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さくらテイル のレビュー
2010-02-26 Fri 00:00
<作品名>    さくらテイル
<製作会社名>  Fizz

さくらテイル

シナリオ
S--
タイトルの通り、春から5月くらいにかけての物語。
全6人だが、END数は倍以上ある。
しかし、前代未聞なほど長いわけではなく、いくつかのENDはBADみたいなもので、共通ルートも長い。

CG
S--
構図的な問題は少ないが、いくつかのCGで顔のバランスが崩れていたり、体のラインがおかしかったりしている。
若干目立つ部分もあるので大幅に減点している。

音楽
S-
BGMやOP、ED、挿入歌などもあり種類は豊富。
質についてどうこう言えるレベルではないが、聞き流す文には問題のないBGMが多い。

お勧め度
S--
この会社の作品には全体的に後一歩足りないところが多い。
平均に届きすらしてないのはいたいところなので、後回しでもいいかと思う。

総合評価
S--
入学を機に一人暮らしをすることにした主人公、新條正宗。
貴族も通うという桜に抱かれた『王立春宵学園』で彼を待っていたのはさまざまな部活の強引な勧誘。
窮地の彼を救ってくれたのは奇妙ないでたちの上級生と思わしき女騎士。
その半日後、その対極に位置する少女とであう――陽と陰。
学園で数年ぶりに会った幼馴染は見る影もないほど地味になっていた。
新しい学園、新しい生活、そして個性的なヒロインとの出会いで物語は回り始める。

今回の物語のテーマは「恋する乙女は2度変わる」というもの。
キャラを攻略するとD.D.S(デレ・デレ・システム)というものが使用でき、桜の木に花びらがついている間はそのキャラが無条件にデレるという目新しいシステムがある。
もちろん、作中ではそれ以外にも劇的な変化をヒロインたちが見せるのだが、なぜだがストーリーに薄さを感じる。
要所要所でセンスを見せる展開があるのだが、それ以上踏み込んでこず、中途半端に設定を残している。
ぼかしたというよりは、手に余って何も出来なかった感じがうかがえ、朋乃ルートに救済パッチが当てられることから多少のばたばた感も伝わる。
ギャグも時々笑うのだが長続きせず、物語り全体にリズムが少ない。
絵やBGMの質とも絡めて全体的な出力不足といえる。
明るい物語をやりたいだけならと目はしないが、ストーリーなど他のものを求めるなら期待しないほうが良い。
全ての分野に課題が残るので、次回作ではぜひ改善して言ってほしい。
それと、何か一つ「これは!」と思える光るものを持っておきたい。

(追記あらためぶっちゃけコーナー)
どうも未完成品と言う印象が強かった。
バトルシーンなどもあるが、本当にイマイチ。
一部ルートなど、打つ成分が強すぎ(また未完成)なため、修正パッチが配布されている。
それを使用すれば大分マシにはなるが、それでも低評価。
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