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みにくいモジカの子
2018-12-13 Thu 00:00
<作品名>     みにくいモジカの子
<製作会社名>   NitroPlus


みにくいモジカの子
公式ホームページ
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キャラクター・シナリオ : 【 S 】
シコ男(醜男)と揶揄され、学園内で虐められる日々。
とある放課後、同じくクラスで虐めに遭っているみゆに校舎裏に呼び出されることでそんな日々は終わりを告げる。
誰にも秘密にしていた能力――顔を見れば相手の感情がわかる『モジカ』――この力を使って世界一醜い復讐劇を始める。

主人公のモノローグ中心で進んでゆくダークストーリー。
あまりにも凄惨な学園を舞台として行われるいじめの風景、能力の関係で足元だけを移すカメラワーク、主人公の顔を見た時の人々の感情…そのどれもが演出としては完成の域に達しており、一つの世界観を作り上げている。
特に印象的なのが選択肢であり、今作では行動を選ぶ選択肢は一切なく、とある場面において『顔をあげるか否か』、言い換えると『モジカを使うか否か』の選択を迫られる。
ただしその演出のために、もっさりとした動作になっているため、なかなか進まないテキストにイライラを感じる人もいるだろう。

シナリオは5割くらいがエロシーンで構成されており、その他はモノローグが多くを占めている。他にモジカの力もあってか、登場人物の心理は非常にわかりやすいが、文章については短文や、単語の繰り返しが多く武骨で非常にクセがある。
また、シナリオとしてかなり救いが無いために途中で心が折れる人もいるかもしれない。


心身視姦ADV『みにくいモジカの子』|ニトロプラス
双葉 みゆ√【 S 】  3-4h
主人公と同じクラスの女の子。
九鬼のグループに所属しているものの、引っ込み思案で優柔不断なその性格をからかわれており、主に九鬼を筆頭として主に女子からのイジメに遭っている。

シナリオ分岐にて素直に行動するとたどり着く彼女の個別√は約4時間ほどの長さとなっており、作品自体の雰囲気などを掴むための話となっている。
作品の約7割くらいがエロシーン関連なのだが、その中でも物語はしっかりと展開しており、同じいじめられっ子である主人公に対していつも優しい言葉を投げかけてくれたみゆ、その彼女が抱える2面性を作品の根幹にある『復讐』というテーマと主人公の『モジカ』という能力によって描き出している。
評価はともかく、猟奇的でダークな話なため、BADENDと言われても否めないのは確か。


心身視姦ADV『みにくいモジカの子』|ニトロプラス (4)
四月一日 胡頽子√【 S 】  2-3h
主人公とは別のクラスで、目立たないオタク系の女子。
しかしPCにはめっぽう強く、フィルタリング機能のついた学園のタブレットを改造したりしている。

個別√はみゆと『復讐』を行わなかった場合の展開で、話の中心は学園の問題から胡頽子の抱える『欲望』というテーマにシフトしてゆく。
人が誰しも心の奥に抱える欲を解放させてゆく、何とも言えない感情を18禁だからこそできるテキストに乗せて表現した…と言えば聞こえがいいが、ザックリいうとドMの調教過程であり、基本的にBADENDのようなものでもある。


心身視姦ADV『みにくいモジカの子』|ニトロプラス (1)
九鬼 綺羅々√【 S 】  1-2h
主人公と同じクラスの女生徒で主人公やみゆを虐めている。
地元で有名なヤクザ一家の娘であるため、教師すらも言いなりに出来るほどの権力を持っており、クラス内でもリーダー的存在。

個別√は九鬼への復讐に固執した√であり、テーマとなるのはもちろん復讐なのだが、その根本にあるのは『虚構の愛』。
妄執のように愛しき人の名を唱え続ける九鬼の心を折る為に主人公がとる行動は現実を崩壊させ、理性を破壊してゆく。
いうまでもなく、他の√よりもさらに痛々しいBADEND√である。


心身視姦ADV『みにくいモジカの子』|ニトロプラス (3)
花 椿√【 S 】  1-2h
色白で感情を表に出すことのない女生徒。
神社で巫女として働いているらしいが、主人公のクラスとはかかわりはない。

みゆの告白に端を発する一連の流れを前半とするなら、彼女は後半にならないと姿すら出てこないキャラクターの一人であり、作品転換のキーパーソンともいえる。
そんな彼女の個別√では町の創立にも関わる物語のさらに奥、シナリオの中枢の話に関わるようになってくる。
感情を出さない彼女と、主人公の持つ「モジカ」という能力それらが絡み合い紡がれるシナリオは物語に一つの終焉のカタチとなっている。


心身視姦ADV『みにくいモジカの子』|ニトロプラス (2)
許斐 鳴子(TRUE)√【 S 】  2-3h
主人公の通う学園の生徒会長であり皆の手本となる様な優等生。
父親は有名政治家で、学園の名誉学園長でもある。

個別√ではあるもののTRUE√でもある鳴子のシナリオでは、主人公の過去を含めシナリオの中心的なことが判明する話となっている。
ただ後半はシナリオというよりも演出にこだわっており、話そのものは置いてきているような展開となっている。
他の√にくらべて明らかに違うEDであり、これも一つの話の終わりではあるものの、これをTRUEとして作品を消化できるかは謎。


[ 主人公 ]種崎 捨
醜い顔の男、その容姿からいつも虐められている。
人の顔を見ると相手の感情が分かる『モジカ』という能力を持つ。
しかし、その能力の為いつも下を向いて生きている。


【推奨攻略順 : みゆ→胡頽子→綺羅々→椿→鳴子(TRUE) 】
攻略する際に特にロック等はないが、ストーリー的にはこの順番が望ましい


CG : 【 S 】
しっかりとしつつも細い線と淡い塗りの絵。
全体的に完成度は高く、足元中心のカメラワークのため、立ち絵などは存在しないが代わりに周囲の物の絵が多く使われているのが特徴。
なお、一部にはに流血等のグロCGも数枚含まれている。


音楽 : 【 S 】
BGM15曲、Vo曲2曲(OP/ED)という構成。
作風に合わせて暗めの曲が多いのが特徴的で、明るい曲は「風来」のテーマ(?)曲でもある「踊」くらいだろうか…。
OPの「憐」を歌うのはayumiさん(EDも担当しているが)で、気だるげに、囁くように歌われるこの曲はかなり作品に合致している。


お勧め度 : 【 S 】
ダークな世界観で人間の醜さを描いた刺激の強い作品で、一見すると心情描写などが多く、シナリオ重視のようにも見えるが演出重視の作品。
グロい表現やCGなども多く存在しているほか、序盤から中盤は調教(?)やエロシーンをつないだようなシナリオ構成になっていることに注意が必要で、はっきりとしたカタルシスが最後にあるわけでもなく、万人に受ける作品でないことは確か。


総合評価 : 【 S 】
演出もあり印象には非常に強く残る作品だが、シナリオの観点から見ると平凡な評価。


(ぶっちゃけコーナー)
これ言っちゃうとなんか言い訳っぽいけど、これまた評価しにくい作品だよな。

驚いたのはやっぱり演出だろうか。
こればっかりは最高峰っていってもいいくらい、世界観が作りこまれていることを感じた。
相手の感情がわかるという能力の表現方法としては非常に効果的。
足元中人のカメラワークも面白かったし、だからこそ選択肢における顔を上げるか否かみたいなのも面白かった。
ヒロインの顔がほとんど見えない作品ってのはかなり新しいよな。

色々あるんだけどやっぱり論点はシナリオだろうか。
ここまで下地がそろってるんだけど、結局結構シナリオは薄いんだよな。
…いやいや、色々と衝撃的なシーンはあるんだけれども、その奥の「何を伝えたいか」みたいな部分がまだ薄い気がする…。
というか最後は投げっぱなしジャーマンみたいな感じで、読み手が満足していないのに勝手にさくっと終わらせられた感じがするしなぁ…。
18禁だからこそ描ける世界観や展開、そこから来る強烈なメッセージ性、それは確かにあるのだけれど、だからこそそれに見合うシナリオがほしかったのかも…。
言ってしまえばほぼエロシーンのつなぎにしかシナリオ成分が入ってなかったしな…。
考察すればそりゃ色々と思うこともあるのかもしれないが、現状だとただのびっくりバコみたいな作品に感じてしまう。
だからこそ心動かされるような”中身”がほしかったのかもしれない。
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グリザイア ファントムトリガー 第5話
2018-12-06 Thu 00:00
<作品名>     グリザイア ファントムトリガー 第5話
<製作会社名>   フロントウィング


リザイア ファントムトリガー 第5巻
公式ホームページ
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シナリオ : 【 S 】 4-5h
グリザイア・ファントムトリガーシリーズの4作目(5話)となる今回の作品。
メインヒロインの最後の一人、謎多き『ニンジャ』の狗駒邑沙季について描かれた作品となる。

シナリオとしては続編ではあるものの、その内容はと邑沙季ハルトとの出会いを描いた過去回想となっており、4-5時間のシナリオの中で大まかに話が進むということはない。
※ハルトの師匠については割と名言されたっぽい。

短いシナリオではあるものの、もちろん戦闘シーンも存在しており、他にも日常シーンにおいては、銃トークを始めとしたお決まりのコアなやり取りや、独特なキャラクターが織りなす面白い会話があったりと、面白いシーンも多く存在している。
また、作中の最後ではあるもののSUSURU TV.とのコラボも行っていたりと時事ネタ(というよりも時流?)も幅広くカバーしているのも特徴だろう。


【推奨攻略順 : なし 】
選択肢無の一本道。

CG : 【 S 】
CGの枚数や質に関しては今まで通り。
ただ今作はシナリオの設定上の問題もあるのだろうが、戦闘シーンでのエフェクト処理のようなものがより目立っており、写実からは少し離れているのが特徴的。


音楽 : 【 - 】
あるのかもしれないが、特に気が付くような新規追加は無い。


お勧め度 : 【 S 】
グリザイア・ファントムトリガーシリーズをプレイしてきた人はもちろん買うだろう、質に大きな上下等も見られない。
途中からの人は1-2話から買うべきだが、ここまでくると完結してから買うべきかも?


総合評価 : 【 S 】
分割作品ということで正確な評価は難しいが、質的な観点でいうと前作から大きな変化はないためこの評価。


(ぶっちゃけコーナー)
シリーズ物では4作目の5話…グリザイアシリーズという意味で数えれば7作目になるのか。
シナリオについては結構語りづらい形式だからもうあんまり語れないから、別のところについて語っていこうかなぁ…。
まぁそもそも分割商法だから、意見はいろいろありそうだけど、それでも楽しめる内容にはなっているのかも。
海外に目を向けた販売方法とかは特になぁ。
今までにない市場を開拓するって意味ではこういうのも結構大切になるんだろうしなぁ。
そういえばアニメ化が決まったのもこの作品くらいか。
なんにせよ人気を維持しつつ、作品の質も同じように保てるならそれが一番だろうなぁ。

少し気になるのは次回が結構暗闇という事。
ヒロイン枠はもういないし、次はハルトの話になるのか…? そうすると話がもう終わってしまいそうだが、この作品はどこへ向かって行くのか、そういったあたりがこの作品のこれからの見どころになりそうだな。
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恋はそっと咲く花のように
2018-11-29 Thu 00:00
<作品名>     恋はそっと咲く花のように
<製作会社名>   ensemble



恋はそっと咲く花のように
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キャラクター・シナリオ : 【 S 】
今回は普通の学園が舞台となっており、強いて言うならば、主人公の実家が洋食屋を営んでいる…というのが少し特殊な点だろうか。

テーマとなっているのは『そばにある恋』そして『結婚のその先』というものになっており、特に後者に関しては、各個別√では付き合った後のシーンが描かれている。
しかしながら総じてエピローグの範囲を超えるものは少なく、結果的に駆け足になってしまっている部分が大半となっている。
そして恋愛描写においても、特筆して濃密に描かれているわけでもなく、良くも悪くも基本に忠実。
時折センスのある文章はあるものの、いまだに表現の甘い所や展開自体が弱い部分、√によっては作品のテーマから外れているものも見られ、結果として何を伝えたいかよくわからないものになっているものもあった。
何処をテコ入れするかによって変更するべき点は変わってくるが、総じてブラッシュアップが必要になることは否めない。


共通√【 S 】  2-3h
前半は各キャラとの出会いや主人公の境遇などが描かれており、後半は個別√へのつながりとなる短いイベントを経て各キャラとの進展が描かれている。
割と説明的な要素が強いため印象は薄く評価するのは難しいが、登場キャラが多くそれぞれの把握に時間がかかる中ですぐに個別√に入ってしまうのが寂しい所。
せっかく多くの登場キャラクターがいるにもかかわらず、個別に入るとなかなか全員集合しないので、全員がそろうシーンがここ以外で全くなかったのも少し残念。


恋はそっと咲く花のように キャラクター:琴石 伊織
琴石 伊織√【 S 】  2-3h
学園に転校してきた3年生。
体の弱いお金持ちのお嬢様のような見た目だが、常に前向きで溌剌とした性格で、そこいるだけで周りを笑顔にする存在。『やりたいこと』が非常に多く、挑戦心も旺盛で一度決めたら譲らない頑固なところも見え隠れする。

個別√では特に告白シーンが印象的で、ストレートに想いを伝える様子は王道的ではあるけれども、伊織からの気持ちが伝わりやすく演出されている。
後半は共通でも見せていた伊織の抱えていた問題についてがメインとなっており、少しだけ暗い展開にはなるものの、最終的にはensembleらしい優しい世界を感じられる話になっている。


恋はそっと咲く花のように キャラクター:早見 美里
早見 美里√【 S 】  2-3h
主人公と同じクラスで幼馴染。
いつも優しく朗らかで、誰からも頼りにされるため友達も多いが、とくにさなえと仲が良い。実家は近所のフレンチレストランであり、主人公の家の事情を知っているため時折お店に手伝いに来てくれることもある。

個別√では幼馴染という立場を活かして、いつも傍にいるから分からず、失ってはじめて気が付く気持ちを演出している。
後半は主人公の『料理』に対しての想いがテーマとなったシナリオで、一つずつ障害を乗り越えてゆく様子が描かれ、他の作品と比べて比較的に作品のテーマである「そばにある『好き』」と「結婚のその先」というものを描いた√となっている。

恋はそっと咲く花のように キャラクター:宮音 沙希
宮音 沙希√【 S 】  2-3h
学園の2年生。
若手の女優として芸能界で人気上昇中であり、学校に来る暇がないほど忙しい日々を過ごしている。演じている役もあってかおとなしそうに見えるが、実際は気さくで年上の主人公ともハキハキと会話する。

学校内での接点があまりない沙希だったが、個別√では栄養バランスが乱れ体調が悪くなった沙希のために休憩所として自宅を提供したり、お弁当を作っていくことで二人の距離がだんだんと近づいてゆく。
他の√に比べると接する時間は限られるが、合えない時間が想いを深めてゆくように、お互いの視点を交互に挿入しつつ、二人の仲が進展してゆく様子がじっくりと描かれている。
後半は彼女の女優という仕事が話題になっているが、作品の性質上あまり悪い展開が描かれておらず、ここから終盤まではさっくりと描かれている印象だった。


恋はそっと咲く花のように キャラクター:来未 さなえ
来未 さなえ√【 S 】  2-3h
学園の3年生で、主人公のクラスの委員長。
前に出るのは苦手だが、おとなしくで気配り上手、何事にも一生懸命な所が魅力。
共通ルート中盤からは彼女の姪に当たる赤ちゃん『みなも』を一人で世話することになり、学園も休みがちになってしまった。

個別√では初めての育児に奮闘しているさなえを助けるために同居を始めることになる。
その為、舞台を学園から家に移して物語は進展し、疑似子育てを行うなかで相手の知らない一面に恋心を抱くシーンなどが特徴的。
中盤から後半はより『家族』というテーマについて迫った内容となっており、ツッコミどころや無理やりな雰囲気はあるものの、しっかりと泣きシーンも存在している。
彼女の真っすぐにやり遂げる力強さを良く感じることができるお話。


恋はそっと咲く花のように キャラクター:西園寺 蓉子
西園寺 蓉子√【 S 】  2-3h
町で主人公に声をかけてきた謎多き女性。
要領が良く美人でありながら礼儀や立ち居振る舞いもしっかりとしている。しかし、好奇心旺盛でイタズラ好きな面が強く、主人公はいつも振り回されている。

何か秘密を抱えている蓉子について気にし始めることから個別√が始まる。
前半は主人公と蓉子がお互いに惹かれあうまでのシーンとなっており、特にいつも冷静な怜のかっこいいシーンが見どころ。
後半は彼女の家族について。
全体的に展開も早めでさっぱりとした雰囲気ではあるものの、大切なものを失う恐怖テーマとした話は少しだけ心に突き刺さる。
飄々とした蓉子の弱く幼い部分が見れたりと少し印象も変わる。


恋はそっと咲く花のように キャラクター:藤堂 なずな
藤堂 なずな√【 S 】  1h
主人公の従妹であり、聖蘭女学園の1年生。
兄に会――見識を広めるために、東京の姉妹校へ交換留学生としてやってきた。
実家は京都にあり時折その口調が漏れる。

追加パッチを当てることで個別シナリオが出現する。
学園が違うため接点があまりなかったが、なずなの所属する女学園と主人公の学園とで合同のチャリティーイベントを切っ掛けとして接近する二人の様子が描かれている。
シナリオ量に限りがあったためか展開として全体的に急ぎぎみではあるものの、なずなの良さである妹ポジションからの素直な好意というのを前面に出している√となっている。


[ 主人公 ]皇木 怜
幼い頃に父親を亡くしており、そこからは母親と二人三脚で洋食店『トラットリア フェリーチェ』を支えている。
その経験もあってか、落ち着いた雰囲気で同年代よりも大人びている。
店の厨房に立って腕を振るっているため料理はもちろん、その他の家事スキルも高い。
困った人がいると見捨てられない世話焼きな一面もあるが、本人は気にしていない。


【推奨攻略順 : 蓉子→さなえ→沙希→美里→伊織(→なずな) 】
攻略順に特に指定はないため、好きなキャラクターからの攻略が望ましい。


CG : 【 S 】
細い線にテカリのある塗り。
立ち絵とイベントCGに差がなかったりと全体的に安定した品質ではあるものの、ところどころに違和感を感じるようなものもあり、完璧とはいいがたい。
枚数に関してはキャラ数の関係も考えると一般的だろう。


音楽 : 【 S 】
BGM18曲、Vo曲2曲という構成。
BGMどの曲も『花』をイメージしており全体的に華やかなものが目立つ。しかしながら、印象には少しだけ残りにくい。
Vo曲はどちらもDucaさんを使用しており安定で、特にEDに関しては作品にあわせてか『結婚』を意識したしっとりとした曲になっている。


お勧め度 : 【 S 】
女装物ではないensemble作品。
特にお勧めすべき点もなければ、特段貶すべき点もない。


総合評価 : 【 S 】
全体的に安定はしているものの普遍的なシナリオであり評価はもう少し低い。


(ぶっちゃけコーナー)
ensembleといえば女装物――という印象がつよいが、時折こういう学園物も作る。
だけれど、結局中身がなかったりするのが多い印象だな。
お金持ち学校が舞台…みたいなのがあるくらいかなぁ。
マイナス点については上記まででだいぶ語った後なので、せめてここで補足すべき点を挙げておく。

一つは伊織√の告白シーン。
全体的に基本に忠実と述べたが、基本がダメなわけではない…良く言われるが基本は王道とも言い換えることができる。
誰しもが好きだからこそ何度も描かれ、そして何度も人を魅了する。しっかりとした演出さえすれば、そういったシーンになりえる場面も多く、特にこのシーンに関してはそれが顕著だった。

もう一つはさなえ√。
これはもう完全に自分の好みの話になってくるが、動物や子供を使った話はどう考えても泣ける。この√はそれが作品のキーということもあってか、わりとグッとくるシーンも多かったように思う。
それでも泣けなかったのは、やはりそれまでの書き込みだったり、そのシーンに足るまでの展開の流れだったり、その場の雰囲気だったりするのだろうな。
結局そういう意味ではつめが甘いのかも。
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