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[レビュー]あきゆめくるるの感想
2017-03-25 Sat 00:00
<作品名>    あきゆめくるる
<製作会社名>  すみっこソフト

あきゆめくくる

シナリオ構成
S+
攻略キャラはメイン4人、サブ2人、TRUE√としてエピローグ1本という構成。
共通ルートも比較的量はあるため全体的なボリュームは十分と言えるだろう。

【推奨攻略順 : 柚月(→みはや→ノア)→キス→歩→沙織→TRUE 】
沙織√以降は固定、それ以外は自由。
基本的には沙織√まで自由に攻略してよい作りになっている。

CG
S
線が細く、濃い塗りの絵。
全体的に綺麗ではあるのだが、作中に使われている絵の中では質の上下がある。
SD絵もいくつか存在している。

音楽
S+
BGM21曲、Vo曲2曲(OP/ED)という構成。
Vo曲はOP・EDともにRitaさんが歌う楽曲、特にOPは作品に不釣り合いと言えるほどテンポの良い明るい歌になっているのだが、特に素晴らしいのは最後のサビに入る前のブリッジであることを付け加えておきたい。
BGMでは”ラブコメ”らしい楽曲がそろっているのだが、緊迫・不安をあおるBGM等が目立つのも作風と言えるだろう。

お勧め度
S+
過去作同様のSF要素たっぷりの”ラブコメ”作品。
とくにコメディ部分においての強化がすさまじく、今までの作品のようなプレイ中の飽きのようなものも殆どなく、それでいてしっかりとSFを感じられるシナリオになっている。
量子力学的な話が作中には出てきますので、しっかりと理解するためにはすこし考える必要がある事に注意。

総合評価
S+

公式ホームページ
↑クリックすると公式HPに飛びます。

量子爆弾によってとある1日をループしている「ルルラン市」そこに連れてこられたのは、とある6人の男女。彼らはここから抜け出すために「ラブコメ」をするのだった――。

同会社による四季作品のうちの3作目である「秋」にあたる作品。
OPの冒頭文字にもある「異常な人たちの送る、普通のラブコメ作品」というのはこの作品をサックリと一言で表した言葉と言えるだろう。

異常な回復力を持つ主人公を筆頭として、境遇・性格・性質、そのどれかが(もしくは、どれもが)イレギュラーな人物ばかりが集まっているのも異常事態だが、何よりも特殊なのは場所の異常性。
主人公はそこから抜け出すためにラブコメをするように提案をするところから物語が始まる――というのが繰り返しになるあらすじともいえる部分なのだが、実際作中でラブコメをするシーンは少なく、どちらかというと「ラブコメ」をするために異常な人たちが試行錯誤する作品と言える。
特にノーパンネタを筆頭としてシモネタが多くみられるのも注目点だろうか。
しかしながら、1作目のような「即! 乱交!」のような狂気性はなく、あくまでプレイヤーが付いて行ける程度の逆セクハラ。
だからこそ、というべきなのかはわからないが、笑いに関しては今までよりもかなり洗練されており、おもわず笑ってしまうシーンが多々あった。
そのおかげもあり、作品は最後の最後までスルっとプレイすることが可能。

作品のキモともいえるSF部分に関して、各所で土織キスを中心とした量子力学的な話(思考実験)が挿入されます。
理解するのが少し難しい部分もありそうですが、基本的には全く知らない人でも理解できるように具体例等を挙げて説明してくれているため、読み取りに苦労は必要ですが戸惑う人は少数で、そのあたりも前作までと比べて広く門戸を開いている印象を受けた。

序盤から謎に包まれていたWSPの正体や町の異常の原因、そしてその解決方法などなど、一部キャラのルートでそれらが徐々に明かされつつ、沙織√以降では作品の設定や主人公の異能なども含めた展開がされており、どんでん返しの驚きのようなものはないが、非常にSF作品としても読み応えのある作品となっている。

コンフィグに関しては問題なく、プレイするのに快適と言って問題ない。

【総括】
誰にでも手に取りやすいSF作品としての評価も高く、全体的な完成度も今までの比ではないため、平均以上のこの評価。

(ぶっちゃけコーナー)
「くるる」とあるように、今までの作品同様ループ物ではあるんだけど、どちらかというと今回は最初から町がループしていることを知っていて、あとは量子力学やら多世界解釈やらそういう話が入ってくるからね、あんまり難しいと思うことはなかったかも。
今までの作品は割とハードルが高かった気がするんだけど、そのあたりが下がって、一般的な√もギャグが豊富で面白いし…。

と、エピローグまでプレイした人にだけ、わかると思うのだがOPのタイトル名は「roop ~遠い世界のキミに贈るたったひとつの恋の歌~ 」なのだが、この歌をあの人視点の歌だと思うと凄く切ない純愛の歌になるんですよね…歌詞も含めてぜひプレイ後に聞いていただきたい。
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なつくもゆるる の感想
2013-07-27 Sat 12:00
<作品名>    なつくもゆるる
<製作会社名>  すみっこソフト

natukumo (1)

シナリオ構成
S
攻略順は完全に決められており、選択肢もスタート時のもの以外に重要なものがあまりないため攻略は容易。
完全に共通といえる部分もあまりなく、基本は個別ルートの長さ=全体の長さである。
個別ルートはキャラにもよるものの、長くとも3-4hというところで、全体的に少し少なく感じるかもしれない。

【攻略順 : 紫穂1→姫佳→りね→紫穂END2】※強制

CG
S
柔らかい線で、淡い色使いで、設定を除いてもかなり幼く見える絵。
質はかなり安定しているが、枚数は少々少なめ。
その分SD絵は豊富。

音楽
S
BGM21曲、Vo曲2曲(OP&ED)の少なめ構成。
オーソドックスなものがそろっているが、BGMに関しては作風を意識してなのか、明るいものや神秘的シーン用のものが目立つ。
ただ、特筆するほどの物はない。

お勧め度
S+
「学園SF」に「疑似終末世界」という要素に加え、理論背景に高度物理学が使用されているため「科学ノベル」要素、そこにすこし「異能バトル」が加わっている今作。
前座区の雰囲気は残すものの、作りこみ度は低くなっているので、そう言った所に期待している人はハードルを上げすぎないように。
なお、直接的な流血シーンいくつか、グロ描写&音シーンもあるので注意は必要。

総合評価
S

公式ホームページ
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【物語について】
前作同様、かなり特殊な舞台設定の今作。
基本的には学園物の体をとっているが、序盤から理解不能な事象が次々と発生し、全体的にそこはかとなく「狂気」が感じられる。
ルートを重ねることでそれらの伏線や謎は紐解かれてゆくことになるのだが、その際使用されるのが、「相対性理論」等の高度物理学の一部が説明される。
図を使って大雑把には説明はしてくれているものの、説明しているものが説明しているものなので、理解しがたい人もいるかもしれない。
また、その理論を使用してもいくつかの謎は残るため、ある程度の妥協は必要。

物語全体の質に関しては問題がないのだが、どのルートも起伏が無かった印象を受けてしまった。
問題発生→努力等の行動→解決、と淡々と進めていくイメージ。
無論、各シーンで手を抜いていたわけではないのだろう、グロシーン等で痛々しいシーンはあったし、笑える部分やよい雰囲気を醸し出すシーンもいくつかあった。
ただ、場所が特殊な事に加えて、少々特殊なキャラが多いため、魅力の引き出しには失敗していた印象で、他にもバトルシーンは少々苦手だったのが伝わってくるようであった。

また、物語後半はスケールが大きくなりすぎて、どうまとめてよいか分からなくなったと言われても仕方がない展開があるので、どうも評価は低くなりがち。

各シーンの質は悪くなかったが、うまくマッチングしなかったのだろうか。
特殊すぎる設定もふくめ、、今一つ感情移入が難しく、泣ける・燃える・萌えるシーンの感情移入が難しく、ここも減点対象といえるだろう。
それでも日常シーン、特に主人公の所属する生物部にちなんで、各種のミニ知識、それを使ってのギャグなどはかなり魅力を伝えられていたので、好感度が高い。

【総括】
かなり特殊な設定の中頑張ってはいたものの、物語全体としての主題があいまい&最終的な物語がかなり壮大になったため、評価は低くなりがち。
泣き・萌えゲーというよりは、シナリオゲーとしての評価を下してあげるべきの物である。
ただ、平均以下ということはなく、読み物としては十分面白くはあるので、何か毛色の違うものがやりたいと言う方にはお勧めできるので、その部分の評価だけ高くして、その他は平均の評価を下した。

【その他、機能など】
必要機能を最低限そろえた簡素なイメージの物。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
もう、今までで語ったんだけど、物語…というよりキャラに起伏が無かったなぁ…。
キャラの性格に厚みがない…というべきか。
なんか、物語を読んでて面白いんだけど、感情移入とかそういうのではなく、ただ単に設定とか、展開が面白いな~って話。
バトルシーンとかも慣れてなかったしなぁ…。
まぁ、前作から恒例の「終末世界物」(疑似だが)や流れに含まれるそこはかとない狂気はしっかりと受け継がれているので、前作のそういうのが好きな方にはいいのかなぁ…。
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はるまで、くるる のレビュー
2012-09-16 Sun 00:00
<作品名>    はるまで、くるる
<製作会社名>  すみっこソフト



シナリオ
S
ルートというものはなく、ほぼ1本道、間違えるとBADENDになるためわかりやすい。
そのため1本は長いが、全体とするとかなり短めで、10hもいらず終わるかも。

CG
S--
立ち絵、CGともに気になるレベル…SD絵がかわいいだけにもったいない部分もある。

音楽
S
特筆する点が無し、感動的なBGMがあるわけでもない。
雰囲気には馴染んでいたような気もするが、評価するとしてもEDソングくらいだろうか。

お勧め度
S
SF物、あまり言ってしまうとネタバレなような気もするが。
C†Cに似てるとも言われている。
そういうのが好きな人はやればいいのかなぁ。

総合評価
S-

ストーリー
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最初はハチャメチャハーレムエロゲ!という展開。
「乱交しよう!」って最初に言うくらい。
それはほんとに最初だけで後は真面目なSFが多かったが、それでも物語の全体的にエロ成分は多め。
また注意として、流血CG(ひどいものではないが)と描写、奇形死体がでてくるため、
苦手な人は注意を。
物語全体として、感動のシーンもあるにはあるのだが、
どうにも、文章やキャラに癖がありすぎ、最初からテンションに乗りきれない事が多い。
そのため感情移入が難しく、泣ける、というところまではいけない。
また、絵もCGも不足点があるためそれを助けることもできず…。
SFの根幹である、謎解き、舞台設定などについてはそこそこ良くできていたかな、と思う。
タイトルもそのままだし。
それだけに、うまく活かしきれていない事を残念に感じた。
自分はC†Cのときも低評価だったため、ある程度はそういう風に受け取ってもらえるとありがたい。

あかない扉、というのを見るとEver17を思い出すのはおれだけなのだろうか。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
一部の人には人気だった作品。
泣きゲーに分類できないこともないのだが、基本的には世界終末・SF系の話として受け入れられるはず。
そう言った舞台背景等が好きな方は気に入るはずだが、各ルートのシナリオに深みがあると感じられるかどうかは、人それぞれになってしまうような作品。
個人的には感じられなかった。
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