみ→杏→ティナ】
ティナ√のみ杏√クリアのロックがかかっているが、基本的にこの順番でクリアすることを推奨したい。

CG
S
和泉つばすすさん独特の柔らかく、淡い色合いの絵。
各キャラの枚数も多く、質・量のどちらにも文句はない。
イベントCGのみ瞬きするようになっているのが特徴的。
SD絵もかなり大量に用意されており、魅力の一つと言えるだろう。

音楽
S+
BGM33曲(OPアレンジ等も含む)、Vo曲7曲(OP2曲、各キャラヴォーカルのED曲4曲+グランドED曲1曲)という大ボリュームの構成。
BGMは基本的に作品に合わせて桜にちなんだ柔らかなものが目立つが、場面に合わせた多彩なものも用意されており豊富。特に作品の雰囲気に合った「桜前線上昇中」や「猫じゃらし!ゆらゆら」のようなコミカルなものなどの名前を挙げておきたい。
ただ、もう一歩踏み込んだ涙腺に響く曲がほしかったのは確か。
Vo曲に関しては本当にOPもEDも、そして各キャラソンも質が高い。また各キャラクターソングも同時に発売されている。

お勧め度
S+
全体的に質が高く、萌えゲーとしても泣きゲーとしてもお勧めしやすい作品。
ぱれっと作品らしく、作中にはすこし不思議な設定があるものの大まかには学園物。
ただ所属する生徒会では何か大きな行動を起こすことがないので、そういったシナリオを求めている方にはお勧めしない。

総合評価
S+

公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

【物語について】
「恋なんてするもんじゃない」そう考えているモテモテの青年が今回の主人公。
春から初夏の学園を舞台とした恋愛物語でティナという不思議な少女の登場により物語は動き出す。

設定に少し特殊なものはあるものの、比較的オーソドックスな雰囲気であることや文章も読みやすいのでサクサクと読み進める事が出来、作品の中への感情移入はしやすい部類に入るだろう。

テーマとなっている「恋愛」に関しては萌えゲーにありがちな、ただ恋愛をさせてハッピーエンドでおわらせるわけではなく、思った以上に深く書きこまれている印象をうけた。

「恋なんて」という気持ちを持っていた主人公が恋を知るまでの過程をきちんと描いており、特に夕莉√では美桜の失恋シーンが描かれ、感情さえ入りこんでいれば非常に泣けるシーンとなっており、作品の中では一番気に入っているシーンでもある。
他にもこなみ√での葵や杏√でのエレ、ティナ√での爽など全員ではないが、二人だけの恋愛にとどめることなくキーとなるキャラ(ヒロイン立ちだけではなくサブキャラや男キャラ)との関係の変化や感情などが描かれていたように思える。

たしかに、日常√の面白さや各ヒロイン√のメインとなるシーンでの踏み込みは足りないので、例えば感動で号泣するようなことはないかもしれないが、上記であげたような真摯な「恋愛」との向き合いを周りと絡めて語っていくのは非常に効果的で、個人的には一番評価してあげたい部分である。

そうした中で各ルートの後半、特にメインとなるシーンに入る少し前において、急に各キャラの恋愛以外の感情の描写が雑になったり、しばしば強引な展開がなされることもあった。やはり疑問を抱いてしまうキャラの動きは全体的に丁寧に進めてきただけ目立ってしまっており、痛手だったといえるだろう。

しかしながら、グランドルートとなるティナ√に関しては上記のようなミスもあまり感じられず、かなり安定したいい√になっていたと言える。詳しく言うとネタバレになってしまうのであまり深くは語らないが、このルートの終わりに関しては「安直さ」が少しあったと言える。
ただ、もしなかったとしたらそれはそれで全体として少し重すぎる雰囲気になっていただけに悩みどころ。

シナリオとしての特定場面における破壊力こそ欠けるものの、泣けるシーンもしっかりと用意されており、現状として出来うる限りのことをした作品となっているような印象を受けた。

コンフィグに関しては十分詳細に決めることができ、また使い易かった。

【総括】
高品質な絵とBGMが目立つ中、シナリオもそれに十分見合うものだったと言えて、全体を通して安定して質の高い製品となっており、平均以上のこの評価が相応。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
本当に各ルートすこしずついいシーンがちりばめられていて、終わった後には爽快感が残る作品なので、そういう意味でもぱれっとらしいかも。
CGだけ瞬きすると言うのは少し違和感があったけど、後半からは慣れたかも。SD絵も多くて可愛かったし、絵買いの人とかは満足しそう。
どうしても、ティナルートは一番最後までがよかっただけに、その最後のシーンだけもう少しどうにかならなかったのかなぁ…とおもわなくもない。
終わってから思うのはヒューベリオンが結構いい奴だったってことだな。
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晴れときどきお天気雨 のレビュー
2012-03-08 Thu 00:00
<作品名>    晴れときどきお天気雨
<製作会社名>  ぱれっと



シナリオ
S++
ルートは4つ。枝分かれ方式となっており、メインヒロインである香奈恵ルートにいたるまでに3つのルートの分岐点がある。
さらにその香奈恵ENDはBADENDみたいなもので、その後現れる「お天気雨の章」がトゥルールートとなる。
長さは一般的なものと変わらぬ長さ。

CG
S
くすくすさんの絵は非常に人気があり、今回も「もしらば」、「さくらシュトラッセ」のようなやわらかくも美しいタッチで描かれている。
作品の雰囲気とも非常にマッチしており、非のつけどころはない。

音楽
S++
BGM・Vo曲合わせて、37曲ほど。量も比較的多めだが、質も悪くない。破壊力があるOP・EDをはじめ、
作品を邪魔しない&雰囲気を作るBGMという意味で、不足感はない。
厳しいことを言うならプラスアルファがあれば、、、、と思ってしまう。

お勧め度
S++
EX-レベルのお勧め度。レベル的には「もしらば」の再来とでも言うだろうか、
個人的に最近のゲームについて、疑問を持っていたが、このゲームをやって考え直した。
サブキャラクターとして「もしらば」のキャラも出てくるため、そちらができるならやってみてもよい。
(やらなくても十二分に理解できる)

総合評価
S+

ストーリー
↑クリックすると公式HPに飛びます。

世界観は「もしらば」と同じで、若干のSF要素である、「神様」というものが存在する学園物。
まずこの作品の魅力を語るなら、女の子がまるで生きているかのような魅力的、かつ躍動感。
文字もさることながら、CG,BGMすべてがそろってこの演出ができているんだと思う。
少し笑えて、そしてしっとりとなく。
このゲームのだいご味はそれの繰り返し。緩急があるから飽きが来ない。
そして、全キャラをちゃんと活かしきっている。
フったらそれで終わり、というわけでもなくて、それぞれちゃんと生きて、考えている一人の女の子なんだ、ということを意識させられる。
だれかを選んだということは、だれか選ばなかったということである。
特に、ネタばれにもなりそうだが、2つ目の選択肢の後、OP曲が流れるところは何度見ても涙が出る。一番の泣き所である。
さらに個人的に言わせてもらえば、もうひとつ大きな要素として、事故で足が動かなくなった「妹」の問題である。
全ルートで彼女の問題、そして彼女自身ルートも、もちろんからんでくる「介護」というもの。
すごく深いテーマで、ある意味これを取り上げたのは、このゲームが初めてではないだろうか、
そして、そんな状況でシナリオを成功させていることは感服せざる負えない。
物語全体が優しく、それでいて、切ない、忘れかけていた感情を思い出してしまう。
そして終わった後の、この続いてほしい、と切望する心。こんな感覚が出るのは、良作ならではのものだろう。
すべての設定、キャラクターなどを含めたうえでのシナリオは最善のものを進んでいる、そんな気までしてくる作品であった。
どうしてこれだけの批評ができてEXではないのか…。
それは主人公のヘタレさ…だろう。今回の主人公はダメな子だったと思う…。そこがいいところでもあるのだが…。
このこさえしっかりしていれば!!
と、作中で思わず突っ込んでしまった。
それはさておき…ひとつ、これは歴史に残しておきたいゲームであり、さらなる次回作を期待できるものであると断言したい。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
一言に集約されるのは、主人公のだめさ…。
これさえなかったら強くお勧めする作品なのに…。
ただ、それ抜きで気にしなかったら、普通に泣ける作品なので、
ぱれっとファンや泣きゲーファンの方はプレイしていただきたい作品。
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ましろ色シンフォニー のレビュー
2010-02-25 Thu 00:00
<作品名>    ましろ色シンフォニー
<製作会社名>  ぱれっと

ましろ色シンフォニー

シナリオ
S+
全部でルートが4本の秋から冬にかけての物語。
長さは概ね同じくらいで、平均的。
物語として理想的なつくり。

CG
S
独特の絵で、線が細い。
気になるところが数点あったものの、立ち絵やCGの完成度、枚数などを考慮してこの評価。

音楽
S++
OPのノリの良さやEDの締め方、挿入歌の質の高さなど…褒めるべきところはたくさんあるが、一番評価したいのはBGM。
まれに見る完成度で、曲数も少なくない。
場面にあった演出が出来ているためかなり高めの評価となっている。

お勧め度
S++
総合評価より高いのはやはり私の考える「理想的な物語」だから。
ルートごとの雰囲気バリエーションもあり、泣きゲーとしては強くお勧めしたい一品。

総合評価
S+
気遣いタイプで苦労性の主人公――瓜生新吾。
そんな彼の通う学校が経営悪化のため、同じ街の名門女子学校と統合することに。
10月からの仮統合期間、共学側の選抜生徒の一員として女子高に通い始めるのだが…待っていたのは愉快な個性を持つ少女たちとの出会いと、男子に対する拒否反応。
空気をよくしようと奔走する新吾は――

「恋の色は真っ白」をテーマに作られた物語。
文章のリズムは非常によく、読んでいても飽きが来ない。
また、時々入る冗談なども行き過ぎておらず、それでいて面白い。
特に評価したいルートはキャラなら愛理ルート、泣きならみうルート。
ルートの攻略順などに特に決まりもないが、最後に回すならこのふたつのどちらかだろう。
軒並み個性的でいながら魅力的なヒロインが揃っているが、文章がそれをいっそうと引き立てている。
特に愛理ルートではそれが顕著に現れており、「泣き」といわゆる「萌え」を両立したルートとなる。
大して、みうルートでは不意打ちのように流れる挿入歌とCGと声に泣かされる…。
全ての質が一定以上で、力を合わせているからこその現象は評価せざる終えない。
物語のつくり自体も非常に評価でき、王道でありながら理想的。
登場人物の視点を変えることにより、状況の理解をはっきりとさせながら心情を表す細かい芸も持っている。
伏線らしい伏線も存在せずあくまで安定している作品だが、だからこそ他の部分と協調でき、共鳴しさらに良い物語へとなっている。
後もう一歩、人々の涙腺に食い込めるような物語を作ることが出来るなら、おそらく誰の記憶にも残るようなゲームとなるだろう。
正直、この評価は少し低めな位であるが、未来を期待してこの評価にとどめておく。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
一般的な学園物だが、内容はしっかりとしている泣きゲー。
アニメ化もされており、そちらも十分泣ける内容となっている。
また、ある脇役キャラがかなり人気になっているが、そちらはPSP版等でヒロインに昇格しているので、気になる方はチェック。
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さくらシュトラッセ のレビュー
2009-03-30 Mon 12:00
<作品名>    さくらシュトラッセ
<製作会社名>  ぱれっと
さくらシュトラッセ (1)


シナリオ
S
シナリオは少し長め…というかこれぐらいが普通なのかな? 選択肢もかなりわかりやすい。

CG
S-
「もしらば」と一緒。上手いけど…所々の小さいところが変な気がする。

音楽
S+
いいなぁ…一つ一つは強くないけど、よく聞いても問題の無い良曲ぞろい。
OP1&2やEDもよかったけどけど、今回はBGMのよさを強く押したい。

お勧め度
S+
「もしらば」をやった後と同じ感じ。ほのぼのとしてて、それでいて満足感があるな。
安心して勧められる泣きゲーだろう。

総合評価
S

まぁ、「もしらば」(もしも明日が晴れならば)と比べたのは、会社と評価がほぼ一緒だったから(後者は偶然)
作品中にも、こまごまとしたところで、もしらばの絵が出てきてた。
料理×魔法。という、結構新しいカップリングに挑戦した作品だが…。
とにかく無駄なところに凝る作品。
あとは、プレイヤーのことを意識したギャグも面白い。
シナリオについては、泣くというよりは、思わず微笑んでしまうとか、そういう類だとおもう。
(俺はルーリィルートで泣いたが…)
設定を結構上手く使えてるなと思ったのが正直なところで、魔法と料理を絡めるという発想は自分には無かった。
でも、この物語を全部やって、料理は人間にできる元気にする魔法、ってのがうえつけられたな。
自分も食べるのはかなり好きだし。
微妙に含まれた笑いと、暖かい物語…作品をやった後の爽快感(スッキリ感?)といい、自分的にはかなり「もしらば」の再来だった。
声優も一色ヒカルさんと風音さんと知ってる人がいたなぁ・・・。
わかってきてしまう自分が少しさびしいな

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
魔法等が登場するファンタジー要素が強い作品。
ただ、それと新しい要素を混ぜ合わせた新しい風を吹かせる作品。
BGMが全体的によかった印象。
タグの「喫茶店はそれに類する」と言うことで。
おまけが2個ついてたけど…おまけシナリオと勘違いしてた俺って…。

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もしも明日が晴れならば のレビュー
2008-10-21 Tue 00:03
<作品名>    もしも明日が晴れならば
<製作会社名>  ぱれっと

シナリオ
S+
「死」
このテーマで描かれているのにもかかわらず、他とはすこし違う。
長さは普通。

CG
S-
やわらかいというより優しいタッチの絵。

音楽
S+
OP曲がかなり好き。
他のBGMも十分聞いていて癒される。
挿入歌やEND曲など平均値のものを出す。

お勧め度
S++
泣きゲーとして自分が堂々と紹介できる作品。
暇つぶしにはもったいない。

総合評価
S+

面白いわけじゃなく、リズムがいい訳でもない。
ただ、ただ、切なく、儚く、優しい物語。
期待されると困ってしまうのだが、きっと侮ってプレイしていると痛い目を見るだろう。
後味のいい作品で、印象に強く残る。
それは、心の奥にじわじわと来て、霊という考えもそのうち容認できるようになる。
泣く時は、ドバァって感じよりはしっとり。
久々の純粋に泣きゲーらしい泣きゲーだった。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
ぱれっとの名作で、お化けが出てきたり、とファンタジー要素の強い作品。
何かがひかれる――と、そう言った類の作品であり、よい泣きゲー作品。
歴史的な背景もあって正確な評価は難しいものの、名作のひとつであることは確か。
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