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[レビュー]LAMUNATION!の感想
2016-08-26 Fri 00:00
<作品名>    LAMUNATION!
<製作会社名>  WhitePowder

ラムネーション!

シナリオ構成
S
攻略キャラ自体は4キャラで、√はアフターも含めて4fm本。
共通ルートは短く

【推奨攻略順 : らむね→レイラ&アイリス→陽菜→ハーレム 】
攻略順にロックはないが、陽菜√は最後にクリアするように指示があるため、この順番が望ましい。

CG
S
線は細く淡い塗り。
立ち絵もイベントCGも、時折崩れるところはあるが総じて美麗。
(同じ顔と揶揄されることもあるが、ある程度はどこの会社も似たようなものです…)
特に躍動感を感じさせるような物が多かったことが印象的。
SD絵もいくつか登場している。

音楽
S+
Vo曲5曲、BGM?曲
クリア後にBGMを聞くことはできないため、Vo曲以外の評価はしない。
Vo曲に関してはどれもノリがいい良曲で、特に1stOPの「FaV (F*** and Vanguard)」はイントロの走り出しやサビの疾走感は女性Vo曲の中でも1,2を争うほどの良曲。

お勧め度
S
普通の恋愛学園物…と言いたいところだが、かなりとがった作品。
基本的には馬鹿なテンションで突き進む作品なので、メタネタや他の作品のパロディ等も多く含むギャグ作品と言える。
世界観もいろいろなものを複合しつつ、話自体は破綻しているので深く考えれば負け、という作品のため初心者にはお勧めしにくい。
ゲテモノを好む玄人にこそ手に取ってほしい一品。

総合評価
S

公式ホームページ
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超天然な謎の人物が主人公の作品。
物語の舞台は企業都市SA(セントアリア)市、すべてがハッピーな夢の島。
現実の舞台でいうとドバイのような雰囲気を想像していただけると自然だろう。

基本的に物語はギャクテイスト。
らむね以外は基本ボケる。らむねも時々ぼける。
唯一の共通点と言える部分は主人公が好きである事で、基本的に物語もハーレムのような流れが多く、各ヒロイン同士も好き合っているため、修羅場等はない。

物語の主軸ともいえる笑いの範囲は他作品をはじめとして、シモネタ、時事ネタ、メタネタ…etcある意味なんでもござれで、作品をプレイ中に「飽きる」という選択肢だけは存在しない。
登場人物はもちろん一癖も二癖もある人物ばかり。天然と評されるだけの主人公にもほかにかなりの設定があるほか、ヒロインを含めて謎の多い人物が多く、物語のカオスへ大きく貢献している。

設定だけの話ではなく、シナリオの流れからも同様のことが言える。
例えばそれはAの話をしていて、唐突にBの話が挟まり、とんでEの話が終わる…という、文章で考えれば到底考えられないような突拍子もない展開や話を持ってくるのが得意で、作中ではSFシーンや時間関連(やプレイヤーの選ぶ選択肢)の話もいくつか出てきている。

個人的にもプレイ中は疑問に思う部分が出てきても、ギャグとして展開させる部分や、まじめに展開させる部分、あいまいにぼかしている部分、いろいろ理由はあるのだろうと思いつつプレイをしていたが、結果的に何も考えていなかったのがこの作品。
だからこそ人によってかなりの好みの差が出てしまっている。

ラムネ√とアイリス&レイラ√で物語の基本を理解し、陽菜√で物語の真相を知り、ハーレム√でただイチャイチャするのがこの作品の流れだが、陽菜√の真相については他の部分の設定がぶっ飛び過ぎているため、思考が停止しており驚くことはなかった。

シナリオ以外では演出部分で多くの努力が見られており、特にOPを挿入歌としたらむね√の後半はなかなかに良い雰囲気であったといえる。
ただ本当にシナリオ全体はカオス。

コンフィグは十分そろっており、プレイで支障が出ることはない。

【総括】
シナリオのカオス具合が原因でかなり人を選ぶ、先鋭的な作品になっているが、個別化という意味では成功。ただ、作品自体の質のレベルという意味ではこの評価が適当。

(ぶっちゃけコーナー)
いろいろと物議を醸し出している作品だけど、素直な気持ちでやっている分には”楽しい”作品だった。何にも考えずにやると…って意味だけど。
シナリオだけはぶっ飛んでるけど、ただ普通にOPはよかったし、ギャグもまぁまぁいけるし、キャラはネタに使われててひどいから萌えとかそういう概念はないけど、それでもまぁ受け入れられる人はいるだろうなぁ…悪く言えば適当、ともすれば前衛芸術。
こうすればいいのに…っていうのがだいたいの作品ではあるんだが、この作品はそういう範疇にもないしなぁ…、表かは難しいけど、ある意味記憶には残るから、そういう意味ではいい作品なんだろうね。
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[レビュー]ナツイロココロログの感想
2016-08-19 Fri 00:00
<作品名>    ナツイロココロログ
<製作会社名>  Hearts

ナツイロココロログ

シナリオ構成
S+
攻略キャラは5キャラ。
共通ルートも十分に量があり、各個別も2h程度のシナリオがあるので全体的なボリュームとしては十分と言えるだろう。

【推奨攻略順 : 綺新→小都音→香奈恵→鈴→久遠 】
攻略にロックはないので、好きなキャラからの攻略が望ましい。

CG
S
線は細く淡い塗りだが瑞々しさを感じる絵。
キャラ数が多めだが、各キャラのCGの質や枚数に手抜きもなく、全体的に高レベル。
立ち絵もイベントCGも可愛く丁寧に作られている印象を受ける。

SD絵もある程度存在している。

音楽
S+
Vo曲2曲、BGM35曲という構成。
OPはノリのいい曲でFullで聞きたくなるものとなっている。EDも落ち着いたものとなっておりプレイ後に聞くものとしては十分レベル。
そしてBGMではいろいろ紹介したいものがあるのだが、なんといっても「追鈴」だろう。
鈴√で明らかになるそのタイトルの意味を含め各ルートで大活躍の泣きソング、他のBGMも質が高いものがそろっているので是非聞いてほしい。
他に特筆すべきは鑑賞画面での各BGMにコメントが付いているという事。
こういった小さい気配りが個人的にはかなり好み。

お勧め度
S+
VR空間を舞台に使った近未来作品で少しひねくれた内容になるかと思いきや、思った以上にストレートな恋愛作品。
少しだけ設定や展開に疑問を持ってしまうかもしれないが、全体を通して考えると新鮮味もあり、ある程度感動もできる作品のため、多くの方にお勧めしやすい作品となっている。

総合評価
S+

公式ホームページ
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主人公の嘉人はある日とある女生徒から格闘ゲームの対戦を申し込まれる、早速勝負を行うが、上位ランカーであった主人公でも全く歯が立たず、気づけば電脳研究部に入ることになって――。

入り方こそ少し特殊な物語だが、この物語の大筋は大雑把に言うと、少し先の未来でVR空間『マルチシティ』を舞台として、各ヒロインと『疑似恋愛』を行い、それを現実の恋愛とリンクさせるお話。

面白いのはこの『疑似恋愛』、AI開発の一環として各ヒロインは主人公を模したAIと接してもらうという条件で参加してもらっているのだが、実際はAIでもなんでもなく、本物の主人公だという構図。
共通√ではヒロイン4人と同時にデートしつつ、現実でも部活内でそれぞれの好感度を上げていく、そして個別√に入り次第、デートをするのはそのヒロインだけになり、電脳世界でもリアルの世界でも距離が近づいてゆくことになる。

この話でポイントとなるのは主人公が「嘘をついて」ヒロインたちと恋に落ちているという部分、そしてAI相手だからこそ見せる各ヒロインの行動も見どころだろう。
それぞれのルートでも消化不良な部分もあるにはあるが、おおむねきちんと処理をしている。
個別√ではこの「電脳世界」を使った問題が起きることが多々あり、設定と深く絡めた物語の形にしたことにも交換を感じる。
特にそれが色濃く出ていたのが小都音(ライ)√で、対して一般的な恋愛作品色が出ていたのが綺新や久遠√といえる。その他、サブヒロイン枠として香奈恵√も恋愛に慣れない大人の話が面白く描かれている。

そして個人的に一番評価したいのが鈴√。
今までの要素にプラスして「家族」という括りが入った話になる。
実妹√は数多くの作品にあり、それぞれにいろいろな良さがあるが、この作品ほど切なく兄を思い続けていた作品はあるだろうか。
終盤、泣けるBGMの「追鈴」とともに味合うシナリオは涙腺を十二分に刺激してくれ、このルートのためだけでもこの作品をやる価値はあっただろうと思えるほど。

もちろん共通√の展開の強引さや個別√でのテンポの悪さなど(√によってライターが違うためかなりテイストも変わっていることも含めて)気になる部分は多数あるが、それでも萌えゲーとしてだけではなくシナリオゲーとしても通用作品としての評価を加えられる作品であり、全体的にうまくまとめられている高品質の作品といってもよいのではないだろうか。

コンフィグについては問題・ストレスなくプレイできる水準。

【総括】
全体的なテキストの展開や細かいテイスト詰めの甘さなど、物語として完成とは言いにくいものの、物語自体は十分に魅力的でありこの評価となっている。

(ぶっちゃけコーナー)
何度もいうけど鈴√で泣いてしまったわ。
もちろんほかの√の話もいいのは結構あったんだけどね、それでもあの切ない恋心は予想してなかった。BGMと合わせてやられたら泣いてしまうわ。
各ルートで違いがはっきりしていた事や、ライ√等物語の設定自体を活かした√があったのもやっぱりプレイしていて楽しい。
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[レビュー]オトメ*ドメインの感想
2016-08-12 Fri 00:00
<作品名>    オトメ*ドメイン
<製作会社名>  ぱれっとクオリア

オトメ*ドメイン


シナリオ構成
S+
攻略キャラは3キャラ、共通√も一般的な量であり、個別√も2-3程度。
攻略キャラが少ないため、全体的なボリュームで考えると一般的な作品よりも少し短い程度だがミドルプライスと考えると十二分。
各キャラクリア中にミニシナリオも追加される。

【推奨攻略順 : ひなた→柚子→風莉】
攻略順に特に指定はないため好きな順番でクリアすることが望ましい

CG
S
線が細く淡い塗りの絵。
キャラ数のため全体の枚数こそ少なめだが、質に関しては立ち絵・イベントCG共に安定している。主人公の登場するイベントCGが多いのも特徴的だろう。
SD絵は多数存在している。
立ち絵に目パチ機能あり。

音楽
S+
Vo曲2曲(OP/ED)、BGM20曲という構成。
舞台にあせて弦楽器をつかった高貴な印象を受けるBGMが多く、破壊力のあるものこそ存在しないものの、「Box of the memory」や「Rest time」などの良曲がそろっており、作品の雰囲気を十二分に支える働きはしてくれている。
Vo曲の押しが弱いのが少し残念。

お勧め度
S+
女装主人公物の恋愛学園物。
舞台がお嬢様学校というのもポイントの一つだが、そのあたりに関してはあまり作中でも触れられることはない。全体的に丁寧に作られた作品で、玄人はもちろん初心者にも広くプレイしやすい内容になっている。

総合評価
S+

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父母が死後、祖母に引き取られていた主人公の湊。
その祖母も死んでしまい、天涯孤独のみとなってしまった彼の元に生活の援助と学園に通わせてくれるという少女が現れた、しかしその学園というのはお嬢様学園で――。

物語は比較的にオーソドックスな女装主人公物。
しかしながら、女装事態に対してはバレる等のドキドキをメインにした作品ではなく、あくまで恋愛をメインにした作品。

主人公はメイドだった祖母に育てられたという経験もあり、家事全般スキルが高く、その他運動や勉強の能力が高いという、女の子であれば完璧な女子。
その上性格までいいので、転校直後から多くの同性からも好かれ「お嫁さんにしたい子」No1の座に居座っている。対してのヒロインはそれぞれ多くの問題を抱えており、そういった問題とどう付き合っていくのかが個別√のメインとなっている部分。しかしながら内容は消して重い物でないのも特徴。

攻略ヒロインも少ないが、登場キャラクターも割と少なく、各キャラクターについて密に接することが多くなる。そのおかげなのか、各キャラクターの内面までしっかりと描写できており、久しぶりに体験するしっかりとした『恋愛学園物』の雰囲気が堪能できる。

女装がばれたときの各反応をかなり小さくしているのもポイントだろう。
作品のメインがあくまで「女装」ではなく、恋愛に重きを置いているという事がはっきりと伝わってくる。

共通√も個別√もどちらも読みやすい文章でテンポよく物語が進み、特に共通√終盤の主人公の内面に触れるシーンやその他にも風莉√など思わず涙してしまうシーンもあるほどの出来で、全体的に高レベルといえる。

しかしながら、あえて苦言を呈すとこれは名作ではあるものの神作ではないという事。
人数を絞って恋愛にフォーカスを当てるなら、もっと深くまで切り込むべきだったり、萌えを豊富にしたいならキャラクターを増やすなりの工夫は必要。
少ないキャラで短く簡潔にまとめ、高いレベルの作品にしたこと自体は評価するが、その先があるのがこの分野の作品でもあるので、いい意味で次回以降に期待したい。

コンフィグに不満はなく、楽しくプレイできる。

【総括】
全体的な質が高い作品で、明らかに平均以上のためこの評価となっている。

(ぶっちゃけコーナー)
女装主人公物の作品で「恋愛」だけを武器にここまできれいにまとめてる作品というのも少ないな、少なくとも最近プレイした中では一番”恋愛学園物”っぽい作品
Navel系列の某作品等もとても良い作品ではあるが、あちらには服飾等のいろいろな要素が含まれているしね。
ただ平均的な力が高かっただけで、心に残るかといわれると少し不安。
なにか一つ伝えたい大きなものがあるかないか、だけで物語は大きく変わりそう。
ちなみに主人公は声あり。
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[レビュー]サクラノモリ†ドリーマーズの感想
2016-08-05 Fri 00:00
<作品名>    サクラノモリ†ドリーマーズ
<製作会社名>  MOONSTONE

サクラノモリ†ドリーマーズ

シナリオ構成
S
攻略キャラは4キャラ、暮羽√からの分岐でBAD√も1つ存在。
共通ルートが長く物語の大部分をしめており、対して個別ルートは暮羽√以外は1-2h程度と寂しいもの。

【推奨攻略順 : 初音→真幌→美冬→(BAD→)暮羽 】
攻略順に特にロック等はないものの、暮羽√のみ他と少し違う物になっているので、最後に回したほうが良いだろう。

CG
S
線が細く、塗りがぺったりとした少し独特の絵。
量も質も一般的ではあるのだが、ヒロイン以外のCGが多く用意されていたことは印象的。
作風からか今回は全体的に暗いCGが多く、中には流血等のCGが存在している。
直視できないよう加工はされているものの、苦手な人は多いかもしれないので注意。
SD絵もかなり少ないが数枚存在

音楽
S
BGM29曲、Vo曲3曲(OP/ED/挿入歌)という構成。
OPとEDは電気式華憐音楽集団のかなり癖のある曲だが、対しての挿入歌は涙腺を刺激する良曲。
作風もあってかBGMもどちらかというと悲しい曲や暗い曲が目立つものの、量が豊富なこともあって各ヒロインテーマ等の曲も充実している。

お勧め度
S+
怪物と戦ったりと少し普通の学園ものとは違う作品ではあるものの、その設定自体は割と面白く全体的に新鮮な気分でプレイはできる。
テキストや絵を含めてグロ描写があったりと、苦手な人は苦手かもしれない。
そのほかホラーテイストな部分も大いに含んだ作品なので、そういうのが好きな方にはプレイしやすいだろう。基本は本編が共通ルートと言われるような作品。

総合評価
S

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隣に住む幼馴染のまどかに告白をしたその日に何者かに襲われ彼女が死ぬ、という物語の始まり方をする作品。そのため主人公はかなり闇堕ちした状況からスタートすることになるが、それでも様々な理由もあり完全に人間として終わることは最後までない。
ただ、象徴的な出来事として最初の戦いにて自傷行為をためらいなく行ったりと精神的に少し壊れていることはある。

作中にはボダッハと呼ばれる悪霊(死神)や夢の中での戦いなど作品固有の特殊な設定が出てくる。イベントCGも用意されていたため、戦闘シーンが多いかと思っていたのだがそういうわけでもなく、基本は読ませるシナリオで勝負している。

物語自体は11-13章程度であり、そのうちの10章が共通ルートにあたる。
その共通ルートの評価については全体のなかでも非常に高く、特殊な舞台設定の中でもきちんと展開をさせており、プレイしていて十二分に楽しめるものとなっている。
惜しむべくは作り慣れていないだろう雰囲気を醸し出してしまっていたところ。
それは戦闘シーンしかり、敵の最後を描くシーンしかり。
強くなっていく敵に対して、その処理の方法がだんだんと適当になっている雰囲気を強く感じることが多く、とくにラスボスともいえる相手との試合は頑張りこそ感じるものの、どうしても最初の勢いを思い出すと評価が苦しいものとなっている。
ともあれ、共通ルートに関しては評価が高い。

しかしながら、動きのあった共通ルートに対して各個別ルートは蛇足ともいえるほどのつまらないもになっているのが現状。
大きな敵を倒した反動ともいえるが、各ヒロインの問題が発生しているのは確かなのだが、どうしても「とりあえず」という感覚が抜けず、結果として下手な学園恋愛ものを見ている気分になってしまっている。できることなら今まで使っていた舞台設定をもっと効果的に使った話を追加するべきだっただろう。
暮羽√に関してはそのあたりがかなりマシだったが、どうしても共通ルートの続きというイメージが抜けず、個別ルート自体の話という意味では評価を変えられない。

コンフィグに関しては特に問題なくプレイできるが、できればシーンスキップがほしかったところ。

【総括】
設定自体は面白く、それでいてしっかりとかけている部分はかけている。
泣きシーンも一応ある作品ではあるのだが、それでも慣れない作品のためか不器用な展開も目立つ作品であり、良くも悪くも新鮮な作品であり、この評価が妥当。

(ぶっちゃけコーナー)
まぁ、夢に潜って戦うという設定はわかし面白かった。
特に最初の戦いはいろいろと楽しい部分が多かっただけに、後の展開のハードルが高くなってしまったかな。
まどかの扱いに関しては上手だったように思う、泣きゲーならもう少ししっかりと書きこむべきところもあっただろうけど、今回のメインはそれじゃないだろうしね。
ただ、主体をどこに置いてどこをもっと魅せたいのかは考えていかなきゃいけないのかも、ただのキワモノ作品になってしまわないためにも。
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[レビュー]乙女理論とその後の周辺 -Belle Epoque-の感想
2016-07-29 Fri 00:00
<作品名>    乙女理論とその後の周辺 -Belle Epoque-
<製作会社名>  Navel

乙女理論とその後の周辺

シナリオ構成
S+
ANOTHER√としてブリュエット√が1本(2-3h)
そのほかりそな、メリル、ブリュエットの各After√が1本ずつ(1-2h)用意されている。
ファンディスクなので全体的なボリュームは少ない。

【推奨攻略順 : ブリュエットANOTHER→ブリュエット→メリル→りそな 】
ブリュエットafterのみ、another√攻略後のロックがかかっているが、それ以外の攻略は自由のため、好きなキャラからのプレイで問題ないだろう。

CG
S
安定の硬い質感の絵で、HCGにいつも通りエロさもない。
各キャラの枚数は少ないものの、ブリュエットやアンソニーのイベントCGが多いのが特徴だろうか。

音楽
S
新規追加はVo2曲(OP/挿入歌)、、BGM4曲となっている。
OPは今までのメロディを少し含めたものとなっているので、どことなく懐かしい。
BGMではやはりコレクション時に流れるものが目を引くだろうか、こういったとがった音楽はほかではあまり流れないので、特に新鮮と言える。
もう一つ特徴的なのはBGMの長さが長いところ、基本的にBGMといえば2-3分というのが多いのだが、今回作られているBGMはどれも5分超。曲数の関係もあり正確な評価を下すことはできないが、最後までしっかりと作りこまれたBGMは一聴の価値があるだろう。

お勧め度
S+
このシリーズが好きな人はもちろんプレイをお勧めできるが、あくまでファンディスク。
感動できる部分も多いものの、逆にこのシリーズを続けることはそろそろ無理じゃないだろうか、と感じられる内容でもあり、ある意味シリーズ最後の作品として受け入れるためのものとなるだろう。

総合評価
S

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シリーズ関連ではなんと4作目になる今回の作品。
見どころである各キャラクターの軽快な掛け合いは健在。

再度確認したのは、特徴的なキャラクターを作るのが本当に上手であるという事。
今回だと「難儀ですね」と繰り返し言ってくるあの方でしょうか。
ルビを使ったりと様々な手法によって掛け合いの方法を工夫してくるあたりには一種の尊敬すら覚えてしまうだろう。

もう一つ評価する点といえば、ある意味これがファンディスクの役目の一つだといってもいいかもしれないが、スポットの当たらなかったキャラにスポットを当てるという事。
今回だとアンソニーにスポットが当てられており、今まで語られなかった彼の事をもう少しだけよく知ることができるようになっている。
彼だけではなく当然ではあるが大蔵の親類に関しての話はどのルートでも多く出てきており、ここまでくるといわゆる乙女ゲーに近くなってしまってしまっているかもしれないが、主人公があんな感じなのでさもありなん。
どちらにしろ、サブキャラクターを大切にするというのは、作品をしっかりと形作るうえでおろそかにすることはできないだろう。

少しややこしいのが、√によって明らかになっている事実が異なっていることであり、それによって同じキャラクターであっても、√間で大きく正確(見える部分が)変わっているという事。
作りこみ、という意味でそのあたりをきっちりと仕上げていることには交換を覚える一方で、どうしても気になってしまう裏の顔が見えるところもあるので注意が必要。

全体的に感動できるシーンも多かったのだが、それでも革新的なものという意味では目新しさがないのも事実で、テーマとしてはやり切った感がある。

コンフィグに問題はなく、使いやすかった。

【総括】
ファンディスクということもあり、その中で新しい事があったかどうかを鑑みても、今回はどうしても評価は抑えてしまう。

(ぶっちゃけコーナー)
さすがに4作目ということもあって、残弾が少なくなってきているような気がするわ。
まぁ、今まで以上にいろいろなキャラについて踏み込んでくれたのはうれしいけど、もうそろそろ終わりにしなきゃな、とは思う。
どこかのD.C.みたいなことだけはしてほしくないんだけどなぁ…。
別にあれがすべて悪いとまではいわないけど、新しいものを愛す人間としては、この作品があったうえでまた新しい物を見てみたい、というのが正直な感想。
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